オール電化の賃貸マンション
このブログでは、何度か僕の友人の女性の話が出てくる。彼女の場合、家族と一緒に生活していたが、それが本人にとって良くないことと思っていた。なんとか彼女が単身で生活できる方法を考えていたのである。
彼女自身もそう思っていたらしい。ある時、賃貸マンションでも探して1人で生活してみましょうか?ということになった。本人はマンションを買っても良いと思っていたらしい。しかし、僕の考えは少し違っており、マンションを買うべきではないと思っていた。
理由だが、まず2000万前後の大きな金額の出費である。彼女は1億は持っていないので、その額は決して小さなものではない。だから、もしそれだけの金額を使ってしまったら、女性でもあるし、きっと時間が経ってショックを受けると思う。それと、もう1つ、この方が重要だが、もし偶然、同じマンションの住人が変な人だったりすると、出て行かざるを得ないということもありうる。そんな人にいろいろ干渉されたり注意されたりしたら、たぶん精神症状にかなりの悪影響を及ぼす。
実際、彼女は睡眠のバランスが悪く、夜間あまり眠れないでずっと起きていることもあるので、物音で周囲から注意を受ける可能性もある。現在の社会状況だと、マンションを買ってすぐ売ったりすれば、かなりの損失が出ることは間違いなかった。ただ、賃貸マンションを借りるのもかなりの制約があると感じた。彼女の場合、プチ鬱というか希死念慮が発作的に出たり、実際、眠剤をまとめて飲むようなこともあるので、
①高層階の部屋は凶。
②オール電化のマンションが望ましい。
③自宅に近いこと。
①はもちろん飛び降り自殺を避けるため。しかし女性なので1階や2階の部屋は防犯的な面で不安だ。②についてだが大量服薬し眠り込んだまま火災を起こし死ぬとか、大火傷するのは絶対避けたい。とか考えているうちに、勝手にある新築マンションを申し込んでしまった。
いったい何考えてんの?
もう手付金10万円を支払っていたので、僕はもう買うのも仕方がないと思っていたのだが、ほぼ同じようなことを家族も考えていたようで、周囲の説得で止める気になったようだ。あれほど注意していたのに10万の損失。
そういうお金があるなら、僕にくれよと言いたい。
僕は知り合いの不動産屋に相談し上記①②③を満たす賃貸マンションを探してもらうことにしたが、実際、賃貸でしかもオール電化マンションはワンルームならともかく、2LDKくらいのものは全然ないのだという。なぜ2LDKなのかというと、彼女は比較的お金を持ってるうえに、洋服とかそういうのが多すぎて、ワンルームでは暮らせないのである。
10万の損失を出したあとも、しばらくしてまた新築のマンションを業者と見に行くようなスケジュールを入れたりとまとまらない。当時はやはりプチ躁状態といわざるを得なかった。彼女の場合、双極性障害がラピッドサイクラーになっており、しかも躁鬱混合状態も交えるタイプなので、一筋縄ではいかないのである。しかしおしなべて言えば、1年前よりはずっと良い。希死念慮なんてほとんどなくなり衝動行為もずっと減少している。
それでも信用できない。
彼女の場合、30分とかあるいは数時間単位で「挿間性の抑うつ発作」みたいなものに襲われることがあるからだ。
現在の処方
デパケンR 600mg
エビリファイ 6mg
リボトリール 2mg
トリプタノール 75mg
フェノバール 40mg
他、眠剤と便秘薬程度になっている。あとバッチフラワーとエゾウコギをダブルで使用。バッチフラワーはレスキューとウイローとマスタード、あとホワイトチェストナットとスイートチェストナットを時々飲んでいる(みたい)。彼女の場合、確実に良いと言えるのは、デパケンRとエビリファイとバッチフラワーだろう。(オーリングではデパケンRとエビリファイとバッチフラワーのすべてのアンプルが陽性で、トリプタノールは陰性なのである)
最近、フェノバールを追加処方したら眠りがかなり良くなった。この人には抗てんかん薬がある程度必要と思った。そうこうしているうちに、マンションが見つかったのである。2LDKでしかもオール電化で3階。不動産屋のおばちゃんが彼女にそのマンションを紹介したら、けっこう気に入ってくれてすぐに決定。本当にほっとしたよ。新築の契約の心配がなくなるから。
忘れないように書いておくが、もし彼女が自殺したら僕は泣くぞ。
ここまで努力したとか、面倒を見てやったとかそういう問題ではない。そういうものを超えたものがあるのだ。そういう事態になったら、僕の精神科医としての技量を否定されてしまったとか、まあアイデンティティのようなものだろうが、すさまじい喪失体験があると思うよ。
それは、僕自身の心の問題でもある。
参考
あけましておめでとうございます。
薬物に対するプラスのイメージ
