『北斗の拳』のケンシロウじゃないけれど、「お前(ロスチャイルド)はもう、死んでいる」と思っているから、今更この本を読みたいとは思わなかったのだけれど、外出時に重い本をも持って出るのが嫌で、この文庫本を持って出ただけ。

 であるにせよ、330頁のこれ1冊で、ロスチャイルドに関連する金融・歴史・政治に跨る内容を、薄くではあるけれど一通り知ることができる。2008年9月初版。

 

 

【利子が強制する経済成長という首絞め金融システム】

 例えば、10万円借りて元本の10万円のみ返せばよいなら、経済は均衡を保ったまま、お金と、その反対方向に財やサービスが循環するだけですが、10万円借りて元本+利子で11万円返さなければなたないとなると、1万円分売り上げを増やさなければならない。つまり経済成長しなければならなくなります。利子の返済によって経済成長が強制されると言ってもよいかと思います。(p.52)

 単純に言えば、「利子率との経済成長率の比較で国家財政の状況が、プラスかマイナスかが分かる」ということになる。しかし、実際にはどの国も、「過年度の累積国債発行額が、単年度の国民総生産額を遥かに上回っているので、利子率と経済成長率が同じであっても、国家の財政状況は悪化している」ことになる。

 フォード自動車の創業者ヘンリー・フォードは「金融業者たちの目的は、消滅不可能な債務の創造による世界支配である」と語っています。(p.52)

 若年人口比率が高い国では十年ほどの経済成長が可能だけれど、地球全体というパイの大きさに制限があるのだから、どの国であれ、いずれは横ばいからマイナス成長になって行く。故に、国際金融資本家たちから融資を受けたら最後、いずれは完全な奴隷状態になるのが必然である。

  《参照》  『生き方の原理を変えよう』 船井勝仁 (徳間書店)

          【経済成長が必要となるカラクリ】

 これが、資本主義システムの100%確実な隘路(借金奴隷化)。

 華やかな財政浪費である戦争というイベントを経れば、ドン詰まり隘路への逢着はより早くなる。

 

 

【通貨発行権】

 ドルというお金は、米国債を担保にニューヨーク連邦準備銀行が政府に貸し付けた債権なのです。

 連邦準備銀行は、口座に数字を記入するだけで“無”からお金を創造します。(p.144)

 米連銀のみならず日本銀行も世界中の国有銀行と思しきすべての銀行も、実は国有銀行ではない。ロスチャイルドが支配する私有銀行である。こんなことは当たり前すぎて、いまさら書くことではないけれど、このことが分かっていなければ、「口座に数字を記入するだけで“無”からお金を創造します」の美味しさとヤバさが分からない。

 世界中の諸国家は、国有銀行を持たず、自国の通貨を発行する権限を持っていない。通貨発行権を持っているのは、ロスチャイルドの私有銀行である。

 通貨発行権を持つロスチャイルドが、国にカネを貸し、国はその借金証書(国債)に定められた利率で、借金を返済する義務を負う。つまり、ロスチャイルドは、口座に数字を記入するだけで、利子という莫大な富を得ているのだということ。これ即ち、「世界金融奴隷化システム」 そのもの。

 世界中で、揺るぎない貧富の二極化が起こっている根本は、すべてここにある。

  《参照》   『世界を変えるNESARAの謎』ケイ・ミズモリ(明窓出版)
           【騙されてきたアメリカ市民?】

  《参照》  『日本に仕掛けられた最後のバブル』ベンジャミン・フルフォード(青春出版社)《前編》

           【日銀をコントロールする個人株主】

  《参照》  『日本に仕掛けられた最後のバブル』ベンジャミン・フルフォード(青春出版社)《後編》

           【納税者が脱税者を助けるという狂気の構造】

 

 

【問題を引き起こした考え方と同じ考え方をしているうちは・・・】

 アインシュタインは「問題は、その問題を引き起こした考え方と同じ考え方をしているうちは解けない」という有名な言葉を残しています。(p.59)

 マクロでいえば、「資本主義のシステムを用いながら、資本主義の隘路を出ることはできない」ということ。

 具体的には、それぞれの諸国家が通貨発行権をロスチャイルドから奪還し、利子を廃止すればい。それと同時に、腐敗しきっている国際金融闇ルートを根絶するための、テクニカルな新たな金融管理システムが必要。

 「光の勢力」は、「闇の勢力(ロスチャイルド)」が構築してきたこの腐敗問題(二極化による世界借金奴隷化計画)を解決するために、QFS(クウォンタム・ファイナンシャル・システム=量子金融システム)を既に構築している。

