
『新説・・・』とあったから読んで見たけれど、今はいろんな所から情報が漏れ出ているので、副島隆彦さんやベンジャミン・フルフォードさんやリチャード・コシミズさんなどの著作にある内容と変わらなかった。2016年4月初版。
【英国と清国の貿易不均衡】
イギリス人は、美しい中国の陶磁器で、すばらしい中国のお茶を飲みたかった。そのために商船がロンドン、それからシンガポール、インドから、中国の広東、今の広州にどんどんはいってくる。清国は鎖国をしており、広東には長崎のように出島があった。・・・中略・・・。
それを運んでいたのがインドにいた悪名高き英国東インド会社です。この会社が英国のアジア貿易を245年間も独占します。英国東インド会社は、今でいうところに多国籍企業。(p.16-17)
当時の清国の通貨は銀だったので、英国は金でメキシコ銀貨を調達し、これを中国に持って行きお茶や陶磁器や絹を購入していた。しかし買うばかりなので赤字に転落。そこで英国が考えたのが・・・。それを運んでいたのがインドにいた悪名高き英国東インド会社です。この会社が英国のアジア貿易を245年間も独占します。英国東インド会社は、今でいうところに多国籍企業。(p.16-17)
【英国から中国への輸出品】
ケシの実から採取した牛乳のような液体を茹で、布で漉すとお餅のような塊ができる。これが「生アヘン」で、乾燥させるとキセルに詰めて吸えるアヘンになる。
英国は、インドで栽培したアヘンを中国に持ち込み、米国はトルコで栽培したアヘンを中国に持ち込んでいた。
アヘンは、昔も今も、世界支配者たちにとって極めて重要な戦略物資である。
「歴史の真相を知る ≒ お金の流れを追う ≒ アヘンの流れを追う」といっても過言ではない。
いっぽうで、イギリスがインドに侵入して、ジャマになる男女をぶっ殺して、植民地にした。
そこで何をやったのか。そう、「opium」―― ケシの栽培です。(p.19)
インド東部に広がるガンジス川流域と、西部のボンベイ付近は、広大なアヘン農場と化し、100万人のインド人が農奴として使われたという。そこで何をやったのか。そう、「opium」―― ケシの栽培です。(p.19)
ケシの実から採取した牛乳のような液体を茹で、布で漉すとお餅のような塊ができる。これが「生アヘン」で、乾燥させるとキセルに詰めて吸えるアヘンになる。
英国は、インドで栽培したアヘンを中国に持ち込み、米国はトルコで栽培したアヘンを中国に持ち込んでいた。
アヘンは、昔も今も、世界支配者たちにとって極めて重要な戦略物資である。
「歴史の真相を知る ≒ お金の流れを追う ≒ アヘンの流れを追う」といっても過言ではない。
【暗躍するユダヤ商人たち】
【日本におけるHSBC】
アヘン商社を二つ挙げると、今でも香港にヘッドオフィスを置くイギリス系の大企業、ジャーディン・マセソンと、ボンベイのほうを牛耳ったサッスーン商会です。
サッスーンはもともと中東系のユダヤですが、現在はイギリスにサッスーン財閥をつくっています。ほとんど表面に出てきませんが、ジャーディン・マセソンより強かった「アヘン王」と呼ばれました。(p.23)
サッスーン財閥の創業者、デヴィッド・サッスーンは、バクダード出身のユダヤ人。
サッスーンはもともと中東系のユダヤですが、現在はイギリスにサッスーン財閥をつくっています。ほとんど表面に出てきませんが、ジャーディン・マセソンより強かった「アヘン王」と呼ばれました。(p.23)
横浜が開港してから、最初に横浜に支店を出したのは、ジャーディン・マセソンです。まだ維新が始まってないころです。(p.42)
《参照》 『HSBCの挑戦』 立脇和夫 (蒼天社出版)【日本におけるHSBC】
【HSBCの始まり】
《参照》 『人民元の正体』 田村秀男 (マガジンランド) 《前編》
【香港という資金ポータル】
《参照》 『神国日本vsワンワールド支配者』 菅沼光弘×ベンジャミン・フルフォード×飛鳥昭雄 (ヒカルランド)
【中国における反日デモの扇動者】
《参照》 『次元「超」突破』 エハン・デラヴィ×中丸薫 (ヒカルランド) 《前編》
【香港上海銀行(HSBC)本部】
イギリスは世界各地の植民地で起きた叛乱でも負けたことがない国です。・・・中略・・・。
第一次アヘン戦争でも莫大な賠償金を手に入れ、ついでに香港も手に入れた。こんな「おいしい戦争」はやめられません。(p27)
二度のアヘン戦争で、清国から英国に賠償金として支払われた総額は、現在の平成の金額で34兆円。フランスへは7兆円だという。
