多様な創作文化や個人の活動を網羅しています。第一の物語は、音楽家を目指す三姉妹と少女唯亜が、ビートルズのコピーバンドとの出会いや英国旅行を通じて成長する青春群像劇です。
「ザ・ストロベリー・フィール(The Strawberry Feel)」は、クリエイターのhasshie氏がYouTubeチャンネルなどで展開している「Vocaloid MIDIでThe Beatles やってみた」シリーズに登場する作品群です。
確認できる関連カバー動画には、以下のようなものがあります。
Abbey Road Side B Medley Vol. 1
Michelle
I Want To Hold Your Hand
Hello Goodbye
She Loves You
Your Mother Should Know
Twist And Shout
また、今回追加された新しいソースにより、以前ご質問いただいていた「ザ・ストロベリー・フィールの世界観」「メンバー構成」「ビートルズとボカロを組み合わせた演奏の特徴」についても、より詳しい内容が見えてきました。
まず、作品の世界観についてです。
hasshie氏は動画制作に加え、Amebloで『妄想劇場 - ストロベリーフィールよ永遠に』という小説を連載しており、この小説が動画作品の背景や設定を支えているようです。
そこでは、ソフトウェアのアバターたちが単なる音声合成ツールとしてではなく、歴史や性格、関係性を持つ“生きたパフォーマー”として描かれています。
いわゆるキャラクター文化の要素を取り入れた構成といえるでしょう。
たとえば「Twist And Shout」の動画は、小説内の「劇中挿入歌」という位置づけになっています。そのため、単なるカバー動画というよりも、架空のバンドによるバーチャルコンサートのような世界観が表現されています。
次に、バンドのメンバー構成です。
ザ・ストロベリー・フィールは、主に女性ボーカロイドを中心に構成されており、ビートルズにおけるジョン、ポール、ジョージのリードボーカルやコーラスパートを分担しています。
Vocaloid3 Lilyは、アップテンポなロックンロールに合う、少しハスキーで力強いリードボーカルを担当しています。
Vocaloid3 IA / IA Rocksは、「Sun King」などに見られる複雑な3声ハーモニーで重要な役割を担い、透明感のある高音リードや緻密なハーモニーを支えています。
Vocaloid2 巡音ルカは、大人びたハスキーなトーンで、アンサンブルに深みを加える低音ハーモニーを担当しています。なお、曲によってはVocaloid FukaseやVocaloid2 VY1などがサポートとして加わることもあります。
演奏面では、RolandのハードウェアMIDI音源であるSD-90やSC-8850と、SONAR X1、Sibeliusなどの音楽制作ソフトを組み合わせた手法が用いられています。
ビートルズの複雑なポリフォニーやリズムを譜面レベルで丁寧に再現しながら、それを女性バーチャルシンガーによるガールズバンドとして歌わせている点が大きな特徴です。1960年代のクラシックロックのエネルギーを、21世紀の日本のボーカロイド文化やキャラクター表現の文脈で再解釈している作品といえます。
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