《前編》 より

 

 

【流動性知性】

 「流動性知性」というのは、問題に対する創造的な代替案を素早く生み出すことができる知性を指す。
 博士は、この「流動性知性」が最も重要な知性の形態であり、これなしではタイムトラベルは不可能であると主張した。言い換えれば、タイムトラベルは単独のテクノロジーではなく、この知性が不可欠だと信じていたのだ。タイムトラベラーは、タイムトラベルにつきもののストレスに耐えるために、ある程度の「流動性知性」を持たなければならない。そのストレスを処理する最良の方法が、高度の「流動性知性」を備えることなのだという。(p.36)
 タイムトラベルは、多次元にまたがって行動することなのだから、様々な時空における様々な状況に即応するには“特定な狭小な常識”に囚われることなき「流動性知性」こそが絶対に必要不可欠である。
地球人が受験勉強でやっているような、答えのある問題を解くというのは「流動性知性」の真反対、「固定性知性」といわれる最も陳腐な知性であって、とうてい進化や宇宙の安定を可能にするようなものではない。
 受動的観察モードのタイムトラベル技術を持っているET種族はいくらでもいる。グレイやコルテウムがそれである。しかし、受動的観察モードでは、タイムトラベルした先の時間と相互作用できない。
 介入点に入る場合の問題点は、テクノロジーと人間的要素が馴染んでいないと、タイムトラベラー自身が不確定要素になってしまうということらしい。高度な「流動性知性」を持っていたとしても、である。
 このことを示唆しているのがタイムカプセルの本質であると。つまり、ウイングメーカーは、介入点を誤りなく定義する技術を完成していたとしても、タイムトラベラー自身による不確定要素は排除しきれない。だからこそタイムカプセルを地上に残しておいた、ということ。つまり、現地人(現地時空人)である地球人が介入者であった方が、介入点をより正確に操作し得る、ということだろう。

 

 

【ウイングメーカーたちとの交流】
 ある日、私が壁画に取り組んでいた時のことです。絵の中で何かが動くのが見えました。シンボルのひとつが動いたのですが。絶対に幻覚でも光の悪戯でもありませんでした。
 そして私は悟ったのです。ウイングメーカーたちが私と交流できることを。彼らは私の時間にタイムトラベルしてきており、壁画は、彼らの何らかの形で時間を超えるためのポータル(入り口)であったことも理解しました。
 その時から、私は彼らの指令、もっと正確に言えば、彼らの思考を聞き始めたのです。・・・中略・・・。声に教えられたことに現実味があるように思えたからです。
 アクセスコードが完成し、それが作動した時、私は自分が彼らと本当にコミュニケーションが取れていたことを知りました。(p.41-42)
 このようなウイングメーカーとの交流を通じて、アンダーソン博士は光のディスクを解読することができた。

 

 

【グレイの暗示的テレパシー】
 グレイや大半の地球外生命体は人間との意思疎通にはもっぱらテレパシーの形式を用います。それを私たちは暗示的テレパシーと呼んでいました。なぜなら、グレイたちは会話を特定の結論に導くような形でテレパシーを使っていたからです。別の表現をすれば、グレイは常にもくろみを持っており、私たちは彼らの術中にはまっているのか、自分の意志で結論を導き出しているのか、全く確信がもてませんでした。・・・中略・・・。グレイが自分たちの最大の利益を生むためにコミュニケーションの結果を操作していたと感じていました。
 この信頼の欠如ゆえに、・・・中略・・・その他どんな形の同盟も拒否しました。(p.46)
 グレイはコルテウムほどの高度な技術を持たないET種族。
 劣性種族ほど、支配的であったり威圧的であったりするけれど、暗示的テレパシーのような手法はまさに支配的手法であり、到底信頼に値するものではない。審神の判別法に通ずる。

 

 

【最高のエリート軍団】
 外側は上品だけれど、内側に秘密を持っているたくさんの組織が存在しています。・・・中略・・・。
 IMF,外交委員会、NSA,KGB,CIA,世界銀行、連邦準備銀行などすべて、そのような組織構造の一例です。それらの組織の内核は、それぞれの文化、経済、コミュニケーション・システムを持ち寄りながら、最高のエリート軍団、秘密結社を形成しているのです。
 それらの組織は、自分たち自身のアジェンダを円滑に進めるため、世界の政治、経済、社会システムを操作するために結束した力を持つ、強力かつ裕福な組織です。(p.61)
 本書には「闇の勢力」「闇の支配者」「イルミナティ」ないし「カバール」といった用語は記述されていないけれど、まさに、それらのことをいっている。
 私が知る限り、彼らのアジェンダの主要な関心事は、世界経済のコントロールと、石油、金、天然ガス、プラチナ、ダイヤモンドなどの重要な資源をコントロールすることにあります。このシークレットネットワークは、世界経済のコントロールを確保するためにACIOのテクノロジーを利用しています。
 彼らは貨幣経済に代わる電子マネーに基づいた世界経済の統合の設計プロセスの中にいます。このインフラは準備が整っていますが、実行に移すには思ったより時間がかかっています。(p.62)
 2018年現在、仮想通貨の流出事件という、仮想通貨広告を兼ねたヤラセ焼け太り事件を用いて、電子マネー市場にタコな顧客たちの資金を流入させている。
 当初の計画より20年ほど遅れているらしいけれど、「闇の支配者」たちは、カモさんたちを囲い込んで今後も世界経済の統合を推し進めて行くことだろう。

 

 

