住吉大社前にある阪堺電鉄「住吉鳥居前駅」でチンチン電車に乗ってから、「新今宮駅」と「京都駅」で2回乗り換えただけで、「嵯峨嵐山駅」に着きました。
【トロッコ電車】

駅の階段を下りるとすぐに、トロッコ電車の乗り場があり、出発は5分後ということだったので、乗ってみることにしました。すでに海外からの観光客さんたちでほぼ満員です。出発時には、職員の皆さんたちがホームに並んで笑顔で手を振って送り出してくれたので、観光客の皆さんの期待は大いに高まります。
ところが、30分ほど保津渓谷内を走ってトロッコ電車を降りたときの表情は、みな“落胆”に近いものでした。そもそも紅葉の季節ではない処へもってきて、前日までの台風の大雨で、透明な美しい渓流など跡形もなく、あるのは滔々と流れる茶色の濁流ばかりです。これって、どうしようもないことです。
復路は、トロッコ亀岡駅から10分ほど歩いて馬掘駅まで行きJR線で嵯峨嵐山駅まで戻ったのですが、その間、海外からわざわざ日本に来て、期待を込めて保津渓を走るトロッコ電車に乗っていたであろう人々のことを、気の毒に思うことしきりでした。
【渡月橋】

嵐電の「嵐山駅」から「渡月橋」にかけては、ほぼ原宿並みの人込みでした。海外からの観光客と、国内の若い女性にとっては、渡月橋こそが京都のイメージを代表する所なのでしょう。チャンちゃんは、生まれて初めてここに来て、観光客の多さに驚きました。
ことろで、ここでも観光客のみなさんの表情は冴えません。理由はトロッコ電車とまったく同じです。観光ガイド写真で見る渡月橋の景色は100%ありませんでした。それどころか、水害から土手を守るための重機が上流側に見えるのです。この風景では、とうてい長居をする気になどなれません。