限界の訪れ | ricky321のブログ

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『お金の流れで読む日本と世界の未来』ジム・ロジャーズ/PHP新書19-115

 

★★★★筆者が歴史に学ばねばならない、ということを現代人にわかりやすく説いた本である。これよりも分厚くて言いたいことが希薄なものが本屋に沢山ある。

立ち読みで内容は把握していたが、結局買った。著者の書く通りの世界が来るか否かは分からない。極端な予言書、例えば日本沈没のようなものも含め、大概は外れているが、中にはかなり先が読めていたものもあった。堺屋太一の本がそうだ。

ただ、この手合いの本で、当たりか外れかばかりを気にするのはおかしいし、勿体ない。書籍の中には著者の一部が入っているとは大袈裟だが、軽薄な人間が書いた本は悲しいかな、やはり軽薄だ。もろに書くが、藤巻某、松藤某、天海某、浅井某らの書籍は予想が外れただけでなく、読者を脅かすだけのものでしかなかった。

この本は違う。これは読者を啓発してくれる。国家も企業もあてにならない。自分自身で考えなさい、社会を見なさいという示唆がある。

今、明らかにアメリカは世界のリーダーの地位を降りようとしている。株価が低迷したとき、著者の指摘どおり、トランプは日本や中国や韓国のせいにするだろう。自分の非を死ぬまで認めないだろう。もっとも我が国だって、参議院選挙で投票率が低かったことを「これこそが国民の皆さんの厳しい判定です」とコメントした政治家はいない。これを書いている途中で、日産が大規模なリストラに踏み切るというニュースが流れた。終身雇用はもう終わった。

限界の訪れとタイトルしたが、いずれにせよ、かなり大きな曲がり角にさしかかっている気がしている。もちろんワールドワイドで。

↓この方は2012年くらいまでは不況が続くと、その4年前くらいに書かれていました。

 

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