トイレトレーニングは排泄機能の発達を待つことがコツ | 好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

赤ちゃんは「好奇心」のかたまりです。その「好奇心」を満足させることが育児のコツ。あなたの育児が楽しくなります

おまるでうんちをする女の子

 

こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。今日は、トイレトレーニングのお話です。(「おむつなし育児」を実践された方、あるいは実践している方は読まないで下さい^^;)

 

 

トイレトレーニングという言葉が、巷で当たり前のように言われています。これは、大人の焦りを表現していると僕は思っています。

 

  • 「幼稚園に入るまでに、トイレのしつけは終わっておかなければ恥ずかしい」
  • 「だから、なんとかそれまでに練習しなければいけない」

 

そんなママの焦りから「トレーニング」という言葉が出てくるのですね。トイレトレーニングを始めようと考えているママには、最初に言っておきたいことがあります。

 

 

あなたの赤ちゃんは、焦らず気楽にトイレを待てば、その年齢になれば問題なくトイレの習慣を身につけるということです。

 

 

子供に、うんことおしっこのしつけを開始するのは2歳になってからです。そして、しつけを開始したとしても、2歳で出来なくても大丈夫です。

 

 

一般的に、自分で排尿・排便ができるのは3歳6か月~4歳という数字も出ています。

 

 

柴田の妻は保育園の園長さんですが、保育園では、みんなちゃんとトイレで出来るようになります。安心して下さい。

 

 

問題なのは、お婆ちゃんの言葉です。

 

 

「まだ、おむつが取れないの?私の息子は2歳前に取れていましたよ」

 

 

この言葉で、ママは焦ってしまうのですね。昔は、トイレのしつけは8ヶ月からと言われていました。おばあちゃんの頃は布おむつが主流でしたので、洗濯が大変だったことと、赤ちゃんもおむつが濡れることがわかるので、おむつ離れが早かったということもあります。

 

 

しかし、それは「昔の常識」になってしまったのです。「抱き癖がつくから、あまり抱かないほうがいい」と同じことです。お婆ちゃんの言葉は、受け流して下さい。

 

 

大人はトイレの訓練は子供にとって簡単だと勘違いしているのです。大人にとっては簡単でも、子供にとってトイレの訓練は複雑な学習課目なのです。

 

 

今まで自然に任せて便意をもよおした時に、いつでもどこでも排泄していたのです。それがある日突然、「ほら、おしっこして」と言われるのです。

 

 

無理ですよね、そんなこと。あなた出来ます?(^^;)

 

 

子供は、2歳にならないと筋肉神経が括約筋をコントロール出来ないのです。うんちの場合は、内肛門括約筋と外肛門括約筋が弛緩(しかん)し蠕動(ぜんどう)運動させることで排便されるのです。

 

 

おしっこの場合は、膀胱括約筋を自分の思うままにコントロールしなければならないのです。まだ、そこまで身体は出来上がっていません。

 

 

例えて言うならば、短距離の世界チャンピオンのウサイン・ボルトと競争して勝てと言われているのと同じことなのです。

 

 

ウサイン・ボルト

 

 

無理ですよね。ですので、のんびりとやりましょう。

 

 

「排泄のしつけは親の努力次第」というのは忘れて下さいね。排泄の自立は、「しつけ」ではなく、「発達」なのです。

 

 

いずれは、必ずトイレで排泄出来るようになります。一番怖いのは、ママの「焦り」です 。

 

 

例えば、あなたの赤ちゃんが一歳になったからといって、「歩く」訓練を始めますか?また、始めたとしてもそれで歩けるようになるのでしょうか?

 


それと同じです。「歩く」のに個人差があるように、おむつが外れる時期も個人差があるのです。

 

 

あまり焦って無理強いすると、思っても見ないような結果に繋がります。

 

 

例えば…

 

  • いつまで経っても漏らしてばかりの子
  • 怖くて頻尿になってしまった子
  • 一日中おしっこを我慢してしまう子
  • さらには、吃音になってしまう子まで出てきてしまいます。

 

 

あなたが子供の立場になってみて下さい。おしっこしたくないのに、トイレに連れて行かれて「おしっこしなさい」と言われて出来ますか?

