こんにちは。

公認心理師・心理カウンセラーのひらっちです。

 

 

生きていると、

どうしても消えない記憶ってありますよね。

 

思い出したくないのに思い出してしまう
思い出してしまって怒りや涙が出たりする
心の奥がギュッと締めつけられる

過去のことなのに落ち込んでしまう。

そんな記憶です。

 

時間が経って、環境も変わって、
生き方も変わったはずなのに、

ふいに疼く過去のこと。

 

それが「心の古傷」です。

 

 

この古傷に対して
多くの人がやってしまうことがあります。

 

それは──

古傷を「無かったこと」にしようとすること。

 

「こんなこと、気にしてる自分が悪い」
「いい加減、忘れないとダメだ」
「昔の話なんだから」

 

そんなふうに言い聞かせて

嫌な記憶
嫌な感情
嫌な自分

それらを自分の内側から追い出そうとしたり

自分の過去から消去しようとする。

 

簡単に言えば、

「そんな嫌な自分の一部分を、今の自分から切り離して、

 きれいな自分だけにしようとする」

 

 

でもね。

それをすればするほど
古傷は静かに、しかし確実に
心の奥であなたを蝕んでいきます。

 

なぜなら
あのとき確かに存在した痛みだから。

それもあなた自身の傷の痛み。

あなたから「無かったことにされる」ことが
いちばん傷つくことだから。

 

古傷を

「無かったことにする」「追い出そうとする」

ことって、

実は心の中にぶら下がっている
安全ピンが抜けた手榴弾を

平気そうなフリをして

見て見ぬふりしているようなものなのです。

 

だから、

手榴弾を抱えていることを認めて、

更に安全ピンを差してあげることが必要。

 

そのため、

古傷を否定しない。
排除しようとしない。
なかったことにしない。

 

まずはここからです。

「まだ痛むんだね」
「それだけしんどかったんだね」

そう認めてあげる。

それが癒しのスタートラインです。

 

 

これから、ひとつ
僕がよくお伝えして効果抜群な
“古傷を癒すワーク”をご紹介しますね!

 

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静かに目を閉じて下しさい。


そして過去を思い出し、

昔の自分にワープしてみましょう。

あなたが傷ついた、あの瞬間に・・・・。

 

小さかったあなた
弱かったあなた
泣きたくても泣けなかったあなた
誰にも頼れなかったあなた

その姿を思い浮かべてみてください。

 

そしたら、

胸の前で両手を水をすくうように

手のひらを上に向けて合わせ

 

そのときのあなたを
小さく小さくして
そっと乗せてあげるイメージをしてください。

 

そして、
その子にゆっくり、こう声をかけてあげてください。

 

「つらかったね」
「怖かったね」
「寂しかったね」
「よく頑張ったね」
「ほんとうに偉かったね」

 

そして、その子の言い分も聞いてあげてください。

「怖かったよー」

「助けて欲しかった」

「頑張りを認めて欲しかった」

「偉かったねって言って欲しかった」

「愛してるって言って欲しかった」

色んな言い分があると思います。

 

言葉がなくなるまで聞いてあげてください。

 

その子は、
ただわかってほしかっただけ。

ただ抱きしめてほしかっただけ。

 

 

そして今度は、こう言ってあげてください。

「もう、安心していいんだよ」
「もう、大丈夫だよ」
「帰っておいで」

そう言いながら
手のひらをゆっくり自分の胸へ近づけ

その小さな自分を自分の中に入れてみましょう。

 

こんな言葉をかけながら・・・・

 

「おかえり」「ひとりさせていてごめんね」

「もう安心していいんだよ」

「私と一緒にいてもいいんだよ」

 


そうやって今まで捨てていた自分を、

あなたの中に迎え入れてあげてください。

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優しく、包み込むように。

無いことにしていた過去の自分を
否定してきた自分を
恥ずかしいと思ってきた自分を

今のあなたが受け入れてあげて、
あなたの中で
安心させてあげてください。

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これが、癒しです。

ポジティブに塗り替えることでも
忘れることでもありません。

 

ただ
「その痛みは確かにあった」(手榴弾がある)と認め

「よく生き抜いたね」と
今のあなたが受け止め直すこと。(安全ピンを刺す)

そうすることで心は少しずつ動き始め

かつ、強くしなやかになっていきます。

 

 

 

そしてね、一番大事なのが・・・・

古傷って消えなくてもいいんです。

跡は残るかもしれない。
ふと痛む日もあるかもしれない。

 

