原子力発電 | ricky321のブログ

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若い人たちはご存じないかもしれない。

我々アラカン世代でも忘れつつあることでもある。

小学校の頃、テレビで関連するニュースを見ては暗い気持ちになっていた。概要はよく分からないが深刻な問題であることはボンクラ小学生の小生にも伝わっていた。(見方を変えれば、「原子力は恐ろしいぞ」と植え付けられたとも言える。)

原子力船・むつのことである。

むつ (原子力船) - Wikipedia

核燃料を搭載した途端、放射能漏れが起きた。

その後、どこへこの船を寄港させるのか大問題になった。放射能漏れを起こした船が来るとなれば、漁業従事者は「あそこで獲れた海産物は食べられないぞ」という風評被害を恐れた。どこへ持っていっても漁連は反対するし、実際にそうなった。

 

次にチェルノブイリ※の原発事故である。

チェルノブイリ原子力発電所事故 - Wikipedia

いい歳になっていたが、目の前のことに夢中でニュースには無関心だった。事故のニュースが拡散したときに小雨が降っていた。先輩から「おい、お前放射能にやられるから傘くらいさせよ」と言われて事件を知った。

これも国境を越えた風評被害で、「雨に濡れたらハゲるぞ」などと本当に言われていたのである。

 

※大貫注:現在は「チョルノービリ」呼称になっている。しかし、十代で世界地理を学んだ小生はいつまでもチェルノブイリであり、キーウはキエフだし、機動戦士ガンダムでも出てきた激戦の地オデッサはオデーサではない。

 

中学生の頃だったと思う。修学旅行先で長崎市の小学校と熊本県水俣市の小学校児童が鉢合わせた。互いに「水俣病」「原爆病」と言い合いになったらしい。

 

独断と偏見になるが、こういう風評被害に敏感になるのは小さい子どもさんを持つお母さん達である。その影響を子ども達はモロに受ける。

311の震災で福島から余所へ転居せざるを得なかった人たちが、やはり風評被害に苦しんだと思う。

 

安倍元総理が内外に向けて「全体として状況はコントロールされております」と述べた。「under control」と言うわけだ。しかし、現実には 未だ原子力は人類にとってout of controlなのだろうと思う。茨城県東海村のように核施設は田舎にある。東京湾や大阪湾にはない。

 

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ここで安倍元総理を貶したいのでも、原子力発電全廃を訴えたいのでもない。国益のためにはやむを得ないこともあると思う。

ただ、「日本人同士が互いを攻撃するようなことだけは辞めよう。」「愛を持った言葉を口にしよう。」ただそれだけである。