HSPにしかできないこと。それはなに。 | まだやりたいことがある!人へ。 判断力と生命力を支える神経系コンディションマネジメント

まだやりたいことがある!人へ。 判断力と生命力を支える神経系コンディションマネジメント

東京藝大卒・元ソニーミュージックディレクターの皆川公美子が届ける、女性リーダーのための「神経系アップデート」。最先端の神経科学と愛着理論から、脳の過緊張(食いしばり)を解放し圧倒的な器を創ります。

 HSP/HSC プロデューサー、国家資格キャリアコンサルタント皆川公美子です。

 

ここのところ強みの話をしています。

 

強み は生まれつき持っている資質のなかで

役に立ったり

お金をかせげたりする一角のこと、とここでは定義しますね。

 

仕事につなげたときに

使えるツール、みたいなイメージです。

 

 

(資質・素質・強み・能力・才能 このあたりの言葉は

団体によって、サイトによってかなり使い方の定義が違っています。

就職戦線でも頻繁に使われる言葉ですが、サイトによっても定義が違う、

いわゆる混沌エリアですw)

 

 

 

資質・・・生まれつきの性質。生まれつき。天性。  

(岩波国語辞典より)

 

この時点では資質は、『役に立つ』方向の意味合いはありません。

ただそうである、というだけ。

 

背が高い家系

 

共感しやすい資質

 

慎重な資質

 

そういうものは、ただそうであるというだけであって

社会や自分の価値観がのったとたんに

才能であるか

だめな資質であるか

が決まります。よね。

 

 

慎重??そんなものは、ただの臆病じゃないか。

 

というひともいれば

 

慎重な経営者こそが生き残る。バブルのころの投資で

その後のあまたの企業の運命がきまったことを思い出してごらん。

という人もいます。

 

 

そういう意味では

 

HSPという資質も同じことです。

 

神経処理が深い。

 

ということを

 

プラスにとらえて人生や仕事に活かすのか、

 

「考えすぎてしまう」

 

「人の気分に囚われすぎてしまう」→こちらはトラウマや愛着が関係している可能性ありますHSPさんの【生きづらい】は、二階建て心理構造が原因

 

 

「繊細なんていやだ、ほかの人と同じがよかった」
 
とという地平にとどまるのかは

その方の貴重な人生設計ですので

その方の自由です。

 

 

 

 

ここからは

 

 HSPは才能かもしれないね、と捉えるヒントを提示できればと思います。

 

 

・ずっと思いを巡らせている。物事の背景や、事実関係の関連性を考えるのが大好き。

 

というHSPさんは

 

リスクも含む、壮大な物事の地図があたまのなかにあるはずです。
知るべきは、その大きな地図がない人もいる!ということ。
だからその人から「考えすぎ」という言葉がでるのです。

 

自分のあたのなかにあるその壮大な考え事を

どんどんアウトプットしましょう。
 
メリット

① アウトプットすることで自分の考えも不思議なことに整理されます

② まわりの人にこの人ここまで考えているんだということを正しく知ってもらえたら、

  それを利用して新しい何かが始まる。

 

リスク

① いくら説明しても、その壮大な地図を理解できない人もいる。逆ギレされる、嫉妬される可能性もある。でもそれは脳の違いであって優劣ではないということを理解する。

 

結論

理解してもらえそうな人と、建設的な関係を築くのがいい。

 

 

 

 

・間違いを指摘したり、避けたりすることが得意。

 

会社のプロジェクトにおいても

家庭のなかでも

 

「それで、大丈夫?」と聞くことが多いのではないでしょうか。

 

これがこのままいいくとどうなるかが想像できてしまう。

【やばい、このままいくと】【この要素がたりないじゃない】というアラートは扁桃体さんの大きな機能です。

 

メリット

どの仕事であっても、

会社員であっても自営であっても、

この機能を持っている人は、動きはゆっくりですが確実に進むことが可能です。

非HSPさんは概して飛び込むのが得意ですが(リスクを気づかないでしれっと行く、もある。羨ましい鈍感力です)、失敗して 壁にぶつかることも多い傾向にある。

でもこのリスクをさけることにたけた一群は、ゆっくり進路を見極めながら

スピードが遅いけれどもそれほど失敗せずにいく、という人が多いようです。

もちろん仕事内容やその場の構成要員にもよるわけですが。

 

 

リスク 

大丈夫??だけで止めると、いたずらに相手を不安にさせたり怒らせたりするので、

自分はこのことを「このように捉えてます」と伝えることを忘れない。

そのサイトマップのような心の思考地図を見せずにいきなり話出すと

単なる心配性、ととられる。

 

 

・とても良心的な仕事ができる

 

メリット

相手に頼まれたことを、いいかげんに済ませることをしないで

誠意をもって最後までやりとげる、という気持ちをもったHSPさんはとても多いです。

それだけ、今の時代に一番必要な「信用」や「信頼」をとりつけることは

得意だと思います。

 

