第一反抗期の正しい対処法 | 好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

赤ちゃんは「好奇心」のかたまりです。その「好奇心」を満足させることが育児のコツ。あなたの育児が楽しくなります

 

こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。今日は、子育ての悩みの一つ、第一反抗期の正しい対処法についてお話しします。

 

 

子供が2歳くらいになると、様々なことをしてママを困らせてしまいます。でも、ママはそんな子供の表面だけ見ずによく観察してください。

 

 

 

「行動」と「感情」

 

 

ママであるあなたは、この時期の子供の「行動」と「感情」を分けて観察してくださいね。

 

 

「行動」というのは、読んで字のごとく子供の行動です。

 

 

「感情」というのは、その行動に秘められた感情がなんであるかということです。子供が怒っているのか、恐れているのか、恥ずかしいのかという内面的な情緒を推し量ってください。

 

 

そして、その行動が禁止しなければいけないことなのか、それとも禁止しなくてもいいものなのか。それを厳格に区別して判断して下さい。

 

 

●禁止すべき行動

 

 

これは、全ての子供に共通する行動のことです。例えば…、

 

  • 道路に飛び出す
  • 友達を叩く
  • 砂場で友達に砂を投げる

 

などなど。言い換えれば…、

 

  • 危ないこと
  • 傷つけること
  • 迷惑をかけること

 

本当に禁止しなければならない行動は、それほど多くはないのです。

 

 

そして、禁止すべき行動は、常に一貫していなければなりません。あのときは禁止したのに、このときは禁止しないとなれば、子供は迷います。


●静観すべき行動


第一反抗期の子供は、「反抗」そのものを楽しんでいる場合があります。ママの困る顔をみて、楽しんでいるという場合があるのです。


例えば、ご飯やおやつをわざと食べ散らかして、ママが怒るのを楽しんでいる場合があります。その行動に対して、ママが予想通りに怒ると、また同じことを繰り返すのです。


そういう場合の対処法として、怒るのを止めてみて下さい。いつものようにイタズラをし始めたら、黙って静観するのです。そうすると…、
 

 

子供 「あれっ?怒らないの?」
ママ 「そうね」

といって、平然と静観します。

子供 「どうして怒らないの?」
ママ 「べつに・・・」

 

 

と、子供の行動を無視するのです。これを繰り返していると、そのうち子供はそのイタズラをしなくなります。


何故か?


それは、ママが怒らないからそのイタズラ自体がつまらないからです。これも是非実践して下さいね。

 

反抗期に対処するためには、お子様の心を理解することが必要です。

 

 

次は、「感情」についてお話しさせて頂きます。感情というのは、喜怒哀楽です。具体的には、喜んでいる、怒っている、哀しんでいる、楽しんでいる、などといった内面的な情緒のことです。


このような感情は、この時期の子供の心に勝手に生まれてきます。そして、この時期の子供には、まだそれをコントロールする能力はありません。


例えば、子供は時々、突然怒りを感じたり、敵意を抱いたりします。その降って沸いた怒りなどを、自分では抑制することが出来ないのです。


 

 

あなたは、それらの感情を抑制しようとしてはいけません。子供には、全ての感情を自由に表現させなければならないのです。


もし、それらの感情を抑制すると、後々、心の発達に障害が出来るのです。子供の突然の感情の表現は、そのまま受け止めてあげて下さい。


ここでもフィードバック法ですね。先ずは・・・

  • 「あなたの気持ちはよくわかるわ」
  • 「○○であなたは今○○しているのよね」


と、子供の感情を理解していることを伝えて下さい。そして・・・

 

  • 「その○○をママにぶつけていいのよ」


とその感情を受け止めてあげるのです。是非、実践して下さいね。

 

誤った対応をすると子供にどんな影響が生じるか。

 

 

それについて、いくつかお話ししたいと思います。誤った対応の一つ目は、両親が子供を強く抑えたり、服従を強要したりした場合です。


両親のそんな抑制を受けた子供は、二通りの道を選びます。


ひとつは、激しい抵抗の道です。子供がこの道を選ぶと、この時期は親と子供の戦場と化します。


もうひとつは、表面的には従順に従ったかのような仮の姿を選びます。親としては、その姿を見て安心するのです。


しかし、内面的には親や周りの人間に対して敵意を抱き始めるのです。


この道を選んだ子供は、嫌々ながら親の期待通りに振る舞いながらも、ずる賢くなってゆくのです。誰も見ていないところで、モノを壊したり、小さな妹をつねったりといった行為に出たりします。