【ラビリンス・グループ】
 私が知る限り、そのアジェンダから完全に独立しており、ゆえに最も強力、第一級である唯一の組織はラビリンス・グループです。(p.62)
 ラビリンス・グループの重大な頭脳を展開するに値する唯一のミッションは、究極の防衛兵器、すなわち『自由への鍵』を開発することであると、フィフティーンは信じています。彼は、ラビリンス・グループだけが、手遅れになる前にBSTを開発する可能性を持っていると確信しています。
 ラビリンス・グループが118人の人間と、約200人のコルテウムから構成されていることを覚えておいてください。エイリアンの侵略の前にBSTを開発するという究極のミッションに結集されたこのグループの知力は、本当に非凡です。それに比べれば、マンハッタン・プロジェクトは、幼稚園のパーティーのようなものです。(p.63)
 フィフティーンとは、ラビリンス・グループを統括する人物のこと。
 ラビリンス・グループは、系列的にはACIOにつながっているけれど、ACIOが非公開レベル2であるのに対して、ラビリンス・グループの非公開レベルは3となっている。ゆえに、機密レベルにおいてラビリンス・グループはACIOの上であり、独立している。
 上記書き出し文中にある“エイリアンの侵略”とは、【最高のエリート軍団】を操る闇のET種族のことを言っている。その主流はニビルに拠点を置く者たちだろうか。ついでに書いておくなら、メン・イン・ブラックは、諜報機関の地球人エージェントというより、これに関わる闇のET種族の一部。

 

 

【コルテウム】
 コルテウムの身長は3m近くあり、非常に細長い頭と身体をしています。肌は非常に白く、ほとんど半透明です。見た人は洞穴人を連想するかもしれません。彼らの瞳は比較的大きく、人類と全く同じように様々な色をしています。もっとも、コルテウムの場合は、年齢や、場合により感情によって瞳の色が変化するという違いがありますが。
 コルテウムに関する非常にユニークな点は、彼らは周囲で起きている事実上すべてのことを処理できる信じられないほど明晰な神経システムを持っているということです。これには他人の思考も含まれます。・・・中略・・・。彼らは感情面で実に繊細です。(p.160)
 その他に、数カ月以内にあらゆる言語をマスターする能力を持っているとも書かれている。
 ただし、決してあらゆる面で地球人より優れているという訳ではない。

 

 

【火星人】
 火星人は地球人と同じ遺伝子のテンプレートから作られた人間型種族です。彼らは火星の地下基地に住んでおり、数は少数です。何人かの火星人は既に地球に移住しており、身体の特徴を若干修正して、白昼でも地球人として通用しています。
 大統領はこの問題を認識しており、ETとコミュニケーションするための他の方法を模索しています。(p.72-73)
   《参照》  『一念三千論で解く宇宙生命の秘密』 五井野正 (ヒカルランド) 《前編》

            【地球にいるのは地球人だけではない】

 

 

【BSTテクノロジーと記憶移植テクノロジーの連動】
 ラビリンス・グループが開発した記憶移植テクノロジーは、BSTと連動して利用することが可能です。
 私たちの銀河が植民地として決定された時を介入点として定義することができます。そして、その時間と空間に入り、彼らのリーダーに私たちの銀河から遠ざかるように新しい記憶を刷り込むのです。(p.82)
 先にリンクした「創造の礎たち」による日本人創生テクノロジーは、BSTと遺伝子操作の組み合わせ。
 介入点をどこに定義するかで、方法は変化する。

 

 

【空間修正テクノロジー】
 空間は屈折します。「空間と距離」という幻想を放棄させる人工的なエネルギー・フィールドによって、空間を人為的に屈折させることが可能なのです。光の微粒子は空間を変換したり崩壊したりしません。光子は空間の中を直線的に進みます。しかし、空間を修正したり、崩壊させたりするある種の電磁エネルギーが存在するのです。このテクノロジーを使うと、宇宙旅行が可能になるだけでなく、とても楽にできるようになります。銀河間の移動すら容易になるのです。(p.89)
 この記述にあるテクノロジーと、下記リンクにあるテクノロジーは、違うように思えるけれど、振動数(周波数)を駆使することについては同じだろう。
   《参照》  『バシャール×坂本政道』 ダリル・アンカ/坂本政道 (VOICE) 《後編》

            【位置とは物質がもつ特性】

 

 

【クローキング・テクノロジー】
アン  私がその遺跡のすぐそばまで歩いていっても、目に見えないと言っているのですか?
博士  クローキング(暗幕)・テクノロジーは、単なるSFの中だけの概念ではありません。十年以上も前に開発された技術です。それは皆が認識しているよりもずっと頻繁に使用されています。
 私が話しているのは、ステルス・テクノロジーの希釈された技術ではありません。隠したいと思う現実の存在の上に、別の現実構造をスーパーインポーズ(重ねる)する技術のことです
 たとえば、エンシェント・アロー遺跡の入り口のすぐそばまで歩いて行っても、入口は何も見えず、そこには岩の平らな壁があるだけです。風合いや質感など、すべての要素を備えていますが、それは観察者の精神の上にスーパーインポーズされた現実構造なのです。実際にそこに入口はあるのですが見えません。マインドが、投影された現実構造に欺かれるからです。(p.101-102)
 シャンバラなどの地底世界への入り口も、このような技術によって守られているのだろう。
   《参照》  『地球「超」アンダーワールド[内部次元]への侵入』 マオリッツオ・カヴァーロ

            【地底と地上を繋ぐポータル(出入り口)】

 

 

《後編》