The Power Station | 虚空のスキャット

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自分のことは棚に上げてココロの思うまま、スキャットの如く、愛こそはすべて・・・の精神で綴っていきます。

中学の頃、クラスの半分以上は何かしら、洋楽を聴いていました。マドンナだったり、プリンスだったり、マイケル・ジャクソンだったり、ワム!だったり、カルチャー・クラブだったり、ポリスだったり、デュラン・デュランだったり、ブライアン・アダムスだったり・・・。80年代前半から中盤にかけてです。
ボクもビートルズ大好き少年でしたけど、そういう音楽も聴いていました。
そんな中、「!!!」という感じで(少なくともボクにとっては、ということですが)出てきたのがこの、パワー・ステーション。その名前はこのアルバムが主にレコーディングされた、ニューヨークのスタジオの名前からとられています(「パワー・ステーション」自体は「発電所」という意味)。

Power Station (W/Dvd)/Power Station

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これはデュラン・デュランが活動休止していた際に、ジョン・テイラーがまとめ役になって動いたプロジェクト。デュラン・デュランのアンディ・テイラー、シックのトニー・トンプソン、そしてロバート・パーマー。プロデュースがシックのバーナード・エドワーズ。異色の組み合わせにまず、ビックリ。もう、デュラン・デュランのふたり以外は鬼籍に入られているのを見ると、時代を感じずにはいられません。
ロバート・パーマーのことはこのアルバムを聴くまで、ボクは知りませんでした。シックだって、きちんと聴いたことはなかったし。まず、(多くの人がそうだったと思うけど)デュラン・デュランのメンバーのプロジェクト、ということで注目が集まったはず。
肝腎の音楽ですが、これがカッコイイ。まず、それが第一印象でした。それは今も変わりません。洗練された刺激的な音楽に聞こえました。しかもヘンにチャカポコしていない。しっかりと地に足が着いている、そんな印象を受けました。これはバーナード・エドワーズの功績だと思います。
それとアンディ・テイラーって、こんなにギター、弾けるのねということもビックリ。デュラン・デュランというバンドの音楽自体、あまりギターでギュインギュイン!という感じの音楽ではないだけに、彼の演奏能力はわかりませんでしたけど、これは・・・と思いました。ヴォーカルも一曲、担当しています。スティングっぽい感じです。結局、彼はこの後、デュラン・デュランを脱退しますけど、わかりますね(その後に再結成しましたが)。こういう感じで彼はギターを弾きたかったんでしょう。それは、デュラン・デュランというバンドの枠では表現し切れなかったのだと思います。
それからトニー・トンプソンのドラムがこのアルバムのオトを特徴づけています。シャープでヘヴィ。そこへジョン・テイラーのベースが見事に絡んで独特のグルーヴを出すことに成功しています。
そしてロバート・パーマーのヴォーカルの熱いこと。気負いすぎていないけど、いい意味でかっこつけている感じのヴォーカルがバックのサウンドにピッタリでした。
曲数が8曲ということで、当時ですら「少なっ!」と思いましたが、埋め草のような曲を入れるくらいなら・・・とも思いますし、「もっと聴きたい」という気持ちにさせてくれるのはありがたいことです。
このアルバムのヒットを受けてツアーが行われましたが、ロバート・パーマーはスケジュールの都合等がつかず、不参加(マイケル・デ・バレスがヴォーカルを担当)。残念でした・・・。
あと、後に続編も作られましたが、そちらにはこの最初のアルバムほどのインパクトが残念ながら、感じられませんでしたねぇ。
それだけに貴重な一枚デス。もしまだこのアルバムを聴いたことのない方は、ぜひ♪
今日は「Some like it hot」(The Power Station)がよかったです。ジョン・テイラー、アンディ・テイラーがかっこいいのはもちろん、ロバート・パーマー、トニー・トンプソンのシブいことといったら!
ちなみに、かのマリリン・モンローの代表作『お熱いのがお好き』の原題はコレ。
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