「飛騨の円空」を見てきました。
荒削りで素朴な味わいのある円空の仏像。
美術の教科書で見たときから気になっていた仏像を
生で見られる機会です!
諸国を回った円空は、滞在した村々に仏像を残し、
5000体を超える作品を作ったそうです。
人々が大切になでたのでしょう、つやつやの仏さまもありました。
よく、仏師は「木の中に仏様がいるのを彫り出すだけ」
という人がいますが、金剛力士立像などは、
ほんとうに木目が顔の表情にちょうど良く、
「まさにそのとおり!」と思わされました。
そして、いくつもの仏像を見ているうちに気づいたことがあったのです。
それは、どんなに粗削りで、目やまゆが一彫りしかなくても、
口元だけは、穏やかな微笑をたたえるように
丁寧に彫ってあるのです。
江戸時代、重い年貢や飢饉など苦しいことも多かったでしょう。
けれど、仏様は微笑みながら見守ってくれている。
それにならって、自分たちも微笑みを忘れないでいよう。
そうすれば、極楽浄土に近くなる・・・。
そんな円空の気持ちが込められているような気がして、
1人で感激して涙ぐんでしまいました。
以前、京都の弥勒菩薩のお顔を思い出す、
「菩薩セラピー」というブログを書きましたが、
本当に微笑というのは強い力があると思います。
4月7日までです。機会があれば、どうぞ!

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