
吉野家超激レア裏メニュウ 「しろつゆ (2)」
すみません,1度ならず2度までも本当にすみません.
またもや,やっちめえやした,すみません.
すでにご明察のように,今回も狂言回しなのでごぜえやす.
性懲りも無く自作自演です,すみません.
ここに謹んでお詫びを申し上げます,すびばせん.
「しろつゆ」と裏注文したわけではねえんです,ずびばぜん.
実際の注文は牛丼並,玉子,お新香です.
きわめて穏当なる吉野家のデフォルト注文となります.
いつもはしない「つゆだく」をオーダーです.
ここには明らかな確信犯的企図が見て取れます.
ここからが種明かしとなります,よろしいか.
今回,用意携行した機密アイテムはと申しますと.
これです,どこの家庭にもあるお杓文字です.
もはや,これですべてご賢察いただけるとは思うのですが.
おもむろに,こうして,うふ,ふふふ.
杓文字を丼と飯の間隙に慎重に差し入れまして.
ここで躊躇は禁物です.
一気呵成にくるりんぱしちゃうのです.
牛丼の「天地返し」ですね,言うてみれば,わはは.
あとは丼面の体裁を整えれば完成です,よっほほい.
「しろつゆ・にくした」の一丁上がりです,いかがでしょうか.
冷静に考えてみますれば牛丼はアレですね.
カシラの肉だけを先に食ってしまえば残りは「しろつゆ」ですね.
でも,それではあまりに興趣がない,工夫がない.
吉野家愛好家としての矜持に欠ける,自負心に乏しい.
なによりも下からお肉がコンニチハのサプライズもありません.
であるので,牛丼の天地返しはまたとない好適手法と謂へましょう.
今回の狂言も吉野家自由が丘店からお送りいたしました.
1度ならず2度までも,ご協力に心より深謝申し上げる次第です.
ちなみに,人目を憚らず粛々と狂言を遂行するにはアレです.
お客さんが立て込まぬ時刻帯をおすすめいたします,おっほほい.
こちらは「にくした(肉下)」の種明かしです.
こういうことをしてなにが愉しいのかと問はれますれば,愉しい.
伝統的吉野家裏オーダーを後世に伝えるのも愛好家の使命です(笑).













