先日、本庶佑教授が日本人として27人目(そのうち三人は受賞時点で外国籍をとっています)のノーベル賞を受賞されました。おめでとうございます。
日本はノーベル賞受賞者を数多く生んでいますが、今後はそれが難しくなるだろうと言われています。
その一つは基礎研究に対する国家予算が削られているということ。日本の先端技術を支えてきた基礎研究を疎かにするようになって何十年もの年月が経ちました。
本当に研究がしたい学者を非常勤として扱っています。東京大学では、現在約8000人の非常勤教職員が存在しています。そして、現在、86ある国立大学法人全体で、少なくとも10万人以上の非常勤教職員が働いているのです。
生活が不安定な中で研究に没頭することは非常に難しいでしょう。そんな中で革新的な技術が生まれる可能性も少ないのは誰しもがわかることです。
しかし、日本政府は一向に改善しようとはしません。その結果、世界の中で東京大学のランキングはどんどん下がっています。
そして、もう一つは教育が個性を潰しているということです。「学校」という制度自体が均一な製品を作り出す工場のようになっているのではないでしょうか?
子供にはそれぞれ突出した才能を持っているものですが、その「長所」を潰し、扱いやすい、面白味のない人間に作り変えることを目的としているようです。
学校で「真面目な生徒」というのは、勉強がよくできるのではなくて、先生のいうことをよく聞く生徒のことになります。結果的に「内申書が高い生徒」と評価されるのです。
では、その「内申書の高い」生徒は、社会に出て才能を発揮出来るのかというと難しくなります。
社会に出ても指示待ち人間となり、自分で問題を提起し解決策を作り出すスキルが育っていないのです。当然、ノーベル賞など望むべくもありません。
今の親自身がそういう教育のもとで育ってきたので、自分の子供も同じように「親の言うことをよく聞く子供」が「自慢の子供」として評価しているのです。
逆に親の言うことを聞かないで自分の興味のあることにのみ突っ走る子供は「悪い子供」として叱られてしまうのです。
あなたは、我が子をどんな子供に育てようとしているのでしょうか?親の言うことを素直に聞く子供でしょうか?それとも、自分の興味のあることには時間を忘れて没頭する子供でしょうか?
確かに親の言うことを素直に聞かない子供を育てるのは大変なことです。でも、子育てに「楽」を求めるのは間違いではないでしょうか?
子供と一緒に子供の才能を見つけ出し、伸ばしてあげてこそ、子育ての醍醐味を味わえるのです。そのためには夫婦が協力することが大切になります。
母親は、どちらかといえば子供の健康や命を守ることに重点を置きます。そして、子供の社会的なルールややりたいことを上手にやることを教えるのは父親の役目になります。
だからといって手取り足取り子供を育てるのではありません。親が見本を見せることです。休日にもなにかに取り組む姿を見せることです。
子供と一緒に未知の世界を探検する楽しさを味わう姿を見せることで、子供も知らないことを知る喜びを身に着けていくのではないでしょうか?
【編集後記】
災害大国の日本に住みながら、朝起きたら顔を洗いトイレの水を流す。こんな当たり前の事が当たり前にできるありがたさを噛み締めています。
東日本大震災時の計画停電では、ろうそく生活を余儀なくされました。その影響で、購入後まだ10年も経っていない冷蔵庫と電子レンジが壊れてしまいました(まあ、確定的なことは言えませんが、恐らく何度も電源が止まってしまったことが影響したのではないでしょうか?)。
冷蔵庫が朝起きたら止まっていた。当然、中に保存していた冷凍食品類はパーです。すぐに家電量販店で注文しました。緊急ですので在庫のあるものに限られてしまいました。
冷蔵庫が来るまで少しの間、不便な生活が続きました。
また、スーパーやコンビニは買い占め状態で棚が空っぽでした。非常食などの備蓄はしていましたので、慌てはしませんでしたが。
被災地から遠く離れた関東でもこんな影響がありました。子供が小さかったら、どうなっていたでしょう。あなたは、災害時のことを考えていますか?
子育ての期間は、苦しい時もありますが、あっという間に終わってしまうのも事実です。掛け替えのない素晴らしい育児という時間をパートナーと共に楽しんで頂きたいですね。
せっかく天使があなたの所に舞い降りてきてくれたのです。育児で悩むのは、もったいないことです。
日本母親支援協会はあなたの育児を応援します。お聞きになりたいことがありましたら、こちらでご質問くださいね。
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