でも、

痛みがあっても動ける自分になる。

という生き方を目指せばいいんです。

 

 

いきなり走らなくていい。
一気に変わらなくていい。

少し怖くても、少し進んでみる。

その一歩で十分です。

 

震えながらでいい。
泣きながらでいい。

勇気がない時があってもいい。

それでも進もうとしているあなたは
本当はものすごく強い。

 

 

今日のひらっちのココロの処方箋は…

 

『古傷は排除しなくていい。
 胸に抱きしめて、堂々と生きていけばいい。』

 

あなたの痛みは弱さじゃなありません。
あなたが必死に生き抜いてきた証です。

 

だからどうかその痛みごと、
あなたを大切にしてあげてください。

 

 

あなたのこれからを
心から応援しています。

 

 

10年前の僕は、
ずっと
頑張る人生を生きてきました。

 

頑張らないとダメ。
頑張らないと認められない。
頑張らないと置いていかれる。

 

そんな前提の中で、
必死に走り続けてきた人生だったと思います。

 

でも、うつになり暗闇の中でもがき、
その中で心理学に出会い、学びを重ねるうちに
気づいたんです。

 

あれ?
もしかして
頑張らない生き方も、あるんじゃないかって。

 

頑張らない方が、
いい時もあるんじゃないかって。

 

 

そこから
「頑張らないようにしよう」
「頑張らなくてもいいよ」

そんなメッセージを
発信するようになりました。

 

 

だって、

しんどい人はほとんどの人が、

がんばり過ぎていたから。

 

頑張らないと生きていけないと、

必死で生きてきて
潰れた人ばかりだったから。

 

 

そうすると、
いろんな反応を
いただくようになりました。

 

頑張ることは悪いことなの?
頑張らないと、なにもできなくならない?
頑張ってきたから、今があるんじゃないの?
頑張らないと不安なんだもん。

 

……うん、全部わかります(笑)

 

でもね、
僕が伝えたいのは
頑張ることが悪いことでもないし、
サボって何にもしなくてもいい、

という話でもありません。

 

僕が話しているのは、
頑張るときの前提。
つまり、あり方の話なんです。

 

頑張らないと認めてもらえない
頑張ることが正しい
期待に応えないといけない

この前提で頑張ると、
ゴールがなくなります。

 

どこまでいっても
「まだ足りない」
「もっと頑張らないと」
と、自分にダメ出しが終わらない。

 

そして、

 

満足も、安心もなく、
不安に包まれたまま、

 

成功している他人を見て、

「あの人のようになれたら、
 素晴らしい自分になれるかもしれない」と、

 

「夢」とか
「目標」とか
それっぽいものを追いかけ続けて、

 

そうなれない自分に、

イライラして、
怖くて、
休めない。

 

そのまま走り続けて……
いつか力尽きる。

 

これが、他人軸の前提です。

 

 

でも、

 

「頑張らなくても、自分は認められている」
「頑張らなくても、ここにいていい」
「頑張らなくても、自分には価値がある」

 

この前提に立ったまま頑張ると、
世界はまったく変わります。

 

ただ、目の前のことを楽しむ。
ただ、自分のためにやる。
ただ、自分の「やりたい」に従う。

 

そんな自分軸の前提で動いていると、
自分の好きなように生きているだけなのに、

 

なぜか
自分も
周りの人も
人生が好転して、

一緒に幸せになっていく。

 

そんなことに気づきました。

 

だから、「自分軸」と「前提」って、
ものすごく大事だと思ったのです。

 

これは
技術の話でもなく、
根性論でもなく、
知識の話でもありません。

 

べき論も、
セオリーも、
正解探しも、
全部いったん横に置いていい。

 

前提が
「ひとりでやらないといけない」
「ひとりでなんとかしないと」
というままだと、

どれだけ頑張っても
誰も助けてくれないし、
誰にも認められない。

 

だから、
頑張ることをやめられない。

 

ひとりで、
自力で、
なんとかするしかない世界です。

 

でも、
前提を変えるだけで、

みんなが助けてくれる世界に
移行していく。

 

その上で、
楽しんで頑張ると、

考えられないような成果や結果が出るし、
なにより楽しい。

 

だから、

前提を変えてみて、

「頑張らないを頑張る」

という、新しい頑張り方をお伝えしているのです。

 

 

どうでしょう?

少なくとも僕は、
この頑張りに変えてから、
人生が一気に逆転し、V字回復しました。

 

自分が、
今、どんな前提なのか?

