今年もあとちょい。来年は… | だるまんブログ

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生きる知恵である陰陽五行についてだるまんと語るブログ。『だるまんの陰陽五行』(三冬社)より発行。

歳をとるごとに速くなるとはいいますが、本当にそうですね。
今年もあっという間に終わってしまいます。しかし、五行を勉強すると方向性みたいなものがみえてくるので面白くなります。
今は「土」の時代の終りに相当するということはたびたび述べていますが、それでは来年はどうなるのでしょうか?

そもそも「土」の時代というのは五行で言う「土」の性格がそのまま現れている時代であり、ひとことで言うと全体性の時代とでも言えると思います。「土」というのはとにかく育むというのが一番の特徴なので、十把一からげにすべてを飲み込みつつ育てるのです。だから個人というのは全体性の中に埋没してしまいます。人間でいうと学校に通ってクラスの一員として全体を盛り上げていく時代とでも言えるでしょう。
この「土」の時代については、日本でいえば、どうやら聖徳太子の時代つまり西暦600年ごろから顕著になっているというのが私の感触です。この間は、ひとりひとりがどうというよりは全体で何をやるかが問題だったのです。それもどんどんと時を経るごとに「土」の性格が薄まっていきます。世界的には特徴的だったのが、アメリカでの南北戦争でしょう。奴隷という民俗差別の解消がこの戦争のテーマであったということが、「土」の時代の終焉の近さを物語っています。しかし「土」から出るというのは他の五行の要素に比べてものすごい抵抗をともなうという特徴もあります。それは既得権にしがみつく者の激しい抵抗があるからです。南北戦争の時にも奴隷で潤っていた南部の地主にとっては死活問題だったわけです。
それが今や大統領が黒人という時代です。「土」の時代のピリオドも近いというのがよくわかると思います。日本でも民主党が勝利したというのは長い「土」の時代の幕引きにあたるのではないかと思えます。

しかし、なかなか時代というのはピタリとは区切れないものです。気体のようにふわふわと変化していくのが常なので、後になってみないとなかなか分からないものなのです。ここで区切りかなと思っていても、少し経ってみて、揺り返しがあって戻ってしまっていることなんてザラだと思えます。

また、五行を応用した「三合の理」でも、今年の丑から来年の寅というのはまさに端境期にあたります。今までの何かが御破算になるというのが丑の特徴です。そして寅というのは「つつしんで進む」という意味なので、あやうい状態ではあるが、確実に一歩を進めるタイミングという所にあたります。よちよち歩きを始める段階ということです。

そんなわけで、来年の目標としては「とにかく進む」ということが大切なようです。「土」という全体性に埋没する時代から「水」という個性を生かした時代へと歩みを進めるという事です。
その時の判断基準としては、いままでのなれ合いはなるべく捨てていくということでしょう。なれ合いに入り込むと五行的には「土」に逆戻りです。みんながそうするから自分もそうする…という生き方はこれからの時代にはそぐいません。自分が何ができるかが一番大切です。その基準を持ちつつ進めば時代の後押しがあります。追い風に乗れるということになるはずです。しかし、「土」にしがみつく者の激しい抵抗もこれからさらに激しくなると思えます。しかし、「水」に向かう者は「土」にしがみつく者と分離していきます。棲み分けが出来てくるとでもいいましょうか、縁という人間の持つバイブレーションがこれを分離していきます。遠心分離器にかけられたように、だんだんと近づく者と離れる者が出てくるはずです。
ますます、時の経過を速く感じることになるかもしれません。