こんにちは、日本母親支援協会の柴田です。このブログでも陣痛促進剤に関する記事をいくつも書いていますが、またまた、こんなニュースが流れてきました。
陣痛促進剤、基準量守られないケース 事故で脳性まひも
3/29(金) 19:26配信 朝日新聞デジタル
2013年までの5年間にお産の事故で脳性まひになった赤ちゃんのうち、約3割に陣痛促進剤(子宮収縮薬)が使われ、最もよく使われる薬剤だと、半数以上のケースで、学会指針が強く勧める適切な使用量が守られていなかった。日本医療機能評価機構が29日、発表した。
自然に陣痛が始まらなかったり陣痛が弱かったりした場合、点滴やのみ薬の陣痛促進剤が使われる。効き具合の個人差が大きく、まれに子宮の筋肉の一部が裂ける子宮破裂などが起こり、母子が危険な状態になることがある。
日本産科婦人科学会などのガイドラインは、胎児の心拍数や陣痛の強さを連続的に調べながら、基準量の範囲内で促進剤を使うことを強く勧めている。医療機能評価機構も、医療者向けの文書でガイドラインなどを守るよう呼びかけてきた。
柴田がこのブログで陣痛促進剤に関した記事を最初に書いたのは、2011年4月でした。
なぜこんな陣痛促進剤に関する記事をたくさん書き続けているのかといいますと、陣痛促進剤を安易に使うことで痛ましい事故が増えているということからです。
陣痛促進剤というのは、いざという時にはとても有効なお薬です。しかし、何事も同じですが、使いすぎると危険な事故に繋がります。
1988年には「陣痛促進剤による被害を考える会」が発足しています。それほど被害者が多いということです。
何度もいいますが、陣痛促進剤は危険だと言っているわけではなく、使い方を誤ることが危険な結果を生むということを認識して欲しいということです。
出産というのは、医者に丸投げするのではなく、あくまでも産婦人科医は出産のお手伝いをする人であるということ。産科医が産ませるのではなく、妊婦が生むのです。
出産するのは妊婦が主役だということ。そのためには、妊婦自身も出産に備えた体作りをする必要があるということを自覚して頂きたい。そのために何度も記事を書いているわけです。
そして、テキスト「出産というエクスタシー」も発行しました。これは、自然分娩が出来るような、陣痛促進剤を使わないでも出産できる体と心を作るという趣旨のテキストです。
会陰マッサージの方法やバースプランの書き方などもご紹介しています。
実際に、このテキストを読んで実践して頂いた読者からは、自然分娩できましたというご報告を頂いています。
産婦人科の事故が減らないので産婦人科病院自体が減少しています。そのため一人の産科医に集中した結果、産科医にも余裕がなくなり、陣痛促進剤を使用するのがルーティーンになっているというのも少なからず現実として存在しているのです。
それを証明するのが分娩の時間や曜日です。スタッフの居る時間帯や平日に分娩が増えています。
産科医も当然事故は起こしたくはありません。しかし、妊婦の体が出産の準備が十分に出来ていないので仕方なく陣痛促進剤を使ってしまうということも、陣痛促進剤の使用が減らない一因となっているのではないでしょうか?
育児を学ぶことも大切なことです。でも、その前の段階である出産に関しての知識、情報を学ぶことも大切なことなのです。子供を生むのも育てるのもあなたなのです。もちろん、それをサポートする夫も一緒に学ぶことも大切なことです。
日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。
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