山形の出羽三山で「生まれ変わりの旅」をしてきました!
ご案内くださったのは、
チベットで密教の修業をした経験もある、
仏教文化コミュニケーターの牧野宗永(そうえい)さん。
ブータンや富士五社巡りなどでもお世話になりましたが、
知識豊富な牧野さんの解説で、
知的好奇心をたくさん刺激される旅となりました。
まずは飛行機で向かったのが、
「おいしい庄内空港」。
飛行機から見える、庄内平野一面に広がる
水田の景色は圧巻です!!

出羽三山とは、山形県の村山地方・庄内地方に広がる
月山・羽黒山・湯殿山のことを言い、
羽黒山を「現在」、月山を「過去」、湯殿山を「未来」とし、
この三つを回ることで「生まれ変わりの旅」と言われています。
現在は「出羽三山神社」となっていて、神社なのですが・・・。
それは比較的近い時代からのこと。
もとは山岳信仰をする修験道の場だったのですが、
仏教が入ることでお寺が建てられ、
神仏習合の権現を祀るようになり、
それが明治の神仏分離令による廃仏毀釈によって、
神社になることで焼き討ちを逃れ・・・
と、さまざまな歴史があって今に至るのですね。
バスでまず向かったのが正善院黄金堂。
こちらには、明治まで羽黒山内の五重塔の
ご本尊として祀られていた仏像が、
破壊を逃れて移されています。
折しも今は特別拝観中とのことで、
ありがたく拝ませていただきましたよ(*^-^*)

お堂の中には、「出羽三山立体曼荼羅」があります。
お堂をぐるっと回ることにより、出羽三山を参るのと
同じルートを行くとができる・・・
というのも、エンターテイメント的です。
お寺や神社というのは、仏さまや神さまを祀る有難い場所、
というだけではなく、
「人が参ってこそ、維持でき、神さま仏さまも喜ぶ」
という場でもあると思います。
さまざまな寺社仏閣が「人が来る仕掛け」をしているのに
気づくことも楽しい発見ですね。
それから、一気にバスで、羽黒山山頂を目指します!

山伏さんがお出迎え。
ご案内をしてくださり、時々ほら貝を吹いてくださります。
修験道のお山なのをひしひしと感じますよ。

そして向かいましたのが、三神合祭殿。
羽黒山、月山、湯殿山の三つの神さまが祀られています。
ただ、こういった拝殿があり、昔は仏像も安置されていましたが、
拝むべきはここではなく・・・。
この山自体がご神体なのでしょう。
こちらには、鎌倉時代の蒙古来襲のときに奉納されたという
鐘があるのですが、
蒙古来襲の時に祈ったら、池から龍神が出てきて、
風を起こして敵の船を沈め勝利したためだそう。
そのお池が、合祭殿前の鏡池です。
精霊さんもたくさんいそうです。
うっそうと茂った緑深きお山はとても気持ちがよく、
レンズの反射か分かりませんが、
ほんのり丸い球みたいなのも写りました^^

羽黒山には、2446段の石段がある、参道杉並木があります。
こちらは、ミシュランガイドにも景勝地として登録されているそう。

ちょうど雨上がりで緑が濡れて、本当に美しかったです。
本来ですと登ってお参りして下って、
というのが本式なのですが、
足が悪い方もいらっしゃるし時間がもかかるので、
下りだけ・・・。
けれど、濡れて滑りやすく、幅が狭く、
段の高さも不規則な石段のおかげで、
下りとはいえ、翌日以降、みんな大変でした(笑)。
石段を下ると、国宝の五重塔が。
こちらは、夜になるとライトアップをされるとのことで、
出かけたのですが・・・

幻想的で素敵でした~~~(*^-^*)
また、この日は修験の修業をされた方々が下山する日でもありました。

「六根清浄」と唱えながら歩く百名以上の山伏さんは壮観でしたよ!
山を下りたら、宿泊する宿坊の大進坊へ。
宿坊、初めて泊まります!
山を詣でる人のために宿泊場である宿坊。
雑魚寝覚悟だったのですが、この日は空いていたのか、
旦那さんと二人で18畳のテレビもあるお部屋でした(笑)。
こちら、羽黒山で採れた山菜などをメインにしたお料理。

ウドや、ぜんまい、名物のだだちゃ豆。
ごま豆腐が、もうめちゃくちゃ美味しくて、
目をつぶって、飲み込むのも惜しくいただきましたよ~!
たくさん感じた一日でした。
続きます!
明日から3日ほど、メールや対応などができにくくなります。
よろしくお願いいたします^^