みなさま、こんにちは。
姿福庵代表・古谷維久子です。
 
今日は、待ちに待った》》》この日です。
 
桂春蝶師匠との出会いは、
》》》こちらの 【縄 編む】
 
友人の、朴明子さんの人生を、
こちらも友人の俳優、谷の上朋美さんが演じました。
この脚本が、桂春蝶師匠だったご縁からです。
 
(左:谷の上朋美さん・真ん中:朴明子さん・右:私)
 
師匠は、「縄編む」脚本製作時に、
朴明子さんの人生と、あともう一つ
核となるものをお持ちでした。
 
それは、土井大地(どい だいち)くんの作文です。
 
大地君は、5歳の時に小児がんの一種である難治性の
「神経芽腫(しんけいがしゅ)」を発症し、
懸命に病気と闘い一昨年、13歳で旅立ちました。
 
『世界が変わった。
大好きだったサッカーも、今はちょっとお休み。』
 
その一説を聞いただけで、ドキッとしてしまいました。
 
舞台初日、ちょうど私が観劇させていただいた日、
同じ客席で、
大地くんのお兄ちゃん・颯大くんと
お母さんが来られていました。
 
大地君の言葉が舞台の上から聞こえて、
大地君の思いが、この客席の全員に届いきました。
 
お二人も、とても喜んでくださった
と、師匠からお聞きしました。
 
 
【当たり前と思っている、日常は
奇跡の連続で、宝物】
 
自分の部屋で目覚め、
制限されることなく、歯磨きも出来る。
 
自然の風を感じ、街の音も聞こえる。
 
食べたいものを、自由にいただける。
 
服を悩み、自分の足で歩いてお出かけができる。
 
今日も、私は、一歩、一歩、丁寧に歩きます。
 
 
大地くんの手紙、どうか皆さんもお読みください。

 

■ 宝物は普通の日■ 
なぜ僕はこんな病気になったのだろうと、とても辛かったです。
 
今まで当たり前だった普通の日は、
病気になってから全然当たり前ではなくなりました。
 
朝から終わりまで学校に行き、家で家族と笑いあえる日、
そんな普通の日は僕にとっては宝物のような日なのです。
 
僕と同じ病気で亡くなってしまった友達もいます。
 
僕には次の機会がないかもしれない。
 
だから今を精一杯後悔のないように生きています。
 
僕は病気になったからこそ、
当たり前の毎日の大切さに気付くことができました。
 
死と向き合うことはなかなか難しいし、
当たり前のことに意識を向ける人は少ないかもしれません。
 
僕が「宝物は普通の日」だということを伝えることで、
思いやりがあふれる優しい社会になればいいなと思います。
 
そして、当たり前になっていて、
何気なく過ごしていた一日一日を、大切に過ごして欲しい。
 
僕にとっての宝物の普通の日は、
きっとみんなにとっても宝物だと思うから…。
 
 
 
 

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