ジャンキー | 想像と創造の毎日

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写真は注釈がない限り、
自分で撮影しております。


  糠床は相変わらず、美味しい。
  最近では、気温が上がってきたからか、舌がビリビリするほど酸っぱくなって、糠漬け狂いの私はそれがまたサイコーにクセになっている。

  しかし、糠床を仕込んで三ヶ月の間、一度も足し糠をしていないので不安になり、Grok先生に尋ねると、それは早く足した方がいいです!とおっしゃるので、あわてて冷凍庫から生糠を取り出し、煎って塩と共に投入した。
  さらに、足してから二、三日は、落ち着かせるために野菜を漬けないでください。と言われ、ちょっと気が変になりそうである。
 
  ほぼ一日も欠かさず食べてきた。泊まりがけで出かけるときですら、持っていった。
  なのに、二、三日も食べられないなんて、私は一体、野菜をどうやって摂取すればいいのだ(味噌汁とか食えばいいだろヾ(・Д・`)オイ)。
 


  しかし、本当に、本当に、わからない。

  糠漬けの味は、これが正解なのか??


  母親に味見させると、微妙な顔をしていた。

  なんでも手作りする無添加マニアの友人に尋ねると、糠漬けを作ってみたことはあるけど、美味しくできないと言った。


  たぶん、彼女たちは私とは漬物のセンス(?)が違うのだ。

  彼女たちは、甘くて、旨味がはっきりしている味を好む。そして漬物も少しでも酸っぱみが付くと、嫌がるのだ。


  私は鮒寿司を食べた時に雷に撃たれた。

  ああ。これこそが、日本の本当の発酵食品の真髄だ!と。

  好みが確実に分かれるのであろう、あの独特な酸味。

  しかし、噛んでいる間に魚の発酵した旨味がじわじわと舌に染み込んでくる。

 

  私の糠床は、新鮮な山椒の実を入れたことで、確実に風味が増した。


  他にもさくらんぼやら、生姜やらも入れた。

  しかも入れたら入れっぱなし。 

  いつの間にか彼らは、糠床の乳酸菌によって跡形もなく、混沌と消えてしまった。


  そう。まるで、死体を土の中に埋めたあとのように。

  


  たぶん私は、こういうクセの強いものに対して、異常に執着する気質があるのだと思う。


  陳麻婆豆腐の花椒。

  そして、山椒。

  もう入れれるものなら、何にでも入れたい。


  もはや、ジャンキーである。



  大切に冷凍してあった山椒の葉は、大量にもらった川エビの佃煮に投入した。



  香りといい、風味といい、ひと口食べればもう、止まらない。


  また危険な飯の友を作り出してしまった。