嫌いな今時のことば その続き | ricky321のブログ

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 上記、「私が嫌いな今時のことば」の続きです。

(1)それは連体詞でも形容動詞でもない
 『問題な日本語』北原保雄/大修館書店が発売されて14年になる。誤用の目立つ日本語とそれを使用する日本人に警鐘を鳴らす本であったが、形容動詞の連体形でも、連体詞でもない「○○な」がネット上で跳梁跋扈している。
・中身がぎっしりなシュークリーム:中身がぎっしり詰まっているのだろうが、読む側には伝わるだろうという甘えがあるような気がしてならない。
・ フランスの庶民はもともと「億万長者アレルギー症」なうえに:この手の言い回しもよく見かける。億万長者アレルギー症だ、という語を形容動詞として私は認めたくない。いわば「億万長者アレルギー症」があるうえに、などとすべきだろう。
・昭和なタバコ文化の残るプロ野球:こういうのがヤフーニュースヘッドラインに上がってくる。これを書いた記者は「大正なデモクラシー」「江戸な百姓一揆」「フランスなカルティエ腕時計」とでも言っているのだろうか。

(2)そこに住んでいるのは誰だろう。
 
「明石家さんまの住所はどこか知っているか」ならいいが、「吉本興業の住所は大阪市中央区だ」という言い方も、小生は気に入らないが、世間では通用してしまう。住所とは、誰かが住んでいる所だから、個人宅でなければ「名古屋大学本部の所在地」のように所在地という言葉を小生は使いたい。同時に「家宅捜索」なる言葉も何とかならないか、と思う。不正が疑われる会社役員宅ばかりか、事務所でも工場でも「家宅」捜査が入るのだが、かなり抵抗を覚える。 


 後半の※印の所に書きましたが、yahoo掲示板(現テキストリーム)が終わります。本当に面白かったのは10年くらい前まで。株価の動きを神のごとく読み取ったり、野球カテゴリーにさえ、文達者がいて夢中で読んでいた時期もありました。もしかして球団の関係者が見ていてくれたら、チーム編成の参考にしてくれるのではないか、と思ったりしたこともありましたが、そういった達人はことごとく消えました。
 多くは飽きたり、新しいSNSに移ったりしたことでしょう。Yahoo!、つまりソフトバンクグループが掲示板を大幅に縮小するのは記載者、閲覧者が減って広告を出すのがもったいないと判断したからでしょう。書きたいことだけ書いて、誤りを指摘されても詫びひとつ入れない、自らの非を認めない、幼稚な書き手が増えました。
 このブログも嘘を書くことは可能です。自分とまるっきり違う「誰か」になりきることもできるでしょう。でも小生はそれをしたくない。いい加減なことを書いてしまっては時間の無駄でもあるし、ボロが出るでしょう。実生活でも碌なことはないという経験があるからです。もちろん表現上、多少の誇張や演出はあっても構わないと思いますが。余談ながら、プロの小説家は自分とはまったく違う別人格者を演じきるから本当にすごい。
 繰り返し書きますが、言葉に魂が宿る言霊(ことだま)なるものがあると信じているからです。