こんにちは。
札幌のダブルケア介護コンサルタントの野嶋成美です。
ダブルケアの時に、正しくないと思っていても、どうしようもないことがあります。
そんなとき、介護する側が悪者になってしまうことがあります。
例えば、心臓病で少し認知症気味のお母さんを在宅で介護している娘さんの話です。
3歳になるお子さんがいます。
ダブルケアのご家庭です。
娘さんはお母さんの認知症がひどくならないように、つい小さな物忘れも怒鳴ってしまいます。
それが辛いとお母さんが訪問看護師さんに愚痴ります。
それを訪問の度に聞く看護師さんは、お母さんに同情します。
娘さんも怒鳴りたくないし、怒鳴ることは良くないとわかっています。
でも頭でわかっていても、つい怒鳴ってしまうのです。
看護師さんはお母さんはまだ軽い認知症だし、娘さんから離れて施設で暮らせばいいと助言します。
この親子は、そのまま在宅を続けます。
看護師さんはお母さんから「孫は可愛い」「旦那さんは良い人で夫婦仲も良い」と聞いています。
「問題は娘さん」と思っても仕方ないのかもしれません。
でも。
本当にそうなのでしょうか。
本当に助けてと叫んでいるのは娘さんなのではないでしょうか。
母親のことが心配で、不安で、一生懸命やっているつもりだけど上手くいかなくて。
怒鳴っている自分を責めて、だけどイライラして怒鳴ってしまって。
これはとてもデリケートな話で、正解があるものではないと思っています。
まずは娘さん自身がヘルプの声を上げていくことが、はじめの一歩だと思います。
大丈夫です。
一生懸命なあなたを、責めたりしませんから。
