こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。今日は、スーパーで子供が癇癪を起こした時の正しい対処法についてお話しします。
2歳前後の子供によくある行動の一つである「癇癪(かんしゃく)。「泣きわめき、床に転がったり、暴れたり・・・、もうどうしたらいいの?」そんな経験、あるいはそんな場面に出会うことがありませんか?
子供が癇癪(かんしゃく)を起こすのは、親に止めてもらいたいのです。どこまで泣きわめけば、自分の要求が通るのかを探っているのですね。
そんな子供のかんしゃくに、オロオロしたり、黙らせようと話しかけたり、お尻をぶってみたり・・・。
ママもいろいろと手を打っていると思います。
でも、それらの努力は、すべては無駄に終わります。いやそれどころか、そんなことをすると子供の思うつぼです。
「かんしゃくを起こせば、親がかまってくれる」と、ますます増長させることになります。
では、どうしたらいいのでしょうか?
簡単です。無視するのです。
かんしゃくは、子供の最後の抵抗手段です。その手段が、役に立たないことをわからせるには無視するのが一番なのです。
具体的には、かんしゃくが自然に治まるまで、黙って子供の側に立っているのです。または、隣の部屋に姿を隠すのです。
お店の中で大勢の人の前で床に転がってわめいていても、無視して下さい。
周りの人達は、ひどい母親だと思うかも知れません。
多くのママは、そんな周りの人達の目に耐えきれず、子供のいうことを聞いてしまうでしょう。しかし、この「前例」をつくってしまうと、もうどうにもなりません。子供は新たな武器を手に入れたと、ほくそ笑むことになります。
子育ての経験のある女性でさえ冷たい目を向ける事がよくあります。冷たい目を向ける女性は、自分が子供の癇癪(かんしゃく)に同じように困ったことを忘れてしまっているのかもしれません。
あるいは、すぐに子供の要求に折れてしまって「はいはい、じゃあ今日だけよ。買ってあげるからもう泣かないでね」と買い与えることで、その場をしのいでいたのかもしれません。
でも、そんなことを繰り返していたことで思春期になって手に負えない子供に育ててしまったことを後悔していたはずです。
我が子がスーパーやコンビニで床に寝そべって駄々をこねている状況で、他人の目が気になるときには、次のように考えて下さい。
「その非難の目を向けている人達は、児童心理学を学んだことがないのだ」と。
その心得のある人達なら、駄々をこねる子供の要求には決して折れない。そのために有効な手段は無視することがベストだと知っているのです。
最初のうち、子供は納得できずに泣きわめき続けるでしょう。そのような状況になっても心を鬼にして、癇癪(かんしゃく)の度に無視することを続けるのです。
何度かその経験を繰り返すと、子供は「この方法は効果がない」と悟るでしょう。
もっといい方法は、スーパーに出かける前とスーパーに入る前に「今日はお菓子は買いません」「駄々をこねたらすぐに帰ります」と宣言することです。そして「お約束できるかな?」と子供に選択させることです。
そして、もし駄々をこねたら「そうだよね。これが欲しいよね」と一旦、子供気持ちを受け入れるのです。
「このパッケージも可愛いもんね」と子供の承認欲求を受け止めてあげるのです。承認欲求とは誰にでもあるものです。
★承認欲求の一例
- 自分を見てもらいたい
- 自分を理解してもらいたい
- 大切に扱われたい
子供の発している承認欲求を受け止めることで「ママはボク(アタチ)の気持ちがわかってくれている」と癇癪が少し収まってきます。そして、子供はママの言葉を聞く体制が出てきます。
少しでも態度に変化が見えた時に「でも、お約束したわね。じゃあ帰りましょう」と買い物を中断して帰宅して下さい。泣いても喚いても冷静に手を引いて帰宅するのです。決して怒ってはいけません。
そして、お家に帰って子供が冷静になってから「今日はお約束が守れなかったね」とお話してあげて下さい。
子供の行動を責めるのではありません。子供がルールを守れなかったのは、何故なのかということを子供に考えさせることなのです。
これが“自分で考えて行動する習慣を身に着けられる”ようにする“しつけ”なのです。
もちろん、その“しつけ”を子供が素直に聞き入れてくれるためには、日頃の信頼関係の構築が大切なことなのはいうまでもありません。
「あなたのことは大好きよ。だからこそ社会のルールをみにつけてもらいたいのよ」
そんな愛情のこもった気持ちで“しつけ”をして頂きたいですね。
あなたが我が子を愛しているのなら、子供のかんしゃくに負けてはいけません。
子育ての期間は、苦しい時もありますが、あっという間に終わってしまうのも事実です。かけがえのない素晴らしい育児という時間を楽しんでいただきたいですね。
せっかく天使があなたの所に舞い降りてきてくれたのです。育児で悩むのは、もったいないことです。
日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。
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