 

 

うんちしたくないのに、おまるに座らされて「はい、うんちして」と言われて出来ますか?

 

 

例え、(今、うんちしたい)と思っていても、横で怖い顔をした人がじっと見ていたら出ますか?

 

 

ましてや、おしっこやうんちが出なかった時に、「どうして出ないの!」と怒られたらどう思います。

 

 

もう二度とトイレには行きたくないと思いませんか?

 

 

逆に「トレーニングパンツに替えたら、すぐに出来るようになった」という子供もいるのも事実です。

 

 

それぞれの個性です。早く出来たら出来たで、それは素晴らしいことです。

 

 

でも、だからといって他人に自慢しないで下さいね。自慢されたママは、焦ってしまいます。心密かにほくそ笑んで下さいね(^^;)

 

 

でも、うんちがトイレで出来るようになると、一気に楽になりますね。

 

 

最初に、あなたに覚えておいて欲しいことがあります。それは、大人と子供では、うんちに対する考え方が全く違うということです。

 

 

子供はおむつが汚れていても平気なのです。子供にとって、自分のうんちは面白そうな茶色の粘土に過ぎないのです。

 

 

ですので、「うんちは汚いものだ」という感情を捨て去って下さい。

 

 

えっ?いやだ?(^^;)

 

 

あなたは「おお、くちゃいくちゃい」とか「こんなとこまでついちゃって、ばっちいわねぇ」とか言っていませんか?

 

 

その言葉を聞いて子供は、うんちやおしっこをする自分が汚くて悪いものだと勘違いしてしまいます。

 

 

これは性器と排泄器が隣接している関係上、性に対する健全な考え方の発達に大きな影響を与えることに繋がるのです。

 

 

うんちをした時には、「おお、いっぱい出ましたね」「今日も元気でちゅね」と喜んであげて下さい。

 

 

そうすれば、赤ちゃんは「また、ママに見てもらおう」と考え始めるのです。ここからスタートですね。

 

 

うんちは、健康な赤ちゃんであれば基本的には無害なものです。そもそも、うんちは体の中にあったものです。

 

 

健康な赤ちゃんのうんちの成分は、7~8割が水分です。残りは、腸内細菌の死骸や腸の細胞の死骸、そして吸収されなかった食べかすです。ですので、人間にとって有害であるわけではないのです。

 

 

たまに自分のうんちを食べてしまったという幼児もいます。実際に柴田のコンサルを受けているママの中にも「子供が食べてしまったようだ」という報告も頂いたことがあります。でも、病気になったという報告は一切ありません。


先ず、子供に「うんち」という言葉を教えることから始めましょう。子供が「ウーウー」と力んだり、うなったりしているのを見掛けたら「うんちしてるのね」と言ってあげて下さい。


この言葉を何度も繰り返していくと、子供はその意味を理解するようになります。


そのうち、子供が「ママ、うんち」と言ってくるようになります。その時、ママは「えらいわねぇ、うんちって言えたのね」と褒めてあげて下さい。


先ずは、ここまでのんびりとやりましょう。


出来ましたか?慌てなくても大丈夫ですよ。のんびりやりましょう。


次にやることは、おまるをリビングの隅に置いてください。ただ置くだけです。おまるの使い方を説明してはいけません。子供の好奇心を待つのです。
 

  • 「今までなかったものがある」
  • 「なんだろ、これ?」


子供は不思議そうに、見て、触って、持ち上げようとしてみたりします。しばらく、そのままにしておいて下さい。


頃合いを見て、ママがおまるに座る格好をして見せてあげて下さい。それが物理的に無理ならば、人形でもいいですね。

 


人形やぬいぐるみを、おまるに腰掛けて見せてあげて下さい。そして「うーうー」とうんちをしているところを見せてあげて下さい。


粘土かなにか、うんちの替わりになるモノをおまるの中にわからないように落とします。そして人形をおまるから持ち上げて「あーうんちが出た」とうんちをみせましょう。


あるいは、うんちの絵本を読み聞かせしてください。トイトレに関する絵本は山のようにあります。



どちらの方法でも結構ですので、何度かやってみて下さいね。先ずは、ここまでのんびりとやりましょう。

 

