ご訪問ありがとうございます
はじめましてのかたへ
アラ還のサンサンと申します
現在は義母の介護をしながら

高齢者の体調変化に気づくためのポイント(48)パートⅢ
≪アメトピ掲載ありがとうございます≫
こちらの記事のつづきです![]()
本日は『食事』について
観察ポイント(10〜18/48)
について9つ書いていきます![]()
こちらの内容は
介護職に向けて
書かれている内容をまとめています
※家族介護をされている皆さまにも
参考程度にご覧になっていただけると幸いです
▶箸やスプーンが持てない(㌽10)
食事の際に
箸やスプーンを持つことができない
あるいは使用することが困難な場合
・身体的な問題が影響している可能性
(筋力低下・手指の麻痺・関節の痛みなど)
・認知機能の低下の可能性
(使い方が分からなくなっている)
観察としてみること
・利き手の変化
・握る力、動作のぎこちなさ
そのうえで自助具を導入し
食事への意欲や楽しみを引き出す
▶食欲がない(㌽11)
「お腹が空かない」「食べたくない」
という状態が続くと
栄養不足や
フレイル(虚弱体質)の原因となるため
注意が必要です
高齢になると
さまざまな要因が
(味覚の変化・抑うつ・不安・便秘・胃の不快感など)
食欲低下に影響する可能性があります
環境要因も食欲に関係する
(時間帯・姿勢・雰囲気など)
ゆえに幅広い観察が求められる
食欲の低下には
自然な形で促すことがポイント
・本人の好みに合った食材を選ぶ
・盛り付けなどで見た目の工夫
体重の減少や皮膚の変化(乾燥やたるみなど)
がみられる場合は
栄養不足の可能性が
早めに医療職や栄養士に報告し
適切な対応を依頼する
▶食べ物を口まで運べない(㌽12)
スプーンや箸を持つことができても
口まで運べない場合には
・腕や肩の筋力低下
・手の震え
・姿勢保持の困難
・視覚や空間認知障害
などが背景にある可能性があります
身体の傾きや食事中の疲労感
食具の動きなどを注意深く観察する
負担の少ない姿勢の確保には
・食器の位置の工夫
・椅子や机の高さを適切に調整する
▶食べこぼしが多い(㌽13)
・咀嚼力の低下
・舌や唇の筋力低下
・入れ歯が合ってない
などの原因が考えられる
観察のポイント
・噛む動作のスムーズさ
・舌の動き
・口の中に食べ物を溜め込んでいる様子
・口周囲の筋肉の動き
うまく食べれる工夫
・食べやすい大きさに切る
・とろみを少しつける
口からこぼれにくくなります
▶食べ残しが多い(㌽14)
以前は完食していたのに
食べ残しが増えた場合
・体調不良
・味覚の変化
・食事形態が合ってない
などが影響している可能性が
食べ残しがあった場合
・残している食材の傾向
・食事の進み具合
・食事への集中力の有無
・表情や反応
などを丁寧に観察
食べ残しが続く場合は
・好みや体調に合った食材の選定
・提供料の調整
・食事形態や温度の調整
を行うと効果的
声かけで安心感を与えたり
環境整備で食事を楽しむ気持ちを
引き出すことで
食事の意欲が向上する可能性もあります
▶なかなか飲み込めない(㌽15)
食事中に高齢者が
「なかなか飲み込めない」といった
様子が見られる場合
・加齢による嚥下機能の低下
・脳血管障害などの疾患
が背景にある可能性があります
・せき込む
・むせる
・口に食べ物を溜め込む
・食事に時間がかかる
これらの症状がある場合は
注意深く観察することが必要
たとえ小さな異変でも
看護師へ報告しましょう
対応が遅れると
・誤嚥による肺炎
・栄養不足
・脱水症状
といったリスクが高まります
対応策
・適切な姿勢を保つ(そのための環境整備)
・食事形態の見直し
▶むせ込みがある(㌽16)
水分や食べ物が食道ではなく
気管に入りかけている場合
「むせ込み」は重要な観察ポイント
※むせることは誤嚥の兆候を示すことがある
むせ込みのタイミングや頻度
声のかすれ具合や咳の有無
などをしっかり確認
・食事のスピード
・嚥下までにかかる時間
・一口の量
・嚥下時の表情
これらの観察をもとに
誤嚥の兆候を早期発見
※誤嚥性肺炎を予防するための
適切な対応ができる
誤嚥性肺炎は
時には命にかかわることもあります
・体温の変化
・痰の性状(量や色、粘度等)
・呼吸状態
これらの異常がみられた場合は
速やかに医療職に報告する
▶口の痛みや違和感を訴える(㌽17)
食事中には
高齢者の姿勢や咀嚼
飲み込みの様子を
注意深く観察する
「口が痛い」「しみる」「違和感がある」
との訴えがあった場合は特に注意が必要
・口内炎
・歯茎の腫れや痛み
・義歯の不具合
などが原因である可能性がある
※まずは口腔内を確認する
異常がみられる場合は
医療職や歯科医師に報告する
▶顔色が悪い(㌽18)
顔色が青白く
血色がないと感じた場合
・貧血や低血圧
・低血糖
・又はその他の体調の変化
が現れている可能性を示す
重要なサインかもしれない
こうした変化を見逃さないために
・唇の色
・発汗の有無
・呼吸状態
・めまいやふらつきの有無など
小さな変化に注意を向け
全身状態を把握することが重要
体調がすぐれない場合
・まずは安静に
・必要に応じて水分補給や体位の調整
ふだんとの違いに
いち早く気づくことが大切です
異常を確認した際は
早めに医療職へ報告し
迅速な対応につなげましょう
今回は「食事」の観察ポイントを9つ
紹介しました
次回はパートⅢ
「排泄編」を書きたいと思います![]()
参考文献
介護専門職の総合情報誌
おはよう21
最後まで読んでくださり
ありがとうございました![]()