そして、独りよがりで、心の狭い外見は従順だが、内面は敵意に満ちていると大人になるのです。

 

しつけは第一反抗期になってからでは遅い

 


生後8ヶ月頃からの子育てで、社会性を身につけることを教えていなかった。もし、そうだとすると第一反抗期の子育ては手こずります。


先程あげたような誤った対応をすると、ますます泥沼に入り込んでいくことになります。ですので、第一反抗期になる前までに正しい育て方をすることが大切になります。

 


●いいなりになってはいけない。


赤ちゃんが成長して、一歳3、4ヶ月になると、第一反抗期と自己主張が始まります。モノをわざと壊してみたり、他人を傷つけたりといった、好ましくない行動が増えてきます。


初めのうちは、多くの親が、そんな行動を許してしまいがちです。何故、許してしまうのか?それは、次の3つのことが考えられます。


 

  • 今までは、小さい赤ちゃんなので被害が少なかった。
  • 赤ちゃんを愛するあまり、何をしても親の目には可愛く写ってしまう。
  • あまり厳しくすると、赤ちゃんに嫌われてしまうのではないかと恐れる。



理由はともあれ、してはならない行動を許してしまうという習慣が出来上がってしまうのです。


そして、赤ちゃんがどんどん成長して第一反抗期に入ってくると、事あるごとに反抗してくる赤ちゃんを、どう扱っていいのかわからなくなってくるのです。


一度は注意するのですが、子供が何度も嫌がると、すぐに諦めて子供のしたいようにさせる。そのような「自由」を許していると、どうなると思いますか?


家庭での親子の立場が逆転してしまい、子供が親に替わって家庭を支配することになるのです。


これが「暴君」を生むことになるのです。その振る舞いは、あたかもどこかの国の独裁者のごとくです。


そういうふうに甘やかされた子供は、この成長過程で順応するということを学びません。


それは、やがて幼稚園に入り、規律に従うことを要求された時に、難しい問題を引き起こすようになるのです。

 

 

そして、思春期に入り身体も親を追い抜くようになると怖いものなしです。今までは親が幼い子供を力づくで抑え込んでいたのが逆転します。家庭内暴力という悲惨な状況になってしまうという恐れも出てきます。

 

 

そうならないためにも、夫婦で話し合ってしっかりとしたビジョンを持って子育てという“仕事”を捉えて頂きたいのです。

 

 

多くの場合、誰にも習ったことのない初めての育児ですので、子供の成長の後追いという状況になってしまいます。

 

 

また、多くの家庭では、パパはママに任せっきりで父親としての責任と義務を放棄しています。子供が道を誤った時に出てくる言葉は「おまえの育て方が悪い!」と妻を一方的に責めてしまいます。子供は母親を一方的に責める父親の姿をみて益々父親が嫌いになってしまうのです。

 

 

でも、最近は父親の自覚を持った男性も多くなっています。パパが積極的に子育てすることで子供も父親が大好きになります。男の子の場合は父親を尊敬し、女の子の場合はベッタリになる場合が多いですね。

 

 

育児に積極的な父親であれば、育児の大変なところも理解しますので、夫婦仲も良くなります。パパとママが仲良く過ごす姿を見ることで子供も心穏やかに成長していきます。

 

 

 

更に、パパもママも心に余裕が出来ていますので、子供の第一反抗期も笑顔で見守ることが出来るのです。もちろん第二反抗期も同じです。

 

 

子供にしてみれば、「反抗してみたけど、なんだかやりがいがない」と反抗期の期間もあっという間に終わります。

 

 

そんな楽しい子育てをするためには3歳までの育て方が大きく影響していきます。ご夫婦でどんな子供に育てようかというビジョンを話し合って、時々成長に合わせて「この育て方でいいのか」と夫婦で話し合う機会も作ってくださいね。

 

 

子育ての期間は、苦しい時もありますが、あっという間に終わってしまうのも事実です。かけがえのない素晴らしい育児という時間を楽しんでいただきたいですね。

 

 

せっかく天使があなたの所に舞い降りてきてくれたのです。育児で悩むのは、もったいないことです。

 

 

日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。

 


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