2024年6月前半、福島から栃木に向けて一人で湯めぐり旅をしたシリーズ、その11。
ここから二日目の行程に入ります。
その前にいつものここまで行程リンク集からどうぞ。
岩瀬湯本温泉「源泉亭 湯口屋」をチェックアウトした後に向かったのは、前日にも訪れていた湯野上温泉。
こちらに立寄りだけれども貸切で入れるお風呂があると聞き、訪れたのが「ホテル大島」。
会津鉄道「湯野上温泉駅」から徒歩2~3分の距離にある。
こちらはこの館内↑にも男女別のお風呂があるが、そちらは宿泊者専用。
立寄りだと別棟にある湯小屋をまるごと貸切って入浴が可能という太っ腹なお宿。
湯野上温泉 ホテル大島
立寄りでもそういう仕切りなので、基本的に事前に要予約。
その立寄り可能時間は10時~15時。
ぼくは10時に予約しておきました。
立寄り入浴料は700円。貸切でこの料金は入る前から安すぎるでしょう![]()
その独立した湯小屋は道路を挟んで向かい側。
湯野上温泉で湯小屋が道路を挟んであるパターンといえば「えびす屋旅館」もそうだったな~。
あちらは貸切ではなかったけれども。
この湯小屋、阿賀川沿い。
写真↑の左下方面に川が流れております。
浴槽からの眺めが期待できそう![]()
では中へ入って施錠。
なお、こちらは基本撮影禁止。
何でもグループで貸切って動画を撮影し投稿などやりたい放題やられたことがあったらしい![]()
ぼくはご主人に許可を取り、静止画のみ撮影させてもらうことに。
そういうわけで当たり前だけれども終始独り占め。
特に何時までとは言われなかったけれども、常識的に1時間以内でしょうね。
ひとり分の700円でなんだか申し訳ないです(^^;
湯小屋には内湯と露天風呂が1つずつ。
そうなんです、そこも贅沢![]()
まずは内湯へ。
手前に独立した洗い場が。
4人がゆったりと使える広さ。
恒例のカランチェックをしたものの、お湯になりませんでした(^^;
もう少し出しっぱなしにしたらよかったのかもしれないけれども、湯舟からかけ湯をすればよいのでチェックは中止。
浴場内にも洗い場は2セットあり。
それよりなにより、床の豆タイルが素晴らしい![]()
そこそこの年季はあるでしょうが、清潔感もしっかり。
そうなれば浴槽も美しいタイル仕様。
規模は3人ぐらいまで。
露天風呂もあるのでこの大きさで十分でしょう。湯は新鮮さが保たれるし。
浴槽からはしっかりオーバーフロー。
写真だとちょっとわかりづらいかもしれないけれども、そこそこの量でしたよ。
ではその源泉のお話。
美しく澄み切った無色透明な湯は源泉名が「湯野上温泉 居平貯湯槽 1,2,3,5,8号源泉混合泉」。
前日に立寄った「民宿 橋本屋」と同じ湯野上温泉で広く配湯されている源泉。
ただし掲げてあった分析書は平成10年のもの(橋本屋は平成30年分析)。
どちらを採用しようかちょっと迷いつつ、ここでは掲げてあった平成10年のものから数値を拝借することに。
比べてみるのも面白いかと。
で混合泉の状態で、源泉温度57.3度、pH8.2の単純温泉。
成分総計は0.4658g/kg。
この湯を完全かけ流しにて使用。
浴槽温度を測ってみると。。。
44.2度となかなかに熱め。
入れない人は浴場に置いてあるホースで加水をすればよいでしょう。
個人的にはこれぐらいならまだ楽しんで入れる温度![]()
岩を重ねた湯口部分には穴が開いていたがそこからは湯は出ておらず、壁に沿って垂直に設置されたパイプの下から浴槽内投入。熱めといい湯口といい、これも「民宿 橋本屋」に似ている。
ほぼ無臭~ごく僅かに芒硝っぽいニュアンスの香り。
僅かに塩味を感じる程度。
このあっさり風味が湯野上の湯。これで極上![]()
しっかりとしたスベスベ感。
熱いけどやっぱりよい湯だな~![]()
熱めなのは長湯をしたくて回転が悪くなることを防ぐ意味もあったりするのかしないのか。
さて、露天風呂の入口の1つは脱衣所から。
このドアを開けるとご覧の浴槽。
外側は曇ったアクリル板で囲われているので浴槽に浸かると外は見えづらくなるものの、立ち上がれば阿賀川の清冽な流れが眼下に楽しめる![]()
この露天風呂へのアプローチはもう一つ、内湯の窓から。
ドアでなく窓なので、またぐ必要あり。
そして目の前に見える階段はロープが張ってあって上には上れませんでした。
上に浴槽があったりはしないので、追及はせず。
使用源泉は同じで、こちらも完全かけ流し。
浴槽の温度を測ってみると。。。
44.3度と内湯に負けず熱め。
湯口も内湯と同じく、浴槽内投入。
写真↑だとわかりにくいと思うけれども、写真真ん中やや上にある白いパイプから出ておりました。
ここで成分の数値を簡単に抜粋。
陽イオンはナトリウムが112.7mg、カルシウムが13.6mg。以下カリウム2.5mg、マグネシウム0.3mg、リチウム0.1mgなど。
陰イオンは硫酸が110.2mg、塩化物が80.4mg、炭酸水素が59.3mg。以下フッ化物1.3mg、硝酸0.7mg、臭化物0.1mgなど。
非乖離成分はメタケイ酸が73.2mg、メタホウ酸が10.9mg、メタ亜ヒ酸もあり0.4mg。
平成10年も30年も分析値にさほどの差は無し。
湯野上の湯を貸切でゆっくり味わえるこちら。
泊まると本館にある他の内湯も楽しめるわけで、泊まってみたくなりますなぁ![]()
福島の温泉話はここまで。
次回から栃木県のお話が少々続きます。
湯野上温泉 ホテル大島
福島県南会津郡下郷町大字湯野上字大島乙63
0241-68-2311
立寄り入浴料 700円(貸切)
10時~15時 要予約
<源泉名:湯野上温泉 居平貯湯槽 1,2,3,5,8号源泉混合泉>
単純塩泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
57.3度
pH8.2
成分総計 0.4658g/kg
澄み切った無色透明
ほぼ無臭~ごく僅かに芒硝っぽいニュアンスあり
僅かに塩味
しっかりとしたスベスベ感あり
完全かけ流し
2024年6月入湯
※数値はH10の分析表より




























