浮気、不倫問題専門カウンセラー河野匡利です。
*妻が情緒不安定を乗り越える5つのステップを追記更新しました。
夫の不倫が発覚して、夜も眠れず、心がかき乱されていませんか?
「もう無理」「許せない」と夫を責め続けてしまうのは、あなたがそれだけ傷ついた証拠です。
ですが、一つだけ知っておいてほしいことがあります。
実は、夫が不倫相手にさらに逃げてしまう最大の引き金は、不倫相手の魅力ではなく、発覚直後の「夫婦の向き合い方のズレ」にあるケースが非常に多いのです。
あなたが感情をぶつけすぎてしまうことで、夫が「自分は妻に必要とされていない」「やっぱり妻とは合わない、やっていけない」と思い、心身の安らぎを求めて不倫相手に逃げ込んでしまう。
この状態が、不倫関係に拍車がかかってしまうのです。
不倫発覚からの半年〜1年という「正念場」で、あなたが避けるべき行動と、夫の心理の裏側について、現場の事例をもとにお話しします。
不倫発覚後、妻の心が不安定になるのは当然のこと
バレた後、夫がどう向き合おうが、夫への恨みつらみが拭えないくらい妻の心は安定しない。
だからどうしても言い過ぎたり、やり過ぎたりする。
「あなた(妻)は何も悪くない」と言う夫たちもいますが、「じゃあなぜ、あなたは浮気したのか」と腑に落ちない妻。
夫を問い詰めれば問い詰めるほど、妻を傷つけるこんな言葉も出てくる。
「彼女とは別れられない。」
「あなたとは無理。やっていけない。」
「もう自由にさせてくれ!」
「俺を縛り付けるな。」
「おまえのせいだ!」
なかには、
「離婚はしない。」*不倫してるくせに。
浮気夫たちの常套句と言っていいくらいです。
さて、よくあるケースとしてお伝えしますが、
夫の浮気、不倫を知った妻のなかには、
ほんとに夫を受け入れられない。
まじ、もう無理。
こんな人とやっていけるのか!?
許せない思いが増すばかり。
だから、ちょくちょく突っついたり、問い詰めたりする。
感情的に責める言葉(暴言と言えるほど)を投げ続けたりする。
不倫相手も許せないから彼女にも償わせると言う。
離婚をほのめかす妻もいましょう。
夫を追い出した(出て行かせた)妻もけっこういます。
しかし不倫発覚後、夫は妻の気持ちを落ち着かせようと一生懸命だったりする。反省の態度を出したり謝罪の言葉もある夫たちもいる。
俺の話も聞いて理解して欲しい、わかって欲しいことを妻に言っている夫もいます。
すぐに彼女と別れられる自信はないにしても、離婚したくて不倫していたわけじゃない夫は多い。
でも、妻の心は納得しない。
不倫発覚からの半年〜1年が「夫婦関係修正」の正念場
激しい怒りの中にいた妻も、数ヶ月~半年経てば少しずつ安定してきます。
「言い過ぎたかな」
「もう一度、夫と向き合ってみようかな」
そう思えるようになった頃。
残念ながら、夫の心はさらに「女」の方へ逃げ込んでしまっていることがあります。
妻に自分の存在価値を否定(無の状態)にされたと感じた夫は、心身の安定を求めて、自分を受け入れてくれる不倫相手を頼るようになるからです。
「夫を変えさせるため、やれる限りのことをやり過ぎたかな」と自省している妻もいるでしょう。
しかし、妻が少し安定してきて、そう思った頃、夫はさらに引けなくなっている。
妻の情緒不安定さが原因とは言いません。
こうなってしまうのは仕方がないのです。
でも、怒り、恨みつらみの感情をもう少しおさえて、
もっと違う向き合い方をしていたら、
今、違う状況だったかもしれません。
妻が見放している間に、不倫相手の女性は夫の心身の支えというポジションを確立してしまう。
夫からすれば、「やり直したかった時に受け入れてもらえなかった」という絶望が、不倫相手への執着、依存に変貌してしまうのです。
不倫発覚からの半年、1年は、まさに夫婦の今後を決める正念場です。
不安定な心は、どうしても「自分の痛み」だけを見る自己中心的な思考にさせてしまいます。
それが、せっかくの夫婦関係の修正のチャンスを潰してしまうこともあるのです。
もちろん妻の気持ちも理解できます。
私こそ存在価値をないがしろにされた思いはあるでしょう。
ですが、ばれた後からどのくらいの期間かはそれぞれですが、
夫はここで彼女と終わりにして、夫婦をやり直したかった。
その思いはあったはずです。
そういうケースも往々にしてあるのです。
それが、あのときは妻が受け付けなかった。
で、落ち着いてきたら、妻は夫に向き合う気持ちになった。
不倫を知って半年1年ってほんと正念場だと痛感します。
情緒不安定を乗り切る5つのステップ
1.夫への「追及」と「感情の爆発」を切り分ける
私が多くの相談を受ける中で感じるのは、妻が夫を問い詰める時、それは『事実確認』ではなく『心の除染作業』になっていることが多いということです。
でも、除染しようとすると、夫は汚染に耐えられず逃げ出します。
だからこそ、夫を問い詰める前に私のような第三者やノートに心の中にある泥をすべて吐き出してください。
夫にぶつけるのは、その後の「整理された言葉」だけでいいのです。
2.「不倫モード」の脳を休ませる聖域を作る
脳が24時間、夫と女のことで支配されていると、いつか神経が焼き切れてしまいます。
意識的に「不倫の話をしない時間」「自分のためだけに使う時間分」を死守してください。
脳を休ませることは、冷静な判断を取り戻すための立派な「治療」なのです。
3.「今は異常事態」だと自分を許してあげる
取り乱す自分を「ダメな妻だ」と責める必要はありません。
あなたは今、人生最大の危機に直面しているのです。
怒り狂うのも、泣き叫ぶのも、正常な反応です。
「今は取り乱して当たり前」と自分を許すことで、パンパンに張った心の糸が少しだけ緩みます。
4.物理的に「神経を鎮める」アプローチをとる
心の乱れは睡眠不足と栄養不足によって増幅されます。
眠れない夜は、せめて横になって目を閉じる。
温かい飲み物を一口飲む。
そんな小さなことでいいのです。
相談者様には、朝活!も言っています。実行されている方は相当数います。
体が整って初めて、感情の爆発を「一歩手前」で踏みとどまれる余裕が生まれます。
5.「今、その言葉を投げる目的」を問いかける
夫を責めたくなったとき、一瞬だけ止まって自分に聞いてみてください。
「今、私は夫を叩きのめしてスッキリしたいのか? それとも、もう一度やり直したいのか?」と。
もし目的が「やり直し」なら、今投げようとしている言葉は、その目的を壊す刃物になっていませんか?
打ち込んでいるラインの文はどうでしょうか?
相談者様には「可視化」するとよく言ってます。
スマホの画面に可視化。
家の中あらゆるところに可視化です!
自分の努力だけで乗り切るのは限界があります。
カウンセラーが介在することで、「夫にぶつけるべき言葉」と「自分で整理すべき感情」を仕分けし、「事態をもっと悪くさせない」ようにお手伝いができます。
一人で考え込まず、まずはご相談ください。
