こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。今日は、語りかけが赤ちゃんの発語を早めますというお話です。
最近、4歳、5歳になっても喋れない子供が増えているようです。その原因は、テレビばかり見ていて(見させられて)、言葉の応答の経験が少ない場合とか、話し言葉よりも文字の読み書きを重視した親の教育による場合が多いようです。
簡単に言えば、おしゃべりの楽しさを味わえなかった子供達です。あなたのお子様は、よく喋りますか?
子供が順調に喋るようになるには、子供の働きかけに対して敏感に応えてあげることです。
まだ話せない0才児に対しても、「言葉かけ」を常にしてあげて下さい。そして、大切なことは、丁寧に、ハッキリとした言葉で、より多くすることです。
話すことの出来ない赤ちゃんでも「聞く」能力は発達しています。ですので、先ずは、耳から言葉をどんどん送り込むことが大切です。その言葉の蓄積が、将来の「話す」ことに繋がります。
また、言葉のみでなく、表情や身振り、手振り、あるいは赤ちゃんの手を取って話すなどが大切です。
赤ちゃんは、話す相手をじっと見ています。言葉と、表情、身振り、手振りなどをセットとして記憶していきます。それを繰り返すことによって、言葉の意味を理解していくのです。
また、言葉かけの効果は、話すだけのためではありません。
子供は、生まれてから自分自身の生理的リズムと外界からの刺激に影響されながら生活しています。
大人は、それぞれの子供の生理的リズム、月齢、発達の状況などを考慮しながら、それぞれの子供にふさわしいリズムを形成出来るように生活を組織化していきます。
あなたが、日頃、何気なく赤ちゃんに話しかけている言葉。それは、赤ちゃんの心に強く響いています。
あなたの「語りかけ」や「言葉かけ」によって、赤ちゃんの心と知能を大きく左右することを意識して下さい。
人間は、一人では生きられない無力な存在として生まれてきます。
あなたは、赤ちゃんの生理的リズム、月齢、発達の状況などを考慮しながら、あなたの赤ちゃんにふさわしい生活リズムを作ってあげて下さい。
赤ちゃんは、あなたとの関わりの中で、歩行、道具の使用、言葉の基礎を一年間かけて獲得していきます。
生後1ヶ月ごろから、赤ちゃんはあなたに対して微笑んで手足をバタバタさせるようになります。
これは「おはしゃぎ反応」と呼ばれていて、生後半年間続きます。この「おはしゃぎ反応」は一定ではなく、時の経過とともに変化します。
生後1ヶ月くらいでは、大人が微笑んだり、話しかけたりしても、反応は小さく、働きかけが違っても反応は変わりません。しかし、生後2ヶ月くらいになると、「おはしゃぎ反応」に違いが見えてきます。
また、あなたの働きかけの違いによって、反応も違ってきます。最も反応が強いのは、話しかけです。
具体的には、朝目覚めた時に、笑顔とともに、
- 「太郎くん、おはよ」
- 「花子ちゃん、朝ですよ」
- 「いっぱい、ネンネしましたねぇ」
この語りかけを繰り返すことによって赤ちゃんの脳には「朝、明るくなると起きる」という生活リズムが刻み込まれます。
赤ちゃんが泣き出すと、「お腹空いたの?それじゃあ、おっぱい飲みましょうね」生後間もなく空腹で泣くというのは、生理的な欲求です。あなたが、その欲求を満たしてくれるまで泣き続けます。
生後3ヶ月頃になれば、あなたの声を聞いただけでも泣きやむようになります。あなたの声が、もうすぐ要求が満たされるという合図になるのです。
お腹が空けば、あなたが必ずその空腹感を満たしてくれる。その安心感が、脳に刻み込まれます。
この安心感は、授乳時だけでなく、排泄の時でも同じです。「シーシーしたの?おむつ替えましょうね」と言う言葉かけを行います。
この言葉かけによって赤ちゃんは不快な状態から、あなたが必ず救い出してくれると安心感を持つようになるのです。
安心感を持てると考える余裕が生まれます。「そうか、おしっこするとなんだか変な気持ちになるけど、おむつを変えてくれると、また気持ちよくなるんだ」などと考える。それが言葉の練習になるのです。
赤ちゃんは言葉話せないときでも、頭の中では考えています。今でママやパパに書けられた言葉が蓄積されていくのです。その蓄積された言葉の意味を理解し、頭の中で使うようになるのです。
そして、その蓄積された意味のわかる言葉の数が50以上になると初めての言葉が口をついて出てきます。
そのためには、たくさんの言葉のシャワーを浴びせることが大切です。巷でよく見かけるのは、ベビーカーを押しながらスマホに夢中になっているママの姿です。
「ベビーカーに座って移動しているのだから、その間スマホを見ても良いのではないの?」
そう考えているのでしょうね。でも、お座りが出来るころになると、何でも知りたいという知的好奇心が湧き出してきます。
その時期の赤ちゃんは、ベビーカーに寝ているだけではありません。身を起こしてフロントガードにくっついてあちこち見ています。その時の赤ちゃんの頭の中には知的好奇心が湧き出しているのです。
- 「あれはなんだろう?」
- 「これはなんだろう?」
- 「あれは何という名前なんだろう?」
そのときに、その答えがわかればすぐに知識を吸収していきます。好奇心が湧いたときにそれを満足させることで知能が発達していくのです。
ですので、ベビーカーで移動しているときに、いつもと同じ道であっても子供が好奇心を示しているようなら、その好奇心に答えてあげてほしいのです。
- 「この花はコスモスっていうお名前よ。ピンクがきれいね」
- 「この木は金のなる木っていうのよ。面白い名前でしょ。ほら、この肉厚で丸みのある葉っぱが五円玉のように見えることから、日本では「金のなる木」と呼ばれるようになったのよ」
などと、その草木にまつわる情報をお話することで赤ちゃんは知らないことを知る喜びに目覚めるのです。
そのためには、ママが好奇心を持って周りの景色を眺めることです。そして、名前を知らない花や木があれば、お家に帰ってから調べるような習慣をつけて、次回、その花や木に子供が好奇心を示したら教えてあげるのです。
赤ちゃんがもう少し大きくなれば、お家の中で一緒に図鑑を見て調べてもいいですね。ママが勉強好きなら、子供もママの真似をして勉強が大好きな子供に育ちますよ。
言葉は知識の基礎です。早く話せるようになれば、よりたくさんの情報や知識を集めることが出来るようになります。そのためにも、言葉の話せない赤ちゃんに言葉のシャワーや知識のシャワーを浴びせてくださいね。
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ママへ。子供が生まれてから家事・育児に追われて疲れてはいませんか?独身だった頃、あんなに輝いていた日々が嘘のような毎日。
今あなたが感じている「辛さ」というのは、それはあなたを成長させてくれる「恵み」なのです。
育児の真っ只中にいるときは「恵み」と受け止められませんが、子供が成長してあなたの手から自立していった時に振り返ってみると、あの経験があったからこそということが分かります。
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