秩父三十四札所巡礼の旅 一番札所〜五番札所 | 仙台若林区小さなおうちサロン:AQUA”

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本来の自分に還る道
サロンAQUA”米沢英巫(まいさわえみこ)です
自分らしさを思い出し、あなたの光を解き放ちましょう!

第1番札所 四萬部寺を後にして

次に訪れたのは

第2番札所、大棚山 真福寺のお堂でした。


ご本尊として祀られているのは

聖観音菩薩。

 

山あいの細い道を

車でゆっくりと登っていきます。
「ここ、車同士すれ違えるのかな?」と

思うほどの細道を進み、

登ってから少し下った先に

五色の幢幡がはためく広い広場があります。

車を降りて奥へ進むと階段が現れ

さらに登っていくと

静かに佇むお堂がありました。

 

こちらは本堂ではなく、お堂のみの札所。


そしてここにも、回向柱が立てられ

観音様と五色の紐で結ばれています。

 

階段を登る途中の山肌には

たくさんの石仏が静かに安置されていて

まるで長い時を見守ってきたかのような空気感。


時間がゆったりと流れ

不思議な静寂に包まれた霊場です。

 

特に印象的だったのが

お堂の扉脇にある飾り窓。
円を組み合わせた花狭間模様

格子窓がとても美しく
しばらく見入ってしまいました。

こうした文様には

生命の循環や宇宙の調和、繁栄、

魔除けなどの意味が込められています。

 

秩父の観音札所には

「観音霊験記」という

縁起物語が伝えられているそうで

その物語を大きな絵馬として

奉納されている方がいらっしゃいます。


第1番札所でも拝見したのですが

この絵馬を見るのも

巡礼の楽しみの一つになっていました。

 

御朱印は別のお寺でいただく形になっており

細い山道を下った先にある

光明寺で拝受しました。

 

光明寺にはたくさんの水鉢が置かれていて

そこには睡蓮が植えられていました。


これから花の季節を迎える頃でしたが

もし一斉に咲いたなら

きっと極楽浄土のようになるのだろうな…

そんなことを想像しました。

こちらにも回向柱が立っていました。

 

そして、お手洗いをお借りした際に

見つけたのが入口に祀られていた

烏枢沙摩明王のお像。


「あれ、この明王様知ってる…?」

と、しばし考えて
「トイレだから、烏枢沙摩明王様だ!」
そんな話でゆかりさんと
盛り上がったのでした。

 

 

第3番札所は、開けた景色の中

山手にある岩本山・定泉寺。

こちらもご本尊は聖観音菩薩。

 


本堂とは別に、少し小高い丘の上に

観音堂が建てられていて

ここでも観音様と回向柱が

五色の紐で結ばれていました。

 

お庭も広くて

たくさんの石仏が祀られております。

 

こちらは見どころも多く

中でも有名なのが「子持ち石」のお話。


観音霊験記にも描かれている伝承で

この地に深く語り継がれていて

今でも子持ち石を目当てに
お参りにいらっしゃる方も多いとか。

 

そして何より圧巻だったのが

お堂に施された彫刻。


細部まで見事に彫り込まれていて、

思わず見上げながら

長い時間眺めてしまいました。

 

また、本堂手前には

「長命水」と呼ばれる井戸があり

この水は万病に効くという

言い伝えがあるそうです。
今回は飲まなかったのですが

こうした土地に残る伝説に触れるのも

巡礼旅ならではの楽しみだと感じました。

 

門前に安置されている仁王像の後ろ姿

山々の緑に映えてかっこいい!

 

お天気も良く、足取りも軽やかに

4番札所へ向かいます!

