2009年1月1日、グーグル日本法人の新社長に就任した辻野晃一郎氏へのインタビュー記事。
グーグル日本新社長2009年の抱負--日本政府の理解、ブランディング広告
(2009/1/26、CNET Japan)
フェイズ2のGoogleのグローバライゼーションは、やはり地域の違いを意識したオペレーションに切り替えていくことです。
それぞれの地域を意識したものに変化させていくということだろう。
個人的にはアジアは国のブランドを重視する傾向にあるのではないかと考えており、
やはりアジアを攻略するには、地域に根ざした、地域に合わせたビジネスを
行う必要があると方針を変えたのではないだろうか。
2007年6月に日本語化して以降、YouTubeは日本で急成長を続けておりまして、
ビデオのコミュニティでは日本の中で1番というポジションをキープしております。
それからYouTube全体で見ても、
米国に次いで日本が2番目に多いというふうになっております。
モバイル環境におけるYouTubeも去年から取り組みを始めまして、
モバイルでYouTubeをご覧いただく人たちも非常に増えております。
そういうことで全体的にプロダクト面は強い成長が見られたのではないかと思っております。
YouTubeは日本での急成長を続けているようで、モバイルでYouTubeを利用している人も増加しているそうだ。
日本のようなモバイルの利用法が世界に広がれば、ますますYouTubeの利用者は増加していくだろう。
ただ、そうは申し上げましても、非常に厳しい経済環境の中、
かつ競合も激しい状況でございますので、
私どもが元来強みとしてまいりました検索連動のAdWords、
あるいはコンテンツ連動のAdSenseに加えて、
今年はいろいろな意味で広告ビジネスに関しての新機軸を
打ち出していかなければならない年になるでしょう。
これまで成功してきている柱に加えて、新しい柱を創造する必要があるそうだ。
●1つ目の柱 : 検索連動広告のAdwords
●2つ目の柱 : コンテンツ連動型広告のAdsense
●3つ目の柱 : 新しい広告ビジネスの柱が必要になってくる。
いわゆる広告用語の「AISAS」
(Attention:注目 → Interest:関心 → Search:検索 → Action:行動 → Share:共有)
というキーワードで言いますと、
Searchに関しては検索連動型広告でGoogleは非常にうまくいっています。
今年はいよいよ本来のブランディングである、
このAISASでいうAとIのところについてもGoogleとして新しい可能性として追求していくでしょう。
特にYouTubeに関しては、AISASのAとIの部分に力を発揮する媒体に
育ってきていると思いますので、
広告ビジネスという観点からも今年は注力していきたいと思います。
YouTubeがブランディング広告の中心としていくという意味でよいのだろうか。
*この部分に関しては、今後重要となるような感じがするのだが、まだうまく飲み込めていない。
勉強不足だ。
それからモバイルの世界は先程、去年も急成長したというご報告をしましたが、
これからも継続的に大きな成長が見込める領域でございます。
この分野で私どもは、「Android」というプラットフォームにすでに
フォーカスして更新してきております。
そういう意味ではAndroidの国内における可能性という意味でも、
モバイルの世界は今年も広げて取り組んでいく年になるだろうと思っております。
今後の成長分野であるモバイルをAndroidというプラットフォームで広げていき、
今日本のケータイで行えることを世界に広げていけば、さらに市場は広がっていくだろう。
【まとめ】
2009年のGoogleの日本における展開について、まとめてみたい。
●地域の特色に合わせたGoogleに
●検索連動のAdWords、コンテンツ連動のAdSenseに次ぐ、新たなビジネスの柱の創造
=YouTubeをブランディング広告の柱にして、3つ目の柱にする。
●モバイル分野での成長
【関連リンク】
Yahooからの市場奪取に向けて手段を選ばぬGoogle、PayPerPostキャンペーンを採用
(2009/2/10、TechCrunch Japanese)
Yahoo Japanの時価総額がYahooに迫る理由を考える
(2008/8/25、TechCrunch Japanese)
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