普通、「私ってなに?」と考えると、この肉体が自分って考えてしまいますよね。
しかし、陰陽五行の考え方は違います。
肉体+気です。
図で描くと一番下の「物質」と書いてあるところが肉体です。
その上の「エーテル体」「アストラル体」「メンタル体」とあるのは神秘学の用語ですが
五行で書くと「土」、「木」、「水」となります。
肉体も「土」の一部と考えます。
そして肉体以外の部分は全部、「気」と言うのです。
鍼灸や気功で扱う「気」とは「土」「木」レベルの気で、「水」の気はあまり活性化していないのが現状です。
実はもっと上の世界まで「気」は広がっているのですが、それはまたいずれ述べるとして。
五行は「木」「火」「土」「金」「水」の5つの要素に当てはめてものごとを見るのですが、
ここにはまだ3つしか出てきていません。
残りも、だんだんとお話します。
ここで、さらに絞ります。
「木」と「土」です。
このふたつがまず重要です。
身近な例で言うなら男と女です。
男だって女だって、もちろんすべての「気」を持っているのですが、全身から発する気配が違いますよね。
気配とはヴァイヴレーション、つまり波動です。
この気配を特徴づけているのが
男の場合は「木」
女の場合は「土」
なのです。
「木」は「あがる気」
「土」は「さがる気」
と表現します。
「木」はひたすら上がろうとするので現実無視の傾向があります。
「土」はひたすら下がるので現実重視の傾向があります。まさに「地に足がつく」のは女性のほうが圧倒的に有利なのです。
ただ、これはあくまで「特徴的」ということであって、男には「木」しかないとか、女には「土」しかない…という意味ではありません。
飲食で言うならば
「木」の代表はお酒です。気が上がるので気持ちよくなるし、千鳥足になって「地に足がつかなく」なってしまいます。
「土」の代表は発酵食品です。適度に取ることで体力を補い、健康に役立ちます。
じゃあ、「土」的な食品のみが健康に良くて「木」的なお酒などは健康によくない?と思いがちですが
そうではないのです。
適度に「木」で気を上げることがなければ日常の生活は四角四面で苦しくなってしまいます。
適度に「土」で気を下げなければ、現実を活動的に送ることができなくなります。
ものごとは「どっちか」ということはなくて、常に両方必要なのです。互いに補いあっているのです。
ここに「陰陽」というものの大切があります。
常に出会って、共にあるくせに、まったく逆向きなもの、なかなか理解しあえないもの、それが陰陽の理です。
男女ってまさにそれですよね。
