わたしたちが「自分」と呼んでいるもののうち、①身体(見えて触れるもの)について説明します。
東洋医学の陰陽五行では全身を5つの要素に分けます。健康な全身を五体といういわれです。その5つに曜日のような名前をつけます。
「木」(もく)「火」(か)「土」(ど)「金」(きん)「水」(すい) です。
この5つがそのまま臓器の性格を示すのですが、5つという臓器はそのまま母なる地球から生まれた身体であるということで、自然現象とそのまま対応します。いろんな分け方(視点)がありますが、とりあえず一日という観点から見ると次のとおり。
「木」→朝
「火」→(正午を中心とした)昼
「土」→(正午以外の)昼
「金」→夕方
「水」→夜
これを5つの臓器と照らし合わせると
「木」→肝臓→ 朝のようにものごとのはじめ(勢い)を作る
「火」→心臓→ 血をめぐらせて真っ昼間のような活動的な自分を作る
「土」→脾臓→ 血のめぐる結果として活動のバランスを作る
「金」→肺→ 夕方のように一日の結果を受けた深呼吸でゆったりとする
「水」→腎臓→ 夜のように眠ることで水分代謝を中心とした身体の修復補正をする
通常、常識として知っている臓器の働きはそのまま自然現象の現れであると知ることだけでもちょっとしたカルチャーショックであると思います。
さらに、この5つが互いにジャンケンのようにバランスを取り合います。
たとえばお酒を飲みすぎて肝臓(「木」)がオーバーワークになると、消化器(「土」)が消化をキャンセルして吐きっぽくなる…という具合です。医師のもとで検査して、どこの臓器がどう良いとか悪いという話の前提として、このような自然界のバランスが働いているのです。
さらに言うなら、自然を超えて宇宙が私達の体の内に居るのです。惑星の名がそのまま五行の名と一致していることからもわかります。
むろん、臓器といっても上記の5つのみでありません。多くの臓器がこの5つのグループのどこかに配属しています。臓器の機能とか特徴を覚える前に、こういう5タイプのキャラが基本にあるのだと理解するだけで、なんとなく自分の体にも神秘的な愛着が持てるとおもいませんか?
