非定型抗精神病薬の処方ランキング(アメリカ) | kyupinの日記 気が向けば更新

非定型抗精神病薬の処方ランキング(アメリカ)

現在のアメリカでの非定型抗精神病薬の処方ランキングでは、売り上げベースだとセロクエルが1番になっている。

1、セロクエル
2、リスパダール
3、エビリファイ
4、ジプレキサ


このうち、ジプレキサは徐々に減少しており、セロクエルとエビリファイがかなり伸びているらしい。リスパダールは横ばいないし漸減。セロクエルは処方数も増えていると思うのだけど、1人当たりの処方量が数年前よりも増加しているのが関係しているのではないかと。その逆に、リスパダールは1人当たりの処方量が数年前より減少している。

エビリファイはジプレキサを抜き去ったようであるが、イーライ・リリーに言わせると、そうではないと。切り口が違うんだそうだ。よくわからんが、処方数とかそういうことを言っているのかもしれない。この感じだと、数年後はセロクエルとエビリファイの争いになりそうな感じである。

セロクエルがトップで処方量が多いのは当然だと思う。うちの病院でもたぶん金額的には一番多い。EPSの副作用が最も出現しにくく、処方時に極端な失敗が少ないのが良い。薬効的には不満な面もあるが、定着率が高いと思うのである。もし、エビリファイがアメリカでトップになったなら、とてつもなくすごいと思う。エビリファイはメイド・イン・ジャパンだし。

やったね、菊池研究員。
大塚製薬は100億くらい臨時ボーナスを出しても良いくらいだ。エビリファイは、各国で数々の賞を取っているという。すべての薬物の中でも値打ちと言う意味では傑出していると思うのである。

参考
ポトキンデータ(エビリファイ・その6)
双極性障害適応状況(アメリカ)