緊急避妊薬のオンライン処方解禁へ | 好奇心を満たせば育児は本当に楽になる

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こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。あなたは一年間に人工中絶が何件行われているのかご存知ですか?

 

 

厚労省の統計によると平成 28 年度の人工妊娠中絶件数は なんと16万8,015 件もあるということです。

 


「20 歳未満」について各歳でみると、「19 歳」が 6,111 件と最も多く、次いで「18 歳」が 3,747件となっています。

 

 

 

2016年度には16万8千件の人工妊娠中絶が行われました。
 

厚生労働省による2016年の死因順位別死亡数の推計数によると、1位は悪性新生物、つまり、がんの37万4千件、2位は心疾患の19万3千件、3位は肺炎の11万4千件。

 

人工妊娠中絶によって失われている命がいかに多いのか、わかっていただけるかと思います。
山本佳奈医師の記事より引用

 

 

肺炎などの病気で失われた生命よりも多いということです。悲しい現実です。

 

 

中絶するということは、望まない妊娠や経済的に育てていけないという理由もあるでしょう。

 

 

一般的に安全に中絶手術が行えるとされている時期は、妊娠5週目~12週目未満と言われており、日本の法律では22週目以降の中絶手術は禁止されています。

 

 

生理が予定より遅れていることで妊娠が分かった時には、すでに妊娠4週から5週になっている場合が多いようです。もし、悩みに悩んで決断したのが妊娠12週という場合にはお腹の赤ちゃんはすでに人間の形を作っています。

 

 

 

これでは殺人ですよね。やむなく中絶した女性は体も心も苦しむことになるでしょう。そこで受精卵が着床しないようにと開発されたのが緊急避妊薬です。

 

 

 

性交渉の際にコンドームが破れてしまった、コンドームに穴が空いてしまった、コンドームが途中で外れてしまった、そもそも避妊をしていなかった、などの理由で、妊娠を望んでいない場合に、緊急的な手段として翌朝に服用されることが多いからです。

 

日本で緊急避妊を効能効果とする医薬品として唯一承認されている薬剤に、「ノルレボ錠」(一般名:レボノルゲストレル錠)があります。

 

 

「ノルレボ」は、2011年2月に日本で承認され、同年5月にあすか製薬より発売されました。レボノルゲストレルという黄体ホルモンが主な成分であり、以下の2点の効果により、性交渉後72時間以内に一回1錠(1.5mg製剤)内服すれば妊娠を防ぐことができると言われています。

 

1点目は、子宮内膜の増殖を防ぐこと。これにより、受精卵が着床しにくくなり、避妊効果を得られます。

 

 

2点目は、妊娠している状態に近づけること。排卵の抑制や遅延させることができるため、妊娠を防ぐ効果を得られるという仕組みです。内服するタイミングが早ければ早いほど効果的であると言われています。

 

 

ただし、飲めば絶対に妊娠しないというわけではありません。国内の臨床試験の結果によると、妊娠率は1.59%だったといいます。保険適応外であるため、自己負担額は1万3千~1万6千円と高額です。


 

日本におけるノルレボの処方数は、2012年の約5万4千から2016年の約11万4千と増加しているものの、欧米に比べると使用量が少ないのが現状です。

 

山本佳奈医師の記事より引用

 

 

 

上記の記事の中でも日本では使用量が少ない原因が“医師を受診した上で処方箋を書いてもらう”。そして、“その処方箋を持って薬局でもらう”ということが大きな壁になっています。

 

 

電話で相談した時や受診した時に、医師の中には「近頃の若い子は…」などとお説教されたり冷たくされたり、という心無い言葉に更に落ち込んでしまう。そんな危険を避けるために受診を控えるという方もいらっしゃると思います。

 

 

欧米では薬局で売られていたり、自販機で購入できたりと必要があればいつでも入手することが出来ています。

 

 

望まない妊娠というのは、女性にとっても生まれてきた子供にとっても不幸になる可能性が高いのではないでしょうか?

 

 

そこでやっと政府も重い腰を上げました。緊急避妊薬がオンラインで購入ができる方向に向かってきたというニュースが飛び込んできました。

 

 

 

緊急避妊薬オンライン処方解禁へ 望まぬ妊娠回避に期待

3/29(金) 19:04配信 朝日新聞デジタル

医療機関で処方される緊急避妊薬

 

緊急避妊薬が、医療機関に行かずにオンライン診療によって手に入るようになる見通しになった。専門知識を持った医師が診るなどが条件となるが、望まない妊娠を避けたい女性が緊急避妊薬を入手しやすくなると期待される。

 

 

東京都新宿区の診療所で、年間約350件の緊急避妊薬を処方しているという産婦人科医の対馬ルリ子さんは、「このうち1割ほどが性暴力の被害者」と話す。

 

 

中には「たった今、レイプされた」「先輩に無理やりされた」などと性暴力の被害に遭ったと打ち明ける女性もいるという。

 

 

ただし、女性に交際相手がいて「自分の生活を守りたい」と感じたり、加害者との人間関係の悪化を懸念したりして、被害を公にしたがらない女性がほとんどという。

 

 

対馬さんは「日本では避妊方法の選択肢が少ないにもかかわらず、避妊の失敗や中絶など、女性の健康問題に日本の医療制度は冷たい」と指摘。

 

 

また、病院について「特に若い女性にとっては、行きづらい所ととらえられがち。相談しやすい場が必要」とし、オンライン診療での緊急避妊薬の処方に期待感を示す。

 

 

 

「妊娠を望んでいないなら性交をやめればいいじゃないか」という方もいるでしょう。しかし、記事にもあるようにコンドームが破れてしまったなどの注意していても失敗してしまう、ということもあります。

 

 

また、最近、住友商事や大林組の社員が就活生に対してOB訪問のときに無理矢理に酒を飲ませてレイプしたという事件もあります。

 

 

女性の一生を大きく狂わせてしまう可能性のある望まない妊娠を避けるためにも緊急避妊薬の存在を広く知ってもらう必要もあると思います。