1級ファイナンシャル・プランニング技能士の鬼塚です。
ついに円相場が39年ぶりとなる1ドル163円台に到達しました。
国際エコノミストのエミン・ユルマズさんがXで、
「163円行きました。今後はドルで稼げる手段をみつけないと厳しいね。」
と投稿されていました。
この言葉を見て、「まさにその通りだな」と感じました。
日本は食料品やエネルギーなど、多くのものを海外から輸入しています。
つまり、円安が進めば進むほど輸入コストが上がり、私たちの生活費も上がっていきます。
物価は上がるのに、給料はなかなか上がらない。
これからの時代、この状況は決して他人事ではありません。
では、私たちはどうすればいいのでしょうか。
問題は円安ではなく、「円だけ」で生活していること
円安そのものを私たちが止めることはできません。
しかし、自分のお金の持ち方や稼ぎ方を変えることはできます。
まず、今すぐ取り組める対策としておすすめなのが、NISAを活用し、米国株や米国債券を含むインデックス・ファンドを保有することです。
例えば、
- eMAXIS Slim 先進国株式(除く日本)
- eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
- eMAXIS Slim 先進国債券(除く日本)
こうした商品は、円だけに資産を集中させないための有効な選択肢になります。
ただ、一つ感じたことがあります。
もし今後も円安が進み続ければ、ドル建て資産そのものも高くなり、同じ金額でも購入できる数量は少なくなっていく可能性があります。
そう考えたときに、私の頭に浮かんだのは、
「これからはドルで資産を持つだけでなく、ドルで収入を得ることも重要なのではないか。」
ということでした。
偶然でしたが、今振り返ると絶妙なタイミングでした
契約が完了すれば、家賃収入はドルで入ってきます。
これは、エミンさんがおっしゃる「ドルで稼ぐ手段」の一つになります。
正直に言えば、購入を決めた当初から「ドルで稼ぐため」と深く考えていたわけではありません。
「米国資産を持つことで円安対策になる」という認識はありましたが、「ドルで収入を得る」という視点までは持てていませんでした。
だからこそ、今になって振り返ると、本当にタイミングが良かったと感じています。
外貨を稼ぐ方法は、不動産だけではありません
先日、シリコンバレー視察でご一緒した伊勢隆一郎さん。
私と同い年ですが、40歳でロサンゼルスへ拠点を移し、現在はわらび餅店を大ヒットさせています。
また、先週末にお寿司をご一緒した、防音資材を取り扱うふーこさん。
福岡を本社に東京支店を展開し、さらに2年前にはシンガポールへ進出。
現在はオーストラリアからも受注されるなど、海外市場で売上を伸ばされています。
米ドルではありませんが、外貨を稼ぐ仕組みを持たれているという点は共通しています。
これからの時代は、日本国内だけで完結するのではなく、海外から収益を得る視点がますます重要になっていくのではないでしょうか。
まずは、できることから始めればいい
とはいえ、この記事を読んでくださっている多くの方は、会社員や公務員の方だと思います。
海外進出や海外不動産投資は、すぐに実践できるものではありません。
だからこそ、まずは現実的な第一歩から始めれば十分です。
NISAを活用して、米国株や米国債券を含むインデックス・ファンドを積み立てる。
それだけでも、円だけに依存する状態から一歩抜け出すことができます。
そして将来的には、
「円で稼ぐ」だけではなく、
「外貨でも稼げる仕組みを一つ持つ」
そんな視点を持っておくだけで、これからの選択肢は大きく変わってくるはずです。
円安は私たちでは止められません。
しかし、円安に備える行動は今日から始められます。
これからの時代を一緒に乗り越えていきましょう。