どんな前提で
これからを生きたいか。

 

そこをちょっとだけ見てみることで、
人生はずいぶん楽になっていくのです。

 

 

 

これ、↑のコース前後の姿(笑)

 

・・・からのその後

 

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こんにちは。

心理カウンセラーのひらっちです。


今日は、カウンセリングに来られた方から、

こんなご相談をいただきました。

 

―――――――――――――――――
「私は幸せになりたいし、

 愛されたいし、

 豊かになりたいと思っているのに、

 

 いざそれが近づいてくると、

 なぜか怖くなって拒否してしまうんです。

 

 褒められても素直に喜べなかったり、

 人から優しくされても距離を取ってしまったりして…。

 こんな私はおかしいのでしょうか?」
―――――――――――――――――

 

 

お話を聞いていて感じたのは、

「受け取りたいのに受け取れない」というその気持ちは、

ただ欲が足りないとか素直じゃないとか、

そういう単純な話じゃないということです。

 

 

人は何かを手に入れようとする時、

その裏側にある不安や怖さも同時に感じます。

 

たとえば、

認められたいと願うほど、

認められた後のことが怖くなるんです。


「期待されるのかな?」
「もっと頑張らないといけないのかな?」
「失敗できなくなるんじゃないかな?」

 

そんな不安がむくむくと湧き上がってきます。

 

 

実際、仕事で評価されると、嬉しい反面、
「仕事が増えるかもしれない」
「責任が重くなるかもしれない」
という怖さも同時に出てきます。

 

 

また、

愛されたいと願うほど、
「本当の自分を見せるのが怖い」

「本当の私を知られて嫌われたくない。」

「ガッカリされたくない。」

という気持ちが顔を出します。

 

だから、愛されるほど距離を取りたくなることもあります。

 

 

心理学的に言うと、これは、

「現状維持バイアス」と呼ばれる

もともと僕たちの誰もが持っている心の性質なんです。

 

“いまの状態のままが安全だ” と感じると、

人は無意識に、変化を避けようとします。
たとえ、現状に不満があっても
その変化が

「幸せ」や「豊かさ」に見えるものであってもです。

 

つまり心はこう言っているんです。
「危ないかもしれないから

 最初から受け取らないほうが安心だよ」って。

 

「危ないかもしれない」と

あなたの過去の悲しみや失敗=古傷、

小さい時に親から受け取ってしまった

今のあなたにいらない親だけの価値観

が反応しているのです。

 

 

だから、あなたは

「受け取れない人」なんじゃなくて、
ただ、

自分を守ることにとても一生懸命な人なんです。

 

このブレーキは

過去の経験や、

心の痛みを抱えてきた人ほど、

強く働きます。

 

だからね、まずは
「私は弱い」なんて責めなくて大丈夫です。

 

ちゃんと怖さを感じ取れている。
それは、

とても優しい心、

正常な心を持っている証拠なのです。

 

 

幸せも、愛も、豊かさも、

「いいことだけ」ではありません。

 

嬉しさや安心だけじゃなく、

不安もあるし、

嫌な思いをすることもあるかもしれないし、

面倒なこともある。


その全部を受け入れる覚悟ができたとき、

初めて「本当に受け取る」ことができるのです。

 

 

でも、

いきなり全部抱え込む必要なんてありません。

 

まずはただ、
「受け取るのが怖い私がいるんだな」
って認めてあげること。

 

それだけで、あなたの心は少しずつ緩んでいきます。

 

そして、小さなところからでいいんです。

 

褒められたら「ありがとう」とだけ言ってみる。
人の優しさを疑わず、そのまま受け取ってみる。
「頼ってもいいんだよ」と、自分にそっと許可してあげる。

 

そんな小さな積み重ねが、
「受け取っても大丈夫なんだ」
という安心へとつながっていきます。

 

あなたは、受け取れない人なんじゃなくて、

過去の痛みをもう一度感じたくないから、

「大切に扱われたい」
「傷つきたくない」

そう心から願ってきた人。

 

だから、その想いや過去の傷ごと、

あなた自身を抱きしめてあげてください。

 

きっと少しずつ、

受け取ることが怖くなくなる日がやってきます。

 

 

今日のひらっちのココロの処方箋は…

 

幸せも、不安も。
その全部を抱えたまま、受け取ってみよう。

 

 

あなたのペースで大丈夫です。
心から応援しています。

 

公認心理師の平川 裕勝(ひらっち)でした。

 

 

かなり遅まきながら・・・・

氏神様へ信念の祈願に行ってきました!