システィーナ礼拝堂はノルマン王宮の中に
あります。見学ルートは先にパラティーナ
礼拝堂を見ます。ここはガイドさんの説明
をしっかり聞いて進んでいくコースでした。
現代でも州の議会はノルマン王宮で行われる
そうです。豪華絢爛目がチカチカしそうです。
世界遺産の中で会議をするなんて凄いです。
ミケランジェロの作った像も置いてありま
した。
これはレプリカですが、ミケランジェロらし
さがよく表れています。
動物や植物がとてもリアルなモザイク画です。
このモザイク画がこんなにリアルで生き生き
しているのは、王宮の庭で実際に世界各国か
らの珍しい動物が飼われていたからだそうで
す。
国や時代は違いますがルッジェーロ2世は
神聖ローマ皇帝ルドルフ2世に似ていると
思いました。ルドルフ2世は好奇心のおも
むくままに世界中の珍しい動植物を集め、
芸術家や学者を集めていました。天文学
者のティコ・ブラーエとケプラーはプラ
ハで出会い、ティコの膨大な観測記録を
受け継いでケプラーは大発見をしました。
残念ながらルドルフ2世は王としてはイマ
イチで国は混乱しますが、ルッジェーロ
2世が統治した時代、パレルモは繁栄を極
めました。
フリードリヒ2世の時代になっても美しい
モザイク画のある王宮はそのまま受け継が
れました。そしてこのモザイク画は幼い頃
のハインリヒ7世も見ていたに違いありま
せん。
フリードリヒ2世が最初に結婚したのはアラ
ゴン王ペドロ2世の妹のコンスタンサでした。
コンスタンサは最初はハンガリー王と結婚し
後継ぎの子に恵まれますが、王の死後王の弟
に王位を奪われオーストリアに亡命し、そこ
で大切なわが子を失って失意の中アラゴンに
帰ってきます。次にペドロ2世が選んだ政略
結婚の相手がフリードリヒ2世コンスタンサ
より10歳年下でまだ14歳でした。当時のア
ラゴンはフランス風の文化を持つ大国でし
たから、コンスタンサはたくさんの侍女や
騎士、吟遊詩人などを連れてパレルモに入
城しました。そして生まれたのがハインリ
ヒ7世、さぞかし大切に育てられたでしょう。
夢のような王宮を出ると青空が広がってい
ました。実は王宮の売店でちょっとしたト
ラブルがありました。お土産を買おうと思
って列に並んでいたら、お金を入れる機械
が故障したようで、係の人が大声で電話し
ながら話していました。現地ガイドさんが
いろいろ言っていましたが、機械は直らず
長い列のお客さんはずっと待ったまま、私
はもうお土産を買うのを諦めて外へ出まし
た。日本なら別の機械を使うとかとりあえ
ず現金でお金を受け取るとか何かしてくれ
るはず、でも何もしてくれないのがイタリ
アだと添乗員さんが言っていました。












