臨済宗円覚寺派の横田南嶺管長が、座談会で、
お寺に入ってきた若い人たちへの修行について話していました。
今の人たちは昔とは教育もものの考え方も変わっています。
けれど、二つのことをすると、
今の若い人たちでもかなり変わることがあるというのです!
その二つとは・・・
「食事」と「姿勢」。
お寺での修行の基本のキは、
「自分たちでご飯を炊いて、自分たちが作ったものを食べること」。
「食べるものに感謝しなさい」といくら口で言ったところで、
なかなか通じません。
けれど自分で炊飯器などを使わずにご飯やお粥を炊いてみると、
失敗でもしたらなおさら
「食べるものを作るってすごいことなんだ」
と感じられるというのですね。
作物を育てたりしたらなおさらでしょう。
私のやっているちっぽけなプランター菜園ですら、
虫が付いたり、台風の風でトマトが折れたりすると、
「食べられるまでにするのは大変だ!」
としみじみするのですから(笑)
実際に自分で苦労して作って、
そして食べるときは、黙って食べることに集中する。
すると、食べることの大変さをちょっと理解し、
ありがたいことなのだと、実感できるんですよね。
「当たり前」と思っていると、
どんなに「感謝するといい」と言われても、
ありがたみが分かりません。
でも、自分がやってみて、
「どれだけ大変なことなのか!」
を実感すると、感謝せずにはいられなくなるんですよね。
また、食べるときに何かを見ていたり、
考え事をしていたら、食べ物の味も分かりません。
「食べることに集中」して、味わいを感じ尽くし、
自分の口にやってくるまでの道のりを想ったら、
食べることはもう
「スゴい体験型エンターテインメント!」
なんですよね(笑)
それと、「姿勢」。
この姿勢というのは、坐禅の時の、
「背筋を伸ばし、
下腹に力を入れ、
呼吸を深くし、
顎を引く」
という姿勢のことでしょう。
簡単に言うと、「腰を立てる」ということですね。
スマホに熱中していると、
つい頭が前に落ちて、背中とお腹が丸まり、
呼吸が浅くなりがちです。
そうするのをやめて、
スマホのときも
食事をするときも、
デスクワークをするときも、
「腰を立てる」ようにしてみるだけで、
そうするだけで、
頭から背骨、尾てい骨までピッと気が通り、
気持ちも頭もスッキリするんですよね!
腰をピッと立てているほうが、
仕事の能率が良いのは間違いないです!
「食べることを丁寧に。背筋を伸ばす」
若い修行僧でなくても、
実践してみると、
なんだか日々がありがたくなるし、
頭もスッキリして集中力が上がります。
ぜひ習慣にしたいですね!^^

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