平成の初めに、第一勧銀と富士銀行、川崎製鉄と日本鋼管、新日鉄と住金、浦和と大宮が合併するなど誰が予想できただろうか。ダイエーがなくなり、不二家が山パンの子会社になり、セゾングループは解体した。
誰もが何らかの不安があるという時代ではないだろうか。たとえ大きな企業で実績を上げ、順調に出世していても、公務員という安定した職業についていてもやっぱりそうだろう。
(1)AIが導入されて、要らない職業が出てくる。たとえば、公務員、銀行員は余剰人員を抱える。
(2)国際的な枠組みが変わってしまい、米国は主導的な地位を下りつつある。代わって共産党中国が台頭している。
(3)年金という仕組みが崩壊し、老後が全く見えない。無駄に消費税をとられる。国家に「盗られる」のである。「年金という仕組み」は国家と置き換えてもいいだろう。
思いついたまま書いたが、週刊誌やTVが上記三点を手を、品を変えながら挙げれば、頁や時間はかなり埋まる。ほどほどに明るい話題、また適度に不安を煽る問題を併せて流せばいいわけだ。どこでも似たようなことをやるし、NHKは民放の真似すらする。内閣改造というばかりでちっとも改造ではない。まさしく今が時代の分岐点で、このターニングポイントであるのだが、日本の政治指導者では曲がり切れまい。
熱誠憂国 日本人に伝えたいこと
李登輝:毎日新聞社
少々内容は旧いが、かなり鋭い。台湾、中華民国という国家はないのだが、れっきとして存在している。しかも親日の国である。よく知られていることだが、日本の支配下で育ち、日本語教育を受けたため、まず日本語で考え、中国語にトランスレートすることをしている人である。こういうのはもっと読まれるべきなのだが。
最近、とくに今年になって、昔読んだ外国文学を再読したりしているが、読んで良かったということ。数年前、残りの人生は日本文学の古典だけに限って読もうかと考えたこともあったが、それでは視野が狭くなる。もっと読むことに欲を出してもいいのではないかと今は思う。乱読も精読もどちらも間違っていない。答えはないと思う。
※途中、字の大きさがが変わりましたが、面倒なので是正はしません。