実例です。先週、リアル店舗に出向き家具を頼みました。

細部まで見て、仕様はBがいい、とお願いして

HSPでずさんな仕事がきらいなわたしは、これまでの数々のトラウマから、

商品コードの下にわざわざ仕様Bと文字で書いてもらいました。

なのに1週間後に到着したのは仕様Aでした。
世の中の仕事って、こういうの、多いですよね。
違います、と電話をかけ、証拠として書いてもらったことを伝え、

伝言で納期の伝達を依頼し、折り返してきてわたしが出られなかった電話で

今度は色が違いました。

わたしはこの色がいいと売り場でやりとりしたにもかかわらず、です。

受けたおじさんは、自分がラックを組み立てる仕事をしていたので

わたしの注文など受けたくなかったのでしょう。

 

上記のような例は、とてもよくあることではないでしょうか。

 

細部やその人の希望を、受け取るようで受け取っていない。

やはり神経処理の深さが全く違うのだ、と自分に言い聞かせますよね!!笑

HSPさんの仕事は上記とは真逆だと捉えていただいていいと思います。

相手のニーズをくみとり、出会った時間のなかで最大限の努力をする。

誠心誠意 というのはその人のエネルギーとなって人に伝わりますし

人はそういう誠意を感じられる人やサービスを選ぶように

時代は転換しています。

 

誰から買うか、がとっても大事な時代。

信頼されやすいのがHSPさんの特技のひとつです。

 

 

リスク

けれども良心的な仕事をするには、境界線も大事です。

自分がどこまでの仕事をやるのか

週末の時間や

家でのリラックスタイムをけずって

会社の仕事やサークルの仕事をする人も多いのではないでしょうか。

もちろん「やりたいこと」であれば、それは人生の栄養なわけですから

やったほうがいいでしょう。

わたしも仕事が大好きなので夜中までなんだかんだやりたいです。

でも、それで疲弊するようでしたら「きっとやりたくない」こと

または「身体の限界を超えている」なのではないでしょうか。

 

やりたくないことに時間を使いすぎるのは

境界線が脆い証拠です。

自分はどこまでなのか、自分というのはどんな希望をもっているのか、

はっきりと自覚して線をひきましょう。
相手がどういう状況にいるのは、その人が人生のなかで選んでやっていること、です。

 

 

・まわりの人の気分を察知することができる

 

これは「不都合なこと」として扱っている人が多いのではないでしょうか。

境界線の問題が解決できれば

メリットとして扱っているひとも実は多いです。

 

メリット

 

事業を展開するのに、ニーズを察知する=お客様の気分や希望を察知するのは

絶対に絶対に必要な能力です。

 

サービスをリリースしてから

もちろんご感想などをいただいて、それを分析するというのも必要ですが

例えばわたしの場合は、仕事をしていてだいたいお客様の気分がつたわってくるので

分析などしなくても、その先の仕事精査の方向がわかります。

サービスの方向はそうですが、その方ご本人の「言葉にならない本心」もわかりますので

それはもちろんセッションやライティング講座でいかんなく発揮できます。

それが思い込みである場合ももちろんあるかもしれませんが、

ドンピシャだったときは「きてよかったです!」「あ〜〜〜すっきりした!」などの

言葉でクラアントさんの目がキラキラするのですぐに答えがわかります。

 

そのほかに経営者ですと

従業員の気持ちがわかるので、細かいニーズを人事に適用することができる

ネガティブなことで精神を病んでいくまえにわかるので

それに対して対処することができる、

精神的な居心地を会社につくることができる、

などの強みとして利用している方達がいます。

 

デメリット

 

自分の気持ちと人の気持ちの境界線がわからない

=人の希望であって、ほんとうは自分のやりたいことやしたい方向ではないのに

相手の希望をかなえることに寄っていってしまう。というのはよくあるHSPさんのお悩みです。

 

 

こちらは親子の関係=愛着

(親ののぞみを察知して大学や会社などを決めるとか)


後天的なトラブルやつまづきに端を発する=発達性トラウマ
(かわっている、人と違うことを過度に怖がるような親の発言のもとに

人に合わせなきゃモードが働きすぎているような場合)

であることも多々ありますので

それを解決していくことで

人生のメリットとして使うことができます。

 

 

ここまではHSPさんがほとんど持っている代表的な特性について

 

メリット側から見るとどうなるか
デメリット側から見るとどうなるか

というのを示しました。

 

 

ここまできて

 

 

HSPはどういう仕事に向いているか、

というより、

その神経系をどう仕事に活かしていくか、

逆の発想が必要だと思いませんか。

 

 

社会の枠にきっちりとはめるのはマイノリティ側の人間には難易度が高いです。

左ハンドルの車なのに

右ハンドルの駐車券しかないショッピングセンターに毎日行くのはつらいでしょう?

 

強みと自覚したことを

社会に対して売っていく、という覚悟が必要です。

 

それは会社員や就業のスタイルでも
起業や自営などのスタイルでも同じこと。

 

それは自分の神経系を認めメリットとしてそれを利用することができたのちに

やってくるものだということも言えるかもしれませんね。

 

 

 

でもどういう仕事は向いていないか、というのは言える部分もあります。

次回はそのことについて書こうと思います。
 
 

 

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