 

続いて向かったのは

第4番札所・高谷山 金昌寺。


こちらは、5年前にも参拝したお寺で

とても印象深く心に残っている霊場です。

ご本尊は、十一面観音菩薩。

まず圧倒されるのが、壮大な仁王門。


楼門形式になっていて、その堂々たる姿は

まさに霊場の入り口にふさわしい風格です。

 

二階部分には五百羅漢などが安置されており

門を見上げるだけでも

このお寺が長い祈りの歴史を

積み重ねてきた場所なのだと感じさせられます。

 

金昌寺には、まさに石仏の寺。

境内には実に

1319体もの石仏が並べられているそうです。


 

明治時代の廃仏毀釈によって

頭のない仏像も多くみられますが

それでもなお、観音像や羅漢像、十三仏など

数えきれないほどの石仏が

所狭しと並ぶ光景は圧巻!

 

境内には大きな観音堂もあり

こちらにも十一面観音菩薩が祀られていて

丸い窓からお顔をのぞかせています。

 

その脇にも、たくさんの仏様たち。

 

そして、その前に鎮座しているのが

「酒呑地蔵」。

酒樽の上にあぐらをかいて

徳利を持って座る姿が

なんともユニークで

表情もとても愛嬌があり

思わずこちらまで

笑顔になってしまうお地蔵様です。

 

観音堂の縁側には「子育て観音様」。

前に観た時にも

インパクトのあるお姿だなと

感じたことを思い出しました。

これまであまり見たことのない

どこか艶やかで優しいお姿。


赤子を抱き、乳をふくませているお姿で

慈愛に満ちたその表情は

どこかマリア様を思わせるような

雰囲気があり、

慈しみと深い愛を感じます。

 

お堂の脇を登っていくと六角堂があり

さらに奥へ進むと

ジオパークのような岩場が現れます。

その先には奥の院があり

岩屋の中には弘法大師が祀られていました。
自然信仰と仏教信仰が重なり合うような

独特の空気感が漂っています。

 

そして、このお寺で

もう一つ忘れられないのが

境内にある茶屋のようなお食事処。

5年前に来た時も立ち寄ったのですが

今回も地元のおじちゃん、おばちゃんたちが

昼間から楽しそうに集まっていて

なんとも温かい空間でした。

「映しちゃダメよ〜!」

なんて冗談を言いながら笑わせてくれる

気さくなおじちゃんおばちゃんたち。

 

地元の方が採ってきた山菜や

おばあちゃん手作りのお惣菜が並び
「どんどん食べなさい!」と

まるで“お接待”のように

振る舞ってくださるのです。

 

私はもりうどん、

ゆかりさんはもり蕎麦を注文。


天ぷらも付いていて

それがまた本当に美味しくて…。

ただ食事をするというより

その土地の人の温かさや

昔ながらの民間信仰の空気に

触れさせてもらっているような

そんな時間でした。

しかも、600円という驚きのお値段。

 

金昌寺は、仏教だけではなく

人々の暮らしや祈りが今なお息づいている・・・
そんな“生きた信仰”を感じられるお寺だなぁと

改めて感じました。

 

ヒメシャガもたくさん咲いていて

自然の中で静かに祈ることのできる霊場です。

 

 

次に向かったのは

5番札所 小川山 語歌堂。

こちらも本堂ではなく

お堂のみの札所となっていて

道路脇には立派な仁王門が静かに佇んでいます。

 

お堂は江戸時代に建立されたものだそうで

派手さはないけれど

長い年月をこの土地で見守ってきたような

どこか温かみのある空間でした。

 

納経所は、お堂の道路を挟んだ向かい側

少し奥まった場所にある
長興寺でいただきます。

門に刻まれた家紋でしょうか。

目を引きます。

 

長光寺へ向かう道すがら

お寺の畑でしょうか?

牡丹の花が美しく咲いていました。

花々が風に揺れる景色を
眺めながら歩いていると

時間の流れが
本当にゆっくりと感じられて

なんとも穏やかな気持ちになります。

巡礼の旅をしていると

こうした何気ない風景や

人の手のぬくもりに触れる瞬間が

とても心に残るのだなぁと感じます。

 

日常とは少し違う空気の中に
身を置いていること。
そのこと自体に、静かな喜びを感じる――。

語歌堂は、そんな感覚を
そっと思い出させてくれるような
札所でした。

 

 

 

 

今日はここまでとしましょう。

最後までお読みいただき感謝です飛び出すハート