こんにちは。
北海道札幌市の介護と子育ての同時進行・ダブルケアの専門家の「介護コンサルタント」野嶋成美です。
少し前の話になります。
6月2日(日)放送の『NHKスペシャル 彼女は安楽死を選んだ』を見ました。
去年、一人の日本人女性が、スイスで安楽死を行った。女性は重い神経難病を患い、自分らしさを保ったまま亡くなりたいと願っていた。患者の死期を積極的に早める安楽死は日本では認められていない。そんな中で、民間の安楽死団体が、海外からも希望者を受け入れているスイスで安楽死することを希望する日本人が出始めている。この死を選んだ女性と、彼女の選択と向き合い続けた家族の姿は、私たちに何を問いかけるのか見つめる。
最近、延命治療や自殺といった話題に触れることが多く、自分なりにあれこれと考えていました。
自分だったら、姉妹だったら、父だったら、どうするだろう。
そんなことを思いながら見ていました。
4人姉妹の3女の彼女は、重い神経難病を患い、自分らしさを保ったまま亡くなりたいと願っていました。
スイスで安楽死をするために、姉二人とスイスに行きます。
(4女は安楽死には反対です。)
さまざまな審査の結果、安楽死の条件に当てはまるということで、改めて安楽死の意志確認をされて、安楽死は実行されました。
さっきまで姉妹で笑顔で言葉を交わしていたのに、数分後には息をしていませんでした。
番組最後にお骨は日本に持って帰れないとナレーションが流れました。
(番組の中で印象に残った場面の一部分です)
私は涙が止まりませんでした。
私と同じ4姉妹だったので、身近に思えたからかもしれません。
人の死に直面したこと、お姉さん二人が引き受けた妹の死と尊厳、本当にこれで良かったのかという疑問、さまざまな考えが頭の中をぐるぐると回ります。
そして、やっぱり父のことを考えてしまいました。
60代で寝たきりになってしまった父。
父は安楽死を望んだだろうか。
父が「生きよう」としていたと感じていたのは、私の思い込みだったのか。
そんなことを考えると、さらに涙が出てきました。
『NHKスペシャル 彼女は安楽死を選んだ』は再放送の予定はなさそうです。
NHKオンデマンドでは配信しているようなので、興味ある方はこちらで視聴してみてください。