 

 

【自称・救世主:サバタイ・ツヴィ】

 サバタイ・ツヴィは、1626年生にトルコで生まれた人物。

 サバタイは、自分を「メシア(救世主)だ」と言っていたのですが、・・・(中略)・・・、ナタンという有名なカバラ学者と知り合い、このナタンがサバタイを「メシアだ」と宣言しました。信用あるナタンの宣言により、人々はサバタイをメシアとして受け入れたようです。(p.81-82)

 サバタイの影響力を怖れたスルタンが「イスラム教に改宗するか、死か」を迫ったところ、サバタイはあっさり改宗してしまったという。

 「イスラム教やキリスト教などの内部に、彼らの味方をして入り込み、内部から腐らせ、無力化させて最終的には崩壊に至らせる」という戦法は、屈辱的に改宗せざるをえなかったマラーノ(隠れユダヤ教徒)たちに希望と言い訳を与えてくれるものでした。

 その後、サバタイ・ツヴィを指示するサバタイ派は、マラーノを中心に多くの熱狂的な信者を獲得し、ユダヤ人の間に大ムーブメントを起こしました。 (p.82)

 

 

【自称・救世主:ヤコブ・フランク】

 ヤコブ・フランクは、1726年にポーランドで生まれた人物。

 サバタイ・ツヴィ同様“自称メシアであったヤコブ・フランク”は、ユダヤ教の救世主思想を「この世の悪や不幸を人為的に頂点にまで満たして、この世を破壊し尽くし、メシアを到来させる」という危険な思想に転換させた人物で、戦闘的救世主と飛ばれています。

 ヤコブ・フランクとその信者であるフランキストたちは、正統派ユダヤ教から破門されましたが、フランキストたちは「改革派ユダヤ教(カバリスト・ユダヤ)」と名称を変え、ユダヤ教の中で一大勢力となっています。(p.82-84)

 

 

【ロスチャイルドが属するサバタイ派フランキスト】

 フランキストがサバタイ派と結びつき、キリスト教徒・イスラム教徒・仏教徒たちの中に紛れ込んで、危険な終末思想を実現しようとしているのです。

 さらに注目すべきことは、世界の金融に隠然たる力を持つロスチャイルドが、タルムードを信奉していて、しかもサバタイ派フランキストに属しているということです。(p.84)

 DS(ディープ・ステート=深層国家=世界支配者=ルシフェリアン)のルーツを書き出しておいたけれど、下記リンクでも同じことや関連することを書き出している。

  《参照》   『メルトダウンする世界経済』ベンジャミン・フルフォード(イースト・プレス)《後編》

            【2039年の真実】

  《参照》   『世界と日本の絶対支配者ルシフェリアン』ベンジャミン・フルフォード(講談社)《中編                     

            【ルシフェリアンの中国支配】

  《参照》   『世界と日本の絶対支配者ルシフェリアン』ベンジャミン・フルフォード(講談社)《前編           

            【ニムロード】

            【サバタイ派】

  《参照》   『日本人が知らない「人類支配者」の正体』太田龍・船井幸雄(ビジネス社)
            【サバタ・ツヴィ】

 2021年の秋分を超えた現在、「闇の勢力」と「光の勢力」が、最終段階の暗闘をしているけれど、“世界の終末”を画策していた「闇の勢力」による第3次世界大戦勃発計画は、もう何年も前から実現を阻まれてきた。イスラエルにあるメギドの丘で繰り広げられる予定だった神と悪魔の最終戦争(ハルマゲドン。正しくはハル・メギド)も、もう起こることはない。

 現代史の裏側で、「光の勢力」の勇敢な戦士たちが、本当に命をかけて頑張ってくれているのである。

 

 

【全部ロスチャイルド一族】

 ここに登場するマクマホン、サイクス、ジョルジュ=ピコ、バルフォア、なんと全員がロスチャイルド一族です。これを知ったらアラブ人たちは、きっと怒り心頭でしょうね。(p.149)

 英ロスチャイルドと仏ロスチャイルドによる “中東からの末永い利益吸い上げ” のための露骨なヤラセである。

  《参照》  『大英帝国衰亡史』中西輝政 PHP研究所《後編》
          【「3枚舌」という「解」】

 

 

