平田先生の教室で、木の実で作る立体絵画の
2回目を行いました。
今回の作業はまずイラストボードにアクリル
絵の具で色を付けました。アクリル絵の具は
水彩絵の具と同じように水で薄めたり色を混
ぜたりすることができ、乾くと鮮やかな色に
なるので、使いやすい材料だと思いました。
上の空の部分が出来上がった後も残り、下の
部分は木の実で作るお城ができて隠れてしま
います。
下に束ねているのがヒノキの実です。今回は
ヒノキの実を100個以上、大量に使います。
ワイヤーをかける作業は先生にも手伝って
もらいました。
「僕、タオルミーナでク・ルミちゃんと一緒
に朝日を見てとても幸せな気持ちになった」
「あたしもよ、ドン・グリさん。あたし、昔
ハインリヒ様のお世話係をしていた時は小さ
なハインリヒ様の手をつないで、一緒にバル
コニーに出て朝日を眺めたわ」
「わー、いいなー」
「でも、今のハインリヒ様はとても大きくて
立派になったから、もう昔のように手を繋ぐ
ことはできなくなってしまったわ」
「僕がク・ルミちゃんと手を繋いであげる
よ。僕なら小さいからちょうどいいでしょ。
ク・ルミちゃんと手を繋いで朝日を見て、
後ろにはハインリヒ様が立っている、僕は
世界で1番幸せだ」
「やい、ドングリ。お前そんなに甘えてばかり
いるとますますショボクレ顔になるぞ」
「ショボクレ顔になってもいいもーん。僕は生
まれてすぐに母さんが死んでしまって父さんに
も嫌われて誰にも甘えられなかった。でも今は
ハインリヒ様とク・ルミちゃんに甘えてコンラ
ートとウサ吉師匠に守ってもらえるからすごく
幸せだ」
「ウサ吉師匠、あいつは守ってもらって当然
のように思っています」
「あそこまで弱いと危険も多い」
「城のリフォームをする時、敵からの侵入を
防ぐためにも城壁を固めた方がいい。リス2人
が安心して散歩できるよう中庭も作ろう」
「我々は忙しいですね」
ー続くー