第一次アヘン戦争でも莫大な賠償金を手に入れ、ついでに香港も手に入れた。こんな「おいしい戦争」はやめられません。(p27)
イギリスが手に入れた香港には、いろんなヘッドクォーター(HQ=本部)がつくられます。みなさんもよくご存じの「香港上海銀行」。HSBC- The Hong Kong Shanghai Banking Corporation がつくられたのもこのときです。
香港上海バンキングコーポレーションという銀行が、なぜ第一次アヘン戦争の後にできたか。なぜあんなものが香港にできるのか。
アヘン戦争とアヘンの密輸でがっぽり儲けた純銀を、船でいちいち運んでいると危ない。そのため、香港に置いておいて、ロンドンやニューヨークへ電信で送りたい - 香港上海銀行は、そのために作られた銀行です。すなわち、今でいうマネーロンダリングの銀行。
それにお金を出したのは、イギリスのロスチャイルドと、ジャーディン・マセソン、そしてインドのサッスーンです。(p.27-28)
HSBCのこの機能は、今でも十全に発揮されている。香港上海バンキングコーポレーションという銀行が、なぜ第一次アヘン戦争の後にできたか。なぜあんなものが香港にできるのか。
アヘン戦争とアヘンの密輸でがっぽり儲けた純銀を、船でいちいち運んでいると危ない。そのため、香港に置いておいて、ロンドンやニューヨークへ電信で送りたい - 香港上海銀行は、そのために作られた銀行です。すなわち、今でいうマネーロンダリングの銀行。
それにお金を出したのは、イギリスのロスチャイルドと、ジャーディン・マセソン、そしてインドのサッスーンです。(p.27-28)
《参照》 『人民元の正体』 田村秀男 (マガジンランド) 《前編》
【香港という資金ポータル】
《参照》 『神国日本vsワンワールド支配者』 菅沼光弘×ベンジャミン・フルフォード×飛鳥昭雄 (ヒカルランド)
【中国における反日デモの扇動者】
《参照》 『次元「超」突破』 エハン・デラヴィ×中丸薫 (ヒカルランド) 《前編》
【香港上海銀行(HSBC)本部】
【グラバー邸の「隠し部屋」】
薩摩・長州・土佐の脱藩浪士たちが匿われた場所であり、重要な密談が行われた場所である。
グラバーの奥さん(談川ツル)の寝室の天井に隠し梯子がみつかったらしい。「蝶」の紋付きを好んで着用したため「蝶々さん」と呼ばれていた談川ツルさんは、プッチーニのオペラ「蝶々夫人」のモデルの最有力候補と言われているらしい。
維新の志士たちが武器を仕入れていたのは、長崎のトーマス・グラバーからです。彼は一体、何者か?
中国の広東で会社を立ち上げたジャーディン・マセソンは、第一次アヘン戦争の陰の仕掛人であり、責任者でもありました。そのジャーディン・マセソン商会の長崎支店長にあたるのが、トーマス・グラバーなのです。
長崎旅行に行くと、みなさんグラバー邸を見学に行きます。私も修学旅行で行きました。そのグラバー邸の二階に、大きな「隠し部屋」があるのをご存じでしょうか。1987年に見つかりました。(p.36-37)
この隠し部屋は、テレビでも放映されているから多分多くの日本人が知っている。中国の広東で会社を立ち上げたジャーディン・マセソンは、第一次アヘン戦争の陰の仕掛人であり、責任者でもありました。そのジャーディン・マセソン商会の長崎支店長にあたるのが、トーマス・グラバーなのです。
長崎旅行に行くと、みなさんグラバー邸を見学に行きます。私も修学旅行で行きました。そのグラバー邸の二階に、大きな「隠し部屋」があるのをご存じでしょうか。1987年に見つかりました。(p.36-37)
薩摩・長州・土佐の脱藩浪士たちが匿われた場所であり、重要な密談が行われた場所である。
グラバーの奥さん(談川ツル)の寝室の天井に隠し梯子がみつかったらしい。「蝶」の紋付きを好んで着用したため「蝶々さん」と呼ばれていた談川ツルさんは、プッチーニのオペラ「蝶々夫人」のモデルの最有力候補と言われているらしい。
【グラバーと岩崎弥太郎】
《参照》 『ハーバードでいちばん人気の国・日本』 佐藤智恵 (PHP新書) 《前編》
【変化を起こすリーダー:岩崎弥太郎?】
英国・ロスチャイルドと米国・ロックフェラーも、一見したところ対立するかに見えて、実のところは同じ穴のルシフェリアンである。
《参照》 『世界と日本の絶対支配者ルシフェリアン』 ベンジャミン・フルフォード (講談社) 《中編》
【ペリーとロスチャイルド】
《参照》 『吉備太秦が語る「世界を動かす本当の金融のしくみ」』 板垣英憲 (ヒカルランド) 《中編》