【ピーター・G・ピーターソンと竹中平蔵、そして清和会】

 ワシントン・コンセンサスを作成したシンクタンク国際経済研究所に1989年から客員研究員としていたのが、かの小泉改革を主導した竹中平蔵氏です。

 大局的に見れば、いわゆる“内側から鍵を開ける者”として利用されたのでしょう。

 この国際経済研究所の創設者であり理事長を務めるのがピーター・G・ピーターソンという人物です。

 ピーターソンは、リーマン・ブラザース・クーン・ローブのCEOだった人物で、CFR理事長、ニューヨーク連銀の理事長も務めた人物です。(p.222)

 国際金融にそこそこ興味を持っている人が、ピーター・G・ピーターソンというオッサンのこの肩書を読んだら、国際金融犯罪の主要な所に全部絡んでいることに気づいて、その名を深く心に刻むことだろう。

 広瀬隆著の『赤い楯』を読んだことがある人なら、クーン・ローブ商会は、繰り返し言及され過ぎて忘れようにも忘れられない社名。そのクーン・ローブがリーマンに統合され、あの世界的なヤラセ金融危機詐欺であるリーマンショックを起こしていたのである。

  《参照》  『ステルス・ウォー』ベンジャミン・フルフォード(講談社)《前編》
          【リーマンショックによる倒産保険金の行方】

  《参照》  『聖書の暗号は知っていた』伊達巌(徳間書店)《中編》
          【偽装されたリーマン・ショック】

           ~【功労者だからこその多額なボーナス】

 ついでに日本に関連することを書いておくなら、清和会(清和政策研究会)には、森喜朗、小泉純一郎、安倍晋三、福田康夫といった首相のほか、町村信孝、世耕弘成、下村博文、小池百合子、高市早苗が属している。清和会は、ワシントン・コンセンサスを信奉する下僕政治家集団である。

 下記リンクにも竹中平蔵を育てた連中の名が書かれているけれど、ピーター・G・ピーターソンに比べたら小物だろう。そもそもからして、ロックフェラーはロスチャイルドの子分格だからである。

  《参照》  『売国者たちの末路』 副島隆彦・植草一秀 (祥伝社)

          【竹中平蔵を育てた外国勢力】

竹中平蔵の “💩な業績は、Max評価レベル”。当然グアンタナモ。

  《参照》  『暴かれた「闇の支配者」の正体』ベンジャミン・フルフォード(扶桑社)

          【りそな問題の闇】

  《参照》  『トヨタの正体』横田一・佐高信(金曜日)

          【ミサワホームとトヨタ自動車】

 

 

【ECB】

 1998年 欧州中央銀行(ECB)が設立されます。

 本店は、フランクフルトにあり、そのビルはロスチャイルドの敷地内に建っています。・・・(中略)・・・両者(ECBの初代と2代総裁)ともBIS出身で、つまりロスチャイルドの“二百家族”です。(p.228)

 BIS(国際決済銀行)は、中央銀行の中央銀行といわれる機関。いかにロスチャイルドが世界の金融を支配しているかが、この短い記述からでも十分良く分かるだろう。

 

 

【無茶苦茶ドン引きなヤツラ】

 地球温暖化=二酸化炭素説は、アル・ゴアの『不都合な真実』によって定着した感がありますが、このアル・ゴアの活動資金はジェイコブ・ロスチャイルドの友人、大富豪のマーク・リッチが提供しました。(p.286)

  《参照》  『勃発! 第3次世界大戦』ベンジャミン・フルフォード(KKベストセラーズ)《前編》

          【阻止すべき「闇の支配者」2派】

 リッチはジョージ・ソロスの資金源であり、国際的な鉱物業者であり、武器・麻薬商人であります。リッチは脱税等で300年以上の刑期を科されましたが、クリントン大統領が退任直前に恩赦しています。この時、記者に詰め寄られたクリントンが何と言ったかといえば「脱税なんかで起訴されるのがおかしい」と洩らしています。大統領が「脱税なんか」ですよ! もう無茶苦茶ですよね!。 (p.286)

 無茶苦茶なのは、この時始まったわけではない。DSどものやってきたことは、昔から無茶苦茶だらけである。

 

 

 “ロスチャイルド”に関する引用一覧、を作ろうと思ったけれど、ありすぎてそれこそキリがないのでやめた。

 なので、タイトルにロスチャイルドが入っているもののみをリンクしておきます。

  《参照》  『ロスチャイルドによる衝撃の地球大改造プラン 中国4分割と韓国消滅』 板垣英憲

  《参照》  『ロスチャイルド200年の栄光と挫折』 副島隆彦 (日本文芸社)

  《参照》  『富の王国 ロスチャイルド』 池内紀 (東洋経済新報社)

 

 

<了>