皆さま、こんにちは!
昨晩ですがこんなニュースが流れてきました。
平成筑豊鉄道が令和10年度末に廃止が決まったですと!?
毎年10億円の赤字が続いていた平成筑豊鉄道。
存廃が議論されていたのは知ってましたが
廃止時期がこんなに早いとは思いませんでしたよ。
平成筑豊鉄道のオーナである福岡県や地元自治体等々が
公式に発表したワケではないので慌てませんが、
路線バスに転換したとして
人材確保は出来るのですかね?
我が地元の宮城県は運転手不足で
バス路線が次々と廃止になってましたが。
平成筑豊鉄道の沿線が楽しすぎるので
自分は再来月に年内4度目の訪問を企ててました。
今日は昨年訪れた平成筑豊鉄道から
伊田線・市場(いちば)駅の訪問記です。
伊田線が第三セクター化した直後の平成2年に開業した駅でした。
「市場」を名乗る駅は全国中にあります。
由来はもちろん近くに市場がある(あった)から。
今回もそんな想像をしながら
「へいちく」の市場駅に来たのですけど…
辺りを見回しましたが市場っぽいモノはなし。
それどころか田んぼしかないのですけど。
遠くからトラクターの音が木霊します。
市場や~どこいった〜?
後で知りましたが「市場」はここの集落名だそうで。
施設としての市場じゃありませんが
その昔、ここで定期的に「市」が催されてたことが
集落名の由来になったそうです(諸説あり)
ここに来て市場を探してもありませんので
念のために言っておきますね。
全線が非電化複線路線である伊田線。
そこに平成2年に設けられた市場駅は
相対式ホーム2面2線構造でした。
線路が小高い築堤上にあるので
市場駅のホームも小高い位置にありましたよ。
下からホームに上がる階段を見上げるとこんな感じです。
ホームがある場所の高さを感じて頂けるかな?
自分は駅に来ると、その駅の利用者の傾向を知るために
駐輪場を覗いてました。
停まっている自転車を見ると利用者の実数や層が
意外にわかるのですよ。
市場駅にも自転車が停まっていたので
見てたのですけど…
2台ともペダルが盗まれてるやん。
これって水道の蛇口や電線が盗まれるみたいなヤツ?
ちなみに市場の駐輪場はここではなく、
反対側のホーム(直方駅方面行きのりば)の真下に
屋根付きの立派な駐輪場があります。
部品を盗まれちゃうので
自転車は指定された場所に正しく停めましょう。
市場駅の南側に
伊田線の線路を潜る町道がありました。
ここでは歴史的な建造物を見ることが出来まして…
鉄橋を支えるレンガ積みの橋台を間近で見ることが出来るのです。
しかもお触り自由ときた!
市場駅がある伊田線の直方駅‐金田駅間が開通したのは
明治26年のことです。
よってこの橋台が竣工したのもその頃のはず。
竣工してから130年以上が経過したすごモノなのですよ。
ちなみにこちらの鉄橋の正式名称は「丁々坪橋梁」とのこと。
上下線の2線ともプレートガーター橋が架けられてますが
気になったのは仕様の違いです。
直方駅方面行きの下り線(画像の手前)側が明らかに古いのですよ。
伊田線が複線化されたのは明治44年ですので
上下線で違う年代の鉄橋が使われているのは当然でしたが…
下の画像の手前に見える上り線側はリベットの数が圧倒的に少なく
溶接箇所もあるので明治44年に架けられたモノには見えません。
丁々坪橋梁のガーター橋は移設されたモノの可能性もあり?
こんな発見があるからへいちくの駅めぐりは止められません。
お次は下り線ホームに入りましょう。
こちら側からも構内の全景を眺めましたよ。
最後は国土地理院のサイトに掲載中の
昭和50年撮影の航空写真で〆ます。
写真の中央付近が後に市場駅が設けられた場所でした。
写真に4両編成の気動車が写ってます。
今は単行列車が主体の伊田線からは想像できませんよね。
その代わり、国鉄時代は18往復の旅客列車が運行されてたのに対し
現在は34往復と、列車の本数はほぼ倍増されました。
平成筑豊鉄道の廃止の決定は
自治体にとって苦渋の決断だったと思いますけど、
最近の福岡県議のゴタゴタを見ていると
その判断が本当に正しかったのが
???な気持ちでいました。
へいちくは乗って見て楽しめる鉄道なので
同志の皆さん、乗るなら早いうちが吉ですからね!
直方駅
中泉駅
市場駅(令和7年11月8日)
赤池駅
人見駅
金田駅
糒駅
下伊田駅
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