子供の頃から希死念慮が続いている人
子供の頃から希死念慮が続いている人(補足)
バッチフラワーレメディ
彼女自身もそう思っていたらしい。ある時、賃貸マンションでも探して1人で生活してみましょうか?ということになった。本人はマンションを買っても良いと思っていたらしい。しかし、僕の考えは少し違っており、マンションを買うべきではないと思っていた。
理由だが、まず2000万前後の大きな金額の出費である。彼女は1億は持っていないので、その額は決して小さなものではない。だから、もしそれだけの金額を使ってしまったら、女性でもあるし、きっと時間が経ってショックを受けると思う。それと、もう1つ、この方が重要だが、もし偶然、同じマンションの住人が変な人だったりすると、出て行かざるを得ないということもありうる。そんな人にいろいろ干渉されたり注意されたりしたら、たぶん精神症状にかなりの悪影響を及ぼす。
実際、彼女は睡眠のバランスが悪く、夜間あまり眠れないでずっと起きていることもあるので、物音で周囲から注意を受ける可能性もある。現在の社会状況だと、マンションを買ってすぐ売ったりすれば、かなりの損失が出ることは間違いなかった。ただ、賃貸マンションを借りるのもかなりの制約があると感じた。彼女の場合、プチ鬱というか希死念慮が発作的に出たり、実際、眠剤をまとめて飲むようなこともあるので、
①高層階の部屋は凶。
②オール電化のマンションが望ましい。
③自宅に近いこと。
①はもちろん飛び降り自殺を避けるため。しかし女性なので1階や2階の部屋は防犯的な面で不安だ。②についてだが大量服薬し眠り込んだまま火災を起こし死ぬとか、大火傷するのは絶対避けたい。とか考えているうちに、勝手にある新築マンションを申し込んでしまった。
いったい何考えてんの?
もう手付金10万円を支払っていたので、僕はもう買うのも仕方がないと思っていたのだが、ほぼ同じようなことを家族も考えていたようで、周囲の説得で止める気になったようだ。あれほど注意していたのに10万の損失。
そういうお金があるなら、僕にくれよと言いたい。
僕は知り合いの不動産屋に相談し上記①②③を満たす賃貸マンションを探してもらうことにしたが、実際、賃貸でしかもオール電化マンションはワンルームならともかく、2LDKくらいのものは全然ないのだという。なぜ2LDKなのかというと、彼女は比較的お金を持ってるうえに、洋服とかそういうのが多すぎて、ワンルームでは暮らせないのである。
10万の損失を出したあとも、しばらくしてまた新築のマンションを業者と見に行くようなスケジュールを入れたりとまとまらない。当時はやはりプチ躁状態といわざるを得なかった。彼女の場合、双極性障害がラピッドサイクラーになっており、しかも躁鬱混合状態も交えるタイプなので、一筋縄ではいかないのである。しかしおしなべて言えば、1年前よりはずっと良い。希死念慮なんてほとんどなくなり衝動行為もずっと減少している。
それでも信用できない。
彼女の場合、30分とかあるいは数時間単位で「挿間性の抑うつ発作」みたいなものに襲われることがあるからだ。
現在の処方
デパケンR 600mg
エビリファイ 6mg
リボトリール 2mg
トリプタノール 75mg
フェノバール 40mg
他、眠剤と便秘薬程度になっている。あとバッチフラワーとエゾウコギをダブルで使用。バッチフラワーはレスキューとウイローとマスタード、あとホワイトチェストナットとスイートチェストナットを時々飲んでいる(みたい)。彼女の場合、確実に良いと言えるのは、デパケンRとエビリファイとバッチフラワーだろう。(オーリングではデパケンRとエビリファイとバッチフラワーのすべてのアンプルが陽性で、トリプタノールは陰性なのである)
最近、フェノバールを追加処方したら眠りがかなり良くなった。この人には抗てんかん薬がある程度必要と思った。そうこうしているうちに、マンションが見つかったのである。2LDKでしかもオール電化で3階。不動産屋のおばちゃんが彼女にそのマンションを紹介したら、けっこう気に入ってくれてすぐに決定。本当にほっとしたよ。新築の契約の心配がなくなるから。
忘れないように書いておくが、もし彼女が自殺したら僕は泣くぞ。
ここまで努力したとか、面倒を見てやったとかそういう問題ではない。そういうものを超えたものがあるのだ。そういう事態になったら、僕の精神科医としての技量を否定されてしまったとか、まあアイデンティティのようなものだろうが、すさまじい喪失体験があると思うよ。
それは、僕自身の心の問題でもある。
参考
あけましておめでとうございます。
薬物に対するプラスのイメージ
子供の頃から希死念慮が続いている人
子供の頃から希死念慮が続いている人(補足)
バッチフラワーレメディ