『だるまんの陰陽五行』講習会 | だるまんブログ

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生きる知恵である陰陽五行についてだるまんと語るブログ。『だるまんの陰陽五行』(三冬社)より発行。

昨日は五反田のアルカノンセミナーでの『だるまんの陰陽五行』第三回講習会がありました。ご参加のみなさん、ありがとうございました。

今回は東洋医学の話でした。まず西洋医学の違いとして東洋医学では数値化で確認のできない未病といったものを発見するのが得意であり、数値化できないということは相対的な感触を手がかりに発見するのだという話をしました。
たとえば、脈診という診断法がありますが、それにはまず左右の手の6点の脈の状態を比較して判断するという初歩的な診断法があり、それについても実習をふまえて説明いたしました。
他にはオーリングを用いた五行相剋相対関係を体験していただき、人体の健康には人間の思いというものがいかに影響を与えているかというお話をさせていただきました。

三冬社から出版している『だるまんの陰陽五行』シリーズでは五行をものさしとして用いるとどういう事がわかってくるか…について描いているのですが、このように講習会に参加していただくと、実際に体を使って体験することもできるので、なかなか有効だと思います。

知識を知識として終わらすのでなく、実際に役立てることができようになると、がぜん楽しくなってきます。

私の本業は横浜で開業している歯科医師ですが、歯科臨床にも陰陽五行は生かしています。
たとえば、歯の痛い患者さんが来ても、まず脈診などで胃の状態が安定しているかどうかを確認します。胃が安定していない場合というのは胃を示す五行の「土」が不安定ということになります。そしてこの場合、五行の相剋関係から「木」がオーバーヒートしているということが言えます。これを「木剋土」と言うのですが、「木」がオーバーヒートしている状態では感受性が高まり、気が上にあがってしまうので、必要以上に痛みに敏感になってしまいます。従って、すぐにこの場で単純に麻酔をして歯科治療をするのが良いかどうかの判断になるというわけです。
あまり「土」が弱まり「木」がヒートしている場合は、いったん薬を入れることで鎮めておいてから次回に麻酔して削った方が良いことになるわけです。
こうして五行は私のような歯科臨床はもちろん、いろいろな事に応用できるのです。

実生活で言うならば、「木」がヒートしている状態というのは気が上がっているので何をやっても不安や焦りが高まっている状態にもなります。こういう時はまず「土」に気を下ろすことが必要なので、お腹を暖めるとか足湯をやって全身の循環を正常化しておくことも有効です。

いろいろと五行は応用できるのです。