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自分のことは棚に上げてココロの思うまま、スキャットの如く、愛こそはすべて・・・の精神で綴っていきます。

村上春樹の新刊『1Q84』が絶好調のようです。
実際、一気に読了しましたが、読む者をひきつけて離さない一冊です。完全に読んでいる間はインヴォルヴされましたね。
もう四半世紀、彼の作品を読み続けている小生としては嬉しくないはずがありません。でもなぁ・・・とも思います。
彼自身に問うたところで、「昔と別に変わりませんけど」と言われてしまいそうですが、なんだか気がつくとノーベル賞の候補だとか言われたり、いつの間にか「大家」になってしまっていて、なんだか遠くに行ってしまったような気がします。教科書の文学史にしっかりと出ているんですからね。
今回の新刊にしても売行きもフツーじゃないし。確かに売り出すまでに余計な情報を与えず、ある種の飢餓状態を煽って発売したのはさすが・・・ですけど、できればコソっと発売するのも彼らしいかな、と勝手に思っています。
前は『村上朝日堂』のような軽めのエッセイがあったりして、それなりの親近感があったんですけど、最近のエッセイは当然、こちらも変わっているように、彼自身のノリというか、スタンスもビミョーに変わっているのでしょう。ちょっと距離感を感じますよね。
だからって、彼の作品が嫌いになるということはないです。ただ、何度も言うように超の字がつくくらいメジャーになってしまって、ある種の寂しさを感じているだけです。勝手なものですね。
どちらにしても彼の新刊が出ればジャンルを問わず、読むだけなんですけどね。
今日は「Just because」(John Lennon)がよかったです。