先日ブログに載せた、田んぼで突然目覚めたコナギの草取りが終わりました
始めてから2週間、少しずつ取ってましたが、その間にコナギも稲も成長して
稲は株が大きくなり、顔にチクチク当たるほどに伸びました
田んぼの中では蛙に変身したオタマジャクシや羽化したてのアキアカネがたくさんいて
特に、アキアカネは今頃に羽化するのかと再認識したところです
このアキアカネは生れた時は褐色ですが、これから山に行って、また秋には赤とんぼになって産卵のために田んぼに戻ってきます

泥だらけの手で写真は撮れなかったので
「六方たんぼのコウノトリ便り」よりお借りしました
田の草取りの1ラウンド目が終わったので、お約束の食レポをお届けします
(完全無農薬ではないので少しだけ試食)
◆ まずは収穫(?)
コナギは泥に手を突っ込み株元を引き抜くとわりと素直に抜ける
まるでこう言っているようだ
「食べるなら若いうちにしてね♡」

収穫したコナギ、まだ蕾はない
こんなもんでよかろ
◆ まずは生食
一枚のきれいな葉っぱを口に入れてみる
葉はソフトな歯ざわりで葉柄の部分は多少シャキシャキ感あり
味は草っぽい青臭さが少しあるけど酸味、苦みなど無く、不快な後味なし

根もイケそうだったけどきれいにならないのでパス
(強く洗うと柔らかい葉が痛む)
◆ 下処理
水道水で洗って痛んでない葉だけ摘んで湯に放り込む
茹で時間はさっと10秒ほど
湯がほうれん草を茹でた時のように薄い緑色になったのでアクが出たか

◆ いざ実食
茹でてしんなりした葉を口に運ぶ
ん・・・
味がしない
味の主張はゼロ
食感は柔らかく、ほんのりヌメリがあるような無いような
葉柄の部分は多少の噛みごたえがあって悪くないが、歯に挟まった
茹で時間が短すぎたか、後味に若干のエグミが残る

ほうれん草みたいなきれいな緑色
◆ 調味料で救済してみる
【おひたし】
醤油をかけると・・・
醤油の味しかしない
マヨネーズは醤油よりいけるがマヨネーズの味しかしない
ほかのドレッシング、めんつゆ、ポン酢、甘味噌、ゴマ味噌・・・
試すまでもない
【味噌汁】
味噌の味しかしない
ただ、具としては普通に成立する
「味噌汁に何か葉っぱが入ってた」程度の存在感
【天ぷら】
実食はしてないが想像はできる
衣の香ばしさに完全に負けて何を食べたかわからないだろう
◆ 小菜葱という漢字へのクレーム
小菜葱って書くから行者ニンニクみたいにネギ風味でもあるかと期待したのに、ネギ要素ゼロ!ってどゆこと
調べてみれば、この漢字は完全な当て字で、ネギの味がするからではないらしい(調査不足)
昔ムカシ、ミズアオイを「菜葱・なぎ」と呼び茹でて食べていた
そのミズアオイに似てるけど少し小さいから「小菜葱」と呼ばれたとのこと

コナギの花
写真は「GREEN PIECE」よりお借りしました
◆ 総評
★☆☆☆☆(星1)
毒はない(たぶん)
不味くはない
でも、ネギではない
そして、積極的に食べる理由もない
そんなコナギは水田雑草界のたくましく地味で無口な美しい草でした
ということで、田んぼ一面のコナギを食べつくそうなんて
牛か山羊でも連れて来なきゃ無理ですね
でも稲も食べられてしまうから、お願いするなら鴨が良いかな

残った残骸を池に投げ入れたら
金魚が物珍し気に寄ってきた