今日はさんざんな目に遭った。
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老夫婦は私の両親と同じくらいの齢で
おそらく70代だと思われる。
奥さまの方が、強烈なキャラで
我が家が引っ越してきた時から
「いい人なんだろうけど、極力、付き合いたくない」と思うような言動をする人。
とにかく噂、詮索好きなのだ。
朝、庭の手入れをしていたら奥さんが
「土曜日、趣味の登山サークルに行ってきたのよ」
と、塀の向こうから声をかけてきた。
山歩きをする会に入っていて
あちこちを登山して歩くのが趣味だ。というような話は何回も聞かされてはいた。
「お土産にって土曜日、もらってきたのよ。
蒸しパンを蒸かしたから出来立てを食べて。」
と、台所の蒸かし鍋から手でつかみ
行った先の名物のまんじゅうなの。と
生ぬるい固くなったパンをダイレクトに渡された。

……私は他人が手作りしたおにぎりや、
剥かれたりんごをたべるのがニガテなのだ。
生理的に受け付けないというか。
だが、躊躇している暇もなく
「今、ここで味を見てみて。」と迫ってくる。
悪気はないのだが親切の押売りというか。
3日まえの山岳中の土産、
どうみても手作り感満載の饅頭を
早朝に蒸かしておいたものをくれた感。
「坊っちゃんたちにも」と、大量に
スーパーの冷凍肉や魚をいれるようなビニールに突っ込み、渡される。
「ほら、朝、私、早いでしょ?
ちょっとだけ時間たっちゃったけど、美味しいのよ」
と、再度、【今、ここで感想を】と畳み込まれる。
この奥さん、一度言い出すと聞かないので、
渋々、一口いただく。
なんというか、饅頭を口にした瞬間、
【他人の家のニオイ】(……玄関とか独特な感じがありますよね)
と、「…………!」と思う食感。
「遠慮しないでもっと食べて。
中身の具が美味しいのよ!」
と、満面の笑みで、一口じゃなく完食を促される。
おいしいです。ありがとうございます。
と、マニュアル回答をして
押し付けられた大量の饅頭の残りと共にリビングに戻った。
饅頭を食べてから10分もしないうちに
嫌な腹痛と吐き気におそわれ、
トイレに駆け込む。
……そこから半日、食あたりだろう
腹痛パラダイスに突入。
子どもが園から急性胃腸炎を貰ってきて
私も二次感染したことが何度かあるのだが
まさに症状がそれで、原因として思い浮かぶのは一つしかない。
ようやくなんとか、持ち直して来たのだが
食あたり後の全身の疲労感がすごい……。
手作りも、貰って嬉しい仲なら有り難いが……
ただの隣人だとありがた迷惑。
窓を開けると目の前。
互いに戸建てで永住地となると関係性を壊せないなかで、親切心から来る行為に
文句も言いにくい関係。
とんだ災難な1日だった……。
付録狙いで欲しい。
進級、進学祝いに
