「電氣菩薩」…なんと日本酒の名前である。
しかも純米大吟醸。
一般の方はほとんど知らないだろうし、いわゆる王道の日本酒マニアの中でもこの酒が話題に上ることは少ないだろう。
かく言うぼくの日本酒アンテナ(?)にもこの酒は引っかかってこなかった。
すなわち、知らないままご相伴に預かったのである。
ではいい加減な酒かと言うと、もちろんそうではない。
今飲むべき東北は岩手の「喜久盛」という酒を醸す、喜久盛酒造 の最上級酒に位置されている。
それにしてもおよそ日本酒の名前としてはまったくイメージの湧かない「電氣菩薩」とは一体どこから来たのか…。
上の喜久盛酒造のリンクをたどった方はトップページに一瞬面食らうであろう。
このセンスを覚えておいて欲しい。
まずはその「電氣菩薩」の箱がこれだ。
このロゴを見てピンと来た方がいたとしたら、その時点で命名の由来もお分かりだろう。
名付人は、特殊漫画家の根本敬氏。
もちろんこのロゴも氏の作品。
「電氣菩薩」という酒の命名に至る話はこちら をご覧いただきたい。
http://www011.upp.so-net.ne.jp/TOKUSYUMANGA/text/genre126.htm
リンクに飛んだ方はもうご覧になったわけだが、ラベルはこれだ。
このラベルを見て「あぁ~~~~~っっ!!!」って叫んだ方。
その方とは必ず友達になれる気がする。
真ん中の変な大仏。
サブカル世界の中でもはや伝説のモチーフ。
お宝スポットの最高峰とも言われた、幻の「大滝ランド」の大仏なのである!
「大滝ランド」は一般的にはキャンプ場、あるいはレイヴパーティの会場などとして知る人ぞ知るスポットであったことがあるが、実はそれ以前にカルトスポットとして伝説の地位を築いていた。
なぜ伝説なのか。
それは営業される前に倒産した、一大宗教テーマパークだったのだ。
ぼくはまだ廃墟として残っている間に2回訪れた。
そのときの写真がこれだ。
このハリボテ的大仏が風雨で変色した感じは、「電氣菩薩」のラベル写真とほぼ同時期と思われる。
作ってから壊されるまで(そう、今は跡形も無い)を考えるとその期間はさほどなかったはずなので当然なのだが。
この大仏の中はいわゆる「地獄極楽巡り」の展示になっていた。
もちろん廃墟なわけだから、その「地獄」の展示はスゴイことになっていた。
せっかくだから一枚。
テーマパークというぐらいで、他にも色んな施設を作ろうとしていた。
プールがこれだ。
・・・・・・・。
伊豆の山奥のさらに奥にこういうものがひっそりあったのである。
恐竜と大仏の位置関係がこれ。
とある建物の中から撮ったのだが、それについてはちょっと言えない。
…ああ、ぼくの青春の1ページがよみがえってしまった。
まさに「電氣菩薩」の力!
さて、肝心の酒のインプレッションは…。
ここまで名前とラベルで盛り上がってしまったんで、蛇足になるから省略。
きっちりと大吟醸系のすっきりとした味わいだった。
スペックなどは上の酒蔵のリンクからどうぞ。
それにしても訳も分からずジャケ買いをしてしまうと、中身とはかなりギャップがあるかも![]()
それでもって丁寧な仕事をした杜氏はどう思ってるのか聞いてみたい![]()
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