(2009/1/27、読売新聞)
乳業3位の雪印乳業と、「メグミルク」のブランドで牛乳などを販売している4位の日本ミルクコミュニティが年内の経営統合に向け最終調整していることが26日、分かった。
この経営統合で、業界2位規模になるそうだ。
もともとは同じ会社が分離されたものであるため、企業文化は近いのではないだろうか。
そのため、経営統合による摩擦は少ないものと予測される。
■乳業業界に押し寄せる波
●少子高齢化による市場縮小 → 売上減少
●原材料高 → コスト高
●少子高齢化による市場縮小+原材料高 = 利益減少
■経営統合のメリット
●原材料の共同調達によるコスト削減
■課題
経営統合によって、コスト削減効果が見込めそうだ。
最大の課題は売上減少をどう食い止めるか(増加させるか)である。
売上を増加させるには、
・販売量の拡大、
・顧客一人あたりの売り上げ単価を増やす、
・値上げを行う
などがある。
乳業業界は、テレビCMなどで牛乳に関するCMを行うなど
顧客層の拡大による販売量の拡大には力を入れているようにみえる。
しかし、それほど効果は現れていないのではないだろうか。
そこで考えるとすれば、値上げ+成長性の高い市場に商品を投入すること
が必要になってくるのではないか。
値上げは簡単にできそうではないが、今後行う必要はあるだろう。
また、牛乳が成長性のある市場でないとしたら、
加工品で利益率の高い新しい商品を投入し、
経営資源を集中させていくことが必要になってくるだろう。