・・・・・・っということで、これだけ長く生きていると信じられないことに遭遇する。
だいぶ昔の話だが、昼休みに池袋近くを歩いていた。
風の強い日だった。
某銀行の前を通りかかった途端、数え切れないほどの1万円札が目の前を乱舞した。
こういう突然の出来事が起きた時、瞬時に状況を把握できないものなんですね。
反射的に歩道に落ちた一万円札を右足で踏みつけた。
それを拾って手に取った途端、銀行から出てきた落とし主らしき男がぼくの手からサッとその札を奪い去った。
拾っている人はぼく以外に沢山いた。
なのに、その男はぼくに真っ先に向かってきたのである。
お礼くらいは言えよな・・・と思ったのだが、それはしばらく後のことで、
一枚くらいポケットにねじ込みたかったなぁ~~っていうのがその時のホンネでした。
・・・・・・
そして時は過ぎ、この間クルマを運転してある交差点を通り過ぎた時、突然左から沢山のお札がパラパラと飛んできたのである。
一瞬で、それは全部千円札だったと判断した。
とっさにブレーキに足がかかってしまった。
でも、交差点で車を降りて、札を拾っている自分の姿が頭をよぎった。
それと同時に、それは格好悪いかなぁ~~という思いも浮かんだ。
ほんのゼロコンマ数秒の出来事。
ぼくはそのまま交差点を通り過ぎた。
バックミラーには散乱したお札を拾う数人のオバサンたちが映った。
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かなり特異なケースですけれど、みなさんそういう札束が乱舞する光景に遭遇したことがありますか?
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