虜 (夏登山6回目 斜里岳) | 想像と創造の毎日

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写真は注釈がない限り、
自分で撮影しております。


  羅臼岳開きの予定は、混雑しそうなので変更し、本日は斜里岳へ。



  もう何度も登っているけれど、ここまで天気に恵まれたのは初めてである。



  ハラハラドキドキの渡渉の連続。

  数え切れないほどのダイナミックな滝の流れ。

  キラキラの木漏れ日。

  


  徐々に難易度を上げてきたが、やはりここは別格だ。

  慣れてきたとはいえ、約2時間ほどの渡渉を終えた頃にはボロボロである。










  緊張の連続だった渡渉のあとにやってくる急登に毎度心が折られるくせに、それを過ぎて馬の背に着き視界が開けると、全てが報われたような気持ちになる。



  山は、どうしてこんなに美しいんだろう。

  辛いのに、どうしてこんなに楽しいのだ。



  景色を味わいながら、名残惜しみつつ通り過ぎる風景も、一歩を踏み外せば滝の下に真っ逆さまになりそうな緊張に他のことなど考えられそうもない余裕のない瞬間の連続も等しく心を揺さぶって、身体はそれらを堪能するための乗り物になる。



  頂上まで、四時間弱。

  どの行程も飽きる暇などないくらい、濃い時間だった。



  街は遠く、小さい。



  雨雲に迫られる心配のないピークで、こんなにゆったり過ごしたのは久しぶりだ。

  


  奥に見えるのは、摩周湖。

  その手前に西別岳と摩周岳。

  今頃、誰かがあのピークで、この山を同じように眺めているのだろうな。



  


  私を山の虜にさせたのは。

  キミだよ、孤高の斜里岳くん。

  


06:48 清岳荘

09:18 上二俣

09:57 馬の背

10:30 斜里岳

11:25 馬の背

11:51 上二俣

12:37 熊見峠

14:23 清岳荘

往復歩行時間 6時間41分

休憩 43分

往復歩行距離 9.6km

標高差 1040m