こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。今日は、性犯罪は他人事ではない!あなたの子供も狙われているというお話です。
最近、幼い女の子を対象にした性犯罪が頻発しています。加害者は、一部の異常者たけでなく、なんと小学校教師からも被害者が多発しているのです。
小学校の中で教師が教え子の女子児童に対して性的暴行を加えるという、にわかには信じられない事件の裁判が進行している。強制性交罪や児童ポルノ禁止法違反罪などで起訴されているのは、千葉市立小の元教員・X被告(36)だ。
被害者となったのは当時6~12歳の女の子7人。法廷ではX被告の大胆かつ卑劣な犯行が次々と明らかになった。10月末、検察側は「鬼畜の所業と言うしかない」と糾弾し、懲役15年を求刑した。
文科省の調査によると、強制わいせつとセクハラで懲戒処分を受けた教員は毎年200人以上に上ります。2018年度には前年度比72人増の282人で過去最多となっています。被害者の約半数が学校の児童や生徒です。
そして、もっと悲しいのは被害にあった多くの少女たちは、被害を訴えることが出来ないという事実です。
- 小学生だった頃、変なおっさんに胸を触られたけど、怖くて親にも先生にも話せなかった。怒られるんじゃないか・自分が悪かったからと話せないでいる子供っていっぱいいるんじゃないかなぁ?
- 嫁も同僚女性も小さい頃道端で知らないおじさんにわいせつ行為されたと言ってた。でも怖くて親には言えなかったって。
- わたしも車に乗せられて、お股触られた経験あります。わたしも誰にも言えずにいました。
- あと小学校の先生に一人で服を着替えていたとき写真撮られた。自分が性の対象として見られたことが恥ずかしくて親にも誰にも言わなかった。
- 私も小学生の時、駄菓子屋のおじいちゃんに太もも触られたのがトラウマ。もちろん、自分が悪いことをしたような意識で、親には言えなかったよね。
- 女性ならわかると思うけど、被害を言えば自分が変な目で見られるんじゃないかとか、落ち度を責められるんじゃないかとか、ただでさえ傷付いているのに結局誰にも言えずに心の中に押し込んでしまって長年トラウマに苦しむことになる。
- こんな幼い子たちなんて、自分が性の対象として見られること自体に慣れてないから不安だし、親に言ったら怒られるんじゃないかとか色々考えてしまうよ。
「言ったら親に怒られる」「自分が悪かったから被害にあってしまった」と考え、心の底にしまい込んでいる女性がいるということは、数字に現れている被害者数の何倍もの被害があるということです。
加害者は小学校の先生だけではありません。警察庁が発表した13歳未満の者の性被害認知件数(H24年)は1000件以上を上回り、子どもが巻き込まれる悲しい事件は後を絶ちません。
幼児は、自分が何をされているのかわからないので声を上げることが出来ませんし、また恐怖から相手の指示に従ってしまうということで犯罪が進んでしまうのです。
■性教育は幼少期から
学校では性教育は教えてくれません。ですので、家庭内で性教育をすることが必要なのです。
性教育と言うとセックスのことを教えるという間違った考えが日本人には深く埋め込まれています。
性教育とは自分の体を知り、大事にするということ。そして、異性に対する思いやりの心を学ぶということです。
性に対する知識がないと、ある日突然性犯罪に巻き込まれてしまいます。
6月18日、わいせつ誘拐、強制わいせつ致傷の疑いで逮捕されたのは、東京都大田区の無職・小林義雄容疑者(55)。逮捕容疑は、5月17日昼、大田区内の路上で、未就学の女児に「おやつあげる」などと声をかけ自宅に連れ込み暴行を加えたうえ、わいせつな行為をし、下腹部に全治約18日間のケガをさせた疑い。
それがなされないまま思春期を迎えると、被害にあっても頭が真っ白になってしまい抵抗することさえできなくなってしまいます。
高校生の時に信頼していた教師から性被害に会いました。スカートの中に手を入れられて固まってた。どうしていいのかわからないので嫌とも言えなかった。
性被害にあった女性は、一生この記憶が残り、ある時フラッシュバックが怒ってしまいます。そうなると男性に対する恐怖感から結婚もできなくなってしまうのです。
そうならないためにも、家庭の中で幼少期から性教育をする必要があると思いませんか?あなたのお子様に自分で自分の身を守る術を教える必要があると思いませんか?
■では、どのような性教育をすればいいのでしょうか?
先ずは、愛情についてお話してください。
- 「あなたは、パパとママが愛し合って授かったかけがいのない天使なのよ」
- 「だから、道路への飛び出しなどは絶対しないでね」
- 「あなたが怪我をしただけでママやパパも悲しくなる」
- 「悪い人にさらわれたりしないように知らない人にはついていったらダメよ」
など、ここまでなら誰でもお話することは出来ますよね。あなたを愛しているということを伝えることです。
そして、次は自分の体を大切にすることを教えて下さい。
- 「自分の体は誰にも見せてはいけないよ」
- 「知らない人はもちろん、知っている人にも見せてはいけないよ」
- 「特にプライベートゾーンは、赤ちゃんを生むために大切なところだから見せても触らせてもいけないのよ」
- 「水着を着て隠れる場所が"プライベートゾーン"だよ」
そして、もし犯罪似合いそうになった時の対処法を教えて下さい。
- 「もし、知らない人から声をかけられたらすぐにママやパパに言ってね」
- 「もちろん、知っている人からも声をかけられたらパパやママに言ってから行動してね」
- 「保育園や小学校の先生からプライベートゾーンを触られたらすぐに言ってね」
- 「あなたの身体はママやパパにとってとても大切なものなの」
- 「もちろん、あなたのとっても大切なものなのよ」
と教えてあげてください。
そして、被害にあいそうになった時には声を上げることを教えて下さい。
「知らない人に連れて行かれそうになったり、プライベートゾーンを触られそうになったりしたら、大声で『助けてー!』と周りの人にSOSを出すのよ」
あるいは、防犯ブザーを常に持ち歩くようにして「このブザーを鳴らしてね」と言ってもいいですね。
そういう対処法を教えていると次のような犯罪も未然に防ぐことが出来るのではないでしょうか?
亀井和真容疑者は稲城市の商業施設で小学校高学年の10代の女の子の体をスカートの上から無理やり触った疑いが持たれています。警視庁によりますと、女の子は家族や友人と一緒に来ていて、1人で10分ほど別行動して戻ってきた際に母親に「触られた」と話したということです。
下校中の女子児童を呼び止め、体を触ったとして、石川県白山市の49歳の男が逮捕されました。強制わいせつの疑いで逮捕されたのは、白山市日向町の無職・小倉邦博容疑者(49)。調べによりますと、小倉容疑者は去年12月9日、野々市市内の駐車場で下校中の女子児童に声をかけ、体を触った疑いが持たれています。2人に面識はなく、女子小学生が当日保護者に相談したことで事件が発覚しました。
自分の子供が犯罪に巻き込まれたときや巻き込まれそうになったとき、すぐに親に打ち明けられるようになるためには、常に子供の声に耳を傾けることを習慣にすることです。
子供が「自分は親から愛されている。大切にされている」と思えるためには、子供が声をかけてきたときには「忙しいから」とか「後でね」という言葉は、使わないようにしたいですね。
日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。