【江戸末期から明治にかけて】
グラバーと岩崎弥太郎 ―― いまの三菱が手を握り合っていたことも判明している。
岩崎弥太郎は土佐の貧乏侍ですが、会計が素晴らしくできた人物です。そこでお殿様から
「脱藩したはずの坂本龍馬が長崎にいるから、お前はそこに行って、龍馬を助けてやれ。海援隊というものを作っているから、そこで会計をやってやれ」
と言われて、大金を持たせてもらい、坂本龍馬を応援するために長崎に行きました。(p.40)
本書において、グラバーは、ジャーディン・マセソンがらみの英国系系譜としてしか記述されていないけれど、アメリカの南北戦争がらみでも動いていたことは、下記リンクに紐付くリンクを辿れば良く分かるだろう。そうすれば、岩崎の三菱が、英国・ロスチャイルド系ではなく、米国・ロックフェラー系の企業として成長していったこともよりわかりやすい。岩崎弥太郎は土佐の貧乏侍ですが、会計が素晴らしくできた人物です。そこでお殿様から
「脱藩したはずの坂本龍馬が長崎にいるから、お前はそこに行って、龍馬を助けてやれ。海援隊というものを作っているから、そこで会計をやってやれ」
と言われて、大金を持たせてもらい、坂本龍馬を応援するために長崎に行きました。(p.40)
《参照》 『ハーバードでいちばん人気の国・日本』 佐藤智恵 (PHP新書) 《前編》
【変化を起こすリーダー:岩崎弥太郎?】
英国・ロスチャイルドと米国・ロックフェラーも、一見したところ対立するかに見えて、実のところは同じ穴のルシフェリアンである。
《参照》 『世界と日本の絶対支配者ルシフェリアン』 ベンジャミン・フルフォード (講談社) 《中編》
【ペリーとロスチャイルド】
《参照》 『吉備太秦が語る「世界を動かす本当の金融のしくみ」』 板垣英憲 (ヒカルランド) 《中編》
【江戸末期から明治にかけて】
【英国とフランス】
フランスと英国は、幕府と薩長土佐を将棋の駒のように操り、内乱を煽動して両者を消耗させた後、薩長土佐を勝たせ「日本を取る」と話がついていたのだ。
英国とフランスは、いがみ合ったという風評が流れているが、事実は違う。(巻末p.5)
英国とフランスは、クリミア戦争、第二次アヘン戦争でも共に戦った盟友である。英国とフランスは、いがみ合ったという風評が流れているが、事実は違う。(巻末p.5)
【日本初の鉄道:横浜~新橋間】
新橋駅の皇居側は、SLが置かれた広場としてかつての名残を遺しているけれど、日本最初の鉄道が、何ゆえ横浜~新橋間だったのかを考える人は、殆どいないだろう。
欧米諸国の深謀遠慮を甘く見てはいけない。
英国は何を手に入れたのか。明治維新政府と交易と金融を手に入れ、全ての指南役となる。世界で最初に明治日本を認めたのは、英国。まるで、自画自賛だ。
1872(明治5)年10月14日、鉄道が欧米列強の艦隊が出入りする横浜駅(現・桜木町)から新橋駅に設置された。人口の多い京橋や浅草や上野へ鉄道が敷かれるべきではなかったのか。
日本国民が清国の「太平天国の乱」のように「外国人を追い出せ」と反乱を起こすかもしれない非常時に備えて、横浜から丸の内へ兵士と武器弾薬を早く運搬し、日本の要である皇居を抑えつけるための戦略的な鉄道建設なのだ。皇居の南にある新橋駅は皇居の下腹へ槍を突き付けているかのようだ。(巻末p.7)
桜木町駅から赤レンガ倉庫の手前の万国橋交差点までの間に、現在電車は走っていないけれど、昔のレール軌道を遺したまま、「汽車道」という遊歩道になっている。このレール軌道上に造られた ナビオス横浜 というホテルは、レール軌道を遮らないように吹き抜け構造になっているけれど、さながら「日本は、永遠に我々の手に落ちている」と言わんばかりの凱旋門のように見えないこともない。1872(明治5)年10月14日、鉄道が欧米列強の艦隊が出入りする横浜駅(現・桜木町)から新橋駅に設置された。人口の多い京橋や浅草や上野へ鉄道が敷かれるべきではなかったのか。
日本国民が清国の「太平天国の乱」のように「外国人を追い出せ」と反乱を起こすかもしれない非常時に備えて、横浜から丸の内へ兵士と武器弾薬を早く運搬し、日本の要である皇居を抑えつけるための戦略的な鉄道建設なのだ。皇居の南にある新橋駅は皇居の下腹へ槍を突き付けているかのようだ。(巻末p.7)
新橋駅の皇居側は、SLが置かれた広場としてかつての名残を遺しているけれど、日本最初の鉄道が、何ゆえ横浜~新橋間だったのかを考える人は、殆どいないだろう。
欧米諸国の深謀遠慮を甘く見てはいけない。
<了>