 

決して無理強いはしないでくださいね。うんちしたくないのに無理矢理おまるに座らせようとすることは止めて下さいね。そんなことを繰り返されると、子供の精神の発達に影響が出てきますよ。


もし、おまるに無理やり座らされても、子供はママを喜ばせようと頑張るのですが、出ないモノは出ないのです。


まだ、自分の意志で内肛門括約筋と外肛門括約筋を弛緩(しかん)し蠕動(ぜんどう)運動させることは、まだ発達途上です。その結果、自分の内部の感覚を否定することになり、自信を失ってしまうのです。

 

 

排泄を強制することを繰り返していると、急に怖がりだしたり、恥ずかしがりだしたりし始めます。また、食事に影響してくることもあります。

 


いいですか、子供の好奇心を待つのですよ。ここ大事ですよ。テストに出ますよ(どんなテストや!)。


おまるに好奇心を持ち、真似っ子でおまるに座ることが出来た。そうなると、こう言って下さい。

 

  • 「えらいわねぇ、おまるにお座りできたわね」
  • 「もうそろそろうんちも、おまるで出来るようになるかもね」


そして、しばらくしたらこう言って下さい。

 

  • 「花子ちゃんは大きくなったねえ。もうおむつ卒業だね」
  • 「おむつの次は、このパンツだよ、履いてみる?」


そのパンツに好奇心が出てきたら、パンツに履き替えてあげましょう。そして、こう言って下さい。

 

「まあ、素敵(かっこいい)!似合うわね。もうママ(パパ)と一緒ね」


あなたの子供は、得意げな顔をしてにっこりと微笑むかもしれませんね。

 

 

パンツに替えたら、あとは待つだけです。失敗しても怒らないで下さいね。


例えパンツにしたとしても「あ~、うんち出ましたね、えらいでちゅね」と褒めてあげて下さい。気長に待ちましょう。


そして、おまるでうんちが出来た時、家族総出で喜びを表しましょう。あなたの子供は有頂天になって、おまるですることの喜びを脳に刻み込むでしょう。



家族総出で喜びを表す

 


感激を家族で噛み締めたあとは、そのうんちをトイレに流します。


ここでも注意点があります。そのうんちをあっさり流さないで下さい。子供は、うんちを自分の一部だと思っています。


ですので、大切?に扱って下さい^^; 

 

 

「さあ、太郎君のうんちくんがこれから海に向かって出発しまーす」

 

 

と言いながら流して下さい。そして、二人で手を振って「ばいばぁ~い」「いってらっしゃ~い」と挨拶してくださいね。


あなたの子供は、おまるにうんちすることによってママの期待に応えてくれたのです。いうなれば、うんちは子供からあなたへのプレゼントなのです。そのプレゼントをすぐに流してしまったら、子供はがっかりするのです。


「うんちは、ママへのプレゼント」。この言葉をよく覚えておいてくださいね。

 

 

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ママへ。子供が生まれてから家事・育児に追われて疲れてはいませんか?独身だった頃、あんなに輝いていた日々が嘘のような毎日。

 

 

今あなたが感じている「辛さ」というのは、それはあなたを成長させてくれる「恵み」なのです。

 

 

育児の真っ只中にいるときは「恵み」と受け止められませんが、子供が成長してあなたの手から自立していった時に振り返ってみると、あの経験があったからこそということが分かります。

 

 

また、辛い状況にいる人には、そのことをできるだけ理解して、寄り添ってくれる人が必要です。育児の悩みの壁を乗り越えるには、寄り添ってくれる人がいるかどうかで大きく違ってくるものです。

 

 

もし、育児以外のことも含めて悩んでいるのなら専門家にちょっと相談しましょう。すぐに解決しますよ。悩みに今すぐお別れして、あの時の輝きを取り戻しましょう! 

 

笑顔の柴田悦治

 

日